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自民、増田寛也氏擁立で都知事選一本化!自民分裂選挙へ

2016-07-04 11:22:13 | 日記

混迷を続けた、自民党推薦都知事候補、どうやら『増田寛也氏』で決定の様です。ハシゴを外された自民党小池百合子議員が自民党を離党せず出馬するのかが、次の焦点になりそうです。分裂選挙の場合には民主党推薦の候補も含めて3つ巴、今後の政策がカギになりそうです。都議給与の大幅カット、前舛添知事が、韓国人学校に貸し出しを約束した都立高校跡地の白紙見直し、舛添前知事の疑惑の解明などが争点になるでしょう。現状維持を決め込む自民党都議団の推薦を受ける形の増田氏には世間の風は逆風です。いずれにしても混戦です。

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舛添要一氏(67)の辞職に伴う東京都知事選(14日告示、31日投開票)の候補者について自民党都議団が3日、都内のホテルで緊急会合を開き、前岩手県知事の増田寛也氏(64)に一本化したことが分かった。4日に都連所属の国会議員による会合で申し入れ正式に決定する。自民党からは、すでに小池百合子元防衛相(63)が出馬を表明しているが、党としては推薦しない方向。小池氏が離党しない場合は、自民党にとって1991年以来となる分裂選挙となる。

 混迷を極める自民党の都知事選の候補者が、ようやく固まる見込みが立った。この日の会合で出た結論は「増田氏の推薦」だった。

 猪瀬直樹元都知事(69)、舛添氏と、自民が推薦した都知事が2代続けて任期中に辞職したことにより、慎重に進められてきた候補者選び。都連では人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔(34)の父親で前総務事務次官の桜井俊氏(62)に6月29日に出馬を要請したが固辞されていた。

 そんな中、急浮上したのが増田氏。この日の会合では推薦する理由として「首長としての実績があり、実務能力にたけた人物だ」と高い評価を得た。都連への相談がなく、突如出馬を表明した小池氏に対しては反発も多く、ある都議によると「増田氏を推すということに異論はほとんど出ず、候補者選びが紛糾することはなかった」と事実上、満場一致での増田氏への一本化だったという。都議団の宇田川聡史幹事長は「増田氏と都政を歩みたい」と述べた。

 4日には、都連所属の国会議員を集めた会合が開かれる。ここで都議団の意向を党本部へ伝える。ある議員は「(増田氏で)大勢は決した」と話しており、増田氏の推薦はすんなり決定する見込みで、これを受けて正式に出馬を要請する運びになる。

 一方、小池氏に対しては、石原伸晃都連会長(59)が5日午後に会談を行い、党として推薦しない方針を伝えるという。1日に都連に対して推薦を依頼する文書を提出していたが、認められない公算だ。小池氏が4日の会合に出席すれば、この席で最後通告が下される可能性もある。

 ただ、小池氏は2日に「名誉ある撤退は私にとって不名誉。(党の)支援を得られても、得られなくても着々と準備を進めていきたい」と強調していた。自民党から推薦されなくても出馬する意志を見せており、分裂選挙となる可能性が高くなった。

 この日、増田氏は日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜・後6時)に出演。出馬について「知事、総務相時代の実務能力を評価してくれているのだったら光栄」と話したものの、出馬するか否かについてはハッキリとした意志を示さなかった。

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