『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝北方領土返還拒否を表明 プーチン大統領❞改正憲法絡め

2021-02-17 07:50:26 | 日記
安倍前首相はプーチン氏と30回近く会談して北方領土問題の前進を図りましたが、何もなく、安倍氏が退陣しました。日本側からの提案はプーチン氏にとって譲歩する決め手がなかったのでしょう。安倍前首相は熱意はあったけれどロシアは熱意でほだされる国ではありませんでした。ロシア国内世論は北方領土が戦略的エリアであり返還への理解はありません。 菅首相では話し合いにはならないと踏んだのか?ロシア国内事情なのかは分かりかねますが4島返還は夢の又夢、2島返還すら遥か彼方に遠のいてしまった感です。
以下抜粋コピー
ロシアのプーチン大統領が、公開されたロシアメディアのインタビューで、領土の割譲禁止を盛り込んだ昨年7月の憲法改正に関連し、「日本との関係は発展させたいが、憲法に反することは行わない」と述べた。北方領土の日本への引き渡しを否定したともとれる発言で、今後の日ロ交渉がさらに難しくなる可能性がある。
 インタビューは10日に行われたといい、一部が14日に公開された。プーチン氏が、領土の割譲禁止を定めた改正憲法に絡めて、今後の日ロ関係についての考えを表明するのは初めてとみられる。改正憲法は、「領土の割譲に向けた行為やその呼びかけは認められない」と規定している。
 ただ、改正憲法には「国境の再画定」を例外とする規定もあり、北方領土交渉は今後も可能との見方もある。プーチン氏はこの点について、「ラブロフ外相に聞いてくれ」と述べ、今後の領土交渉の方針については明言しなかった。日本への強硬姿勢を国内向けにアピールする一方、領土交渉の可能性を完全に否定することで日本からの投資拡大などを含む日ロ平和条約交渉の協議全体に影響するのを避けたとみられる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする