『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

7月4日に投開票される東京都議会議員選挙「衆院選挙の前哨戦・関ケ原合戦」

2021-06-21 07:23:22 | 日記
政局の焦点は6月25日告示、7月4日に投開票される東京都議会議員選挙7月23日に開幕する東京五輪・パラリンピックに移ります。
都議選は秋にも行われる衆院解散・総選挙の前哨戦とされるだけに「関ケ原の合戦」と各党の鼻息は荒い。自民党が先週末、東京都
内の全選挙区で行った世論調査の結果によると、前回は55議席を獲得して圧勝した小池百合子・東京都知事が率いる都民ファースト
の会(以下は都民ファ)が、今回は6~19議席と厳しい予測となっていた。前回は23議席とかつてない惨敗となった自民党は今回48
~55議席という予測で勢いを盛り返している。前回は都民ファ、今回は自民党と組む公明党は14~23議席と横ばい。野党の立憲民主
党は前回の8議席から今回は20~26議席まで躍進しそうだ。共産党も18議席から今回17~23議席と伸びるという予測となっている。
「ここまで減るとは。絶望的な数字ですね…」と都民ファの現職都議は話す。前回は小池旋風で自民党候補を次々に破った都民ファ
の候補たちだが、今回は与党として逆風を受けることになった。前回の選挙後、都知事という立場から小池氏は都民ファの「特別
顧問」と一歩、引いたような肩書きになった。また、都議選では対立しても、小池氏は都政運営では政権与党の自民党との関係修復
を図った。小池氏のダブルスタンダードなどに反発し、都民ファで“内紛“が勃発。「ファーストペンギン」といわれた上田令子都議
音喜多駿前都議ら数人が相次いで離党した。「都民ファといえば、小池氏の党というイメージ。しかし、肝心の小池氏が今回は全面
にでないということで、候補者たちは自分の名前で戦わねばならない。前回のように小池氏が応援に入ってくれると勝負になるが
今回は応援はないと聞いている。非常に厳しい選挙になる」都知事の任期がまだ3年ある小池氏。かねてから国政復帰も噂される
中で、自民党の二階俊博幹事長とも最近、頻繁に連絡を取り合っているという。その一方で東京都は新型コロナウイルス対策
7月23日から開催する東京五輪・パラリンピックという大きな問題に直面している。「小池氏にしてみれば、コロナ禍の五輪開催
で大変な中『都議選まで構ってられない』とぼやいている。都議選の話をすると、機嫌が悪くなりますね。一期は経験したんだか
ら、しっかり自分でやりなさいと所属の都議らに言っているそうです。しかし、小池氏の風だけで当選した都議ばかりですから
半分以上は淘汰されるでしょう」(小池氏と近い自民党幹部)国政復帰が囁かれる小池氏。都議選惨敗となれば、政治生命の危機
に直面する可能性が大だという。前出の自民党幹部が言う。「小池氏が二階幹事長とコンタクトを頻繁にとっている理由の一つは
都議会対策でもある。都民ファが負けても、自民党と組めるように根回しをしているようだ。五輪後に解散総選挙が行われれば小池
氏は都知事を辞めて、国政復帰すると読んでいます。自民党に再入党するのか、都民ファをベースに戦うのか維新などと組むのか
まだわかりません。しかし、都議選で都民ファが惨敗すると、国政復帰の道が絶たれるだろう。都知事の任期満了が政治の花道になる。
しかし、彼女は自民党総裁、首相の座をまだ諦めていないはず。カメレオンのように突然、豹変する小池氏ですから、油断なりません」

以下抜粋コピー


選挙ドットコムでは、6月12日(土)・13日に東京都内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット
調査を同じ設問で同時に行う方式)による意識調査を実施しました。 調査概要:調査は令和3年6月12日(土)と13日(日)に実施。
日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査で1009件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)
で1,000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査ではスマートフォン
アプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
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