『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

藤井聡太二冠・名大付属高校を自主退学

2021-02-18 06:52:16 | 日記
藤井2冠は「将棋に専念したい」と3年生として所属していた高校を自主退学したことが明らかになりました。
因縁のある加藤九段は「将棋一筋の覚悟を決めた証かと。益々の飛躍に期待します。私の場合に限っていえば、早稲田大学へ進学した経験が今に生きているが、各自の信念に基づき己の道をゆくことが人生肝要と考えます」
「将棋界は中卒棋士が多い印象を持たれているが、他方で東大、阪大、早大等の最終学歴の棋士も存在する。その多様性こそが将棋界全体の奥行きの深さにも繋がっているように思う」として「完璧な実力主義の世界ゆえ学歴は直接の意味を成さずとも、長い人生の旅路を歩む上では学問がまた生きる糧となることもある」と自身の最年少2冠記録を破った後輩棋士の健闘を祈った。
極論を言えば才能がない人は大学や院にいきそこそこの仕事に就いた方がいい。しかし、完璧な実力主義に生きるものものには必要はない。学歴があると返って覚悟が揺らぎ、完璧を求め努力を怠らず、天才になれなくなるということですね。

以下抜粋コピー
 高校を自主退学していた将棋の藤井聡太2冠(18)の師匠杉本昌隆八段(52)はその決断について「出席日数が足りなくて退学という形になったのではないでしょうか」と語った。この日、第71期王将戦1次予選(本社主催)の対局が大阪・関西将棋会館であり、折田翔吾四段(31)に敗れた。藤井からは、相談というより報告に近い形での連絡があったという。
 史上最年少でのタイトル奪取、しかも2冠に輝いた今年度は生活が一変したという。コロナ禍による休校期間を経て、授業再開のタイミングと棋聖戦5番勝負、王位戦7番勝負のタイトル挑戦が重なった。
 「タイトルを2つ獲ってからは学校へ行く時間がなかった」と多忙ぶりを物語る一方、「本人もそこまで卒業にこだわってなかったのかも知れません」と背景を説明。自らは高校進学を選択しなかった。21歳でプロとなる四段に昇段するが、当時は義務教育を終えると将棋に専念する奨励会員が多かった。記録係を務めれば、日付をまたぐ対局にも付きっ切りになる。「(高校には)2年あまり通えた。そこには意味があったと思います」と振り返った。
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