小池百合子氏はツイッターを更新。「14日からの都知事選には推薦なしで出馬いたします。『都議会のドン』や一握りの幹部による都政運営を改め、都民のための『東京大改革』を進めます」と宣言。アベノミクスの減速で勢いが衰えたとはいえ安倍自民党と対峙するなんて、度胸のある政治家ですし緻密な計算もあるはずです。ただ石田純一氏は想定外だったのではないでしょうか?可能性は低いですが、石田氏が万一民進党推薦で出馬すれば無党派票を分け合うのは必至で結果自民・公明の組織票に勝る『増田寛也氏』有利に働き小池氏の当選は遠のくかもしれません。いずれにしても都知事選はカオス状態です。
石田純一はCMスポンサーに違約金を請求され、損得勘定で足が出て出馬中止へ
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告示が迫った東京都知事選(31日投開票)で、増田寛也元総務相(64)は10日、出馬を表明した上で自民党都連に推薦を依頼。一方、小池百合子元防衛相(63)は推薦願を撤回し、退路を断った格好だ。分裂選挙が必至となる中、2人は対照的な表情を見せた。
小池氏が自民党本部(東京都千代田区)にある都連事務局を訪れたのは午後8時すぎ。報道陣が殺到する中、淡々とした様子で「これからの戦いで推薦をちょうだいするのは難しい」と取り下げの理由を説明した。小池氏は「明日(11日)にも進退伺を出す」と述べ、自ら離党することについては否定した。
小池氏は1日に推薦願を提出していたが、独断で出馬意向を表明したことに都連が反発しており、ある都連関係者は「今回の取り下げも事前の連絡がなかった」と不快感を示した。
一方、小池氏の約40分後に都連事務局を訪れた増田氏は都連幹部らが見守る中、「岩手県知事を経験した実務能力を生かし、都政の混乱を収めていきたい」とアピール。推薦願を受け取った石原伸晃都連会長が「明日もう一度、都政にかける意気込みを示してもらい、こちらで検討させてもらいたい」と応じると、都連幹部からは「がんばれよ」と歓声があがった。
その後、報道陣の取材に応じた増田氏は「都政を担う覚悟を決めた。実務能力があるということで、背中を押してくれる人もいた」と上気した様子で語った。