秋におこなわれる衆議院選挙の前哨戦東京都議会議員選挙が明日公示されます。今回、都民ファーストの会は2017年
のときのような勢いはない。小池旋風の風に乗って当選した人が多く風のない、通常の選挙のための後援会組織づくりを
し地道に選挙を行うノウハウがない。また、選挙を勝ち抜くための候補者調整などもあまり行われていない。さらに、選挙
後を見据えた小池都知事は自民党や公明党との関係悪化を避けるために、都民ファーストの会との関係も微妙であり、しか
も現在体調悪化で入院中です。自民党は新型コロナウィルス対策、東京オリンピック問題などもあり、政権、および政党と
しての支持率に勢いはなく、状況は決して追い風ではないものの、今回は公明党の推薦を得たこと、前回2017年に歴史
的大敗となったため大きく議席を回復するだろう。特に1人区では多くの選挙区で勝利を収める見込みで、47~50議席獲得
出来るとの予想です。小池都知事は自民党と公明党の選挙協力に楔を打ち込み、かき回しましたが、結局公明党の支援を
失い、大敗しそうで、その失われた議席は公明党と再度選挙協力を組む自民党と日本共産党や生活者ネットとの選挙協力が
今までになく進んで、大きく議席を伸ばす可能性の高い立憲民主党に流れそうです。
以下抜粋コピー
獲得議席予想
( )…2017年前回都議選での獲得議席数
自民党(23)43+12 47議席から50議席になる可能性が高い
公明党(23)23−1 全員当選の可能性が非常に高い
都民ファースト(55)18-9 15議席未満の可能性が高い
共産党(19)16±5 最後の1議席を争っているところが多く流動的
立憲民主党(7)21±4 少なくても18議席にはなる見込み
維新(1)2±2 1議席の可能性が非常に高い
れいわ 0+2 議席獲得できるか流動的
国民民主 0 議席獲得は非常に難しい
ネット(1)2±1 2議席は確保できた見込み
無所属(野党系)2-1 都下での複数の候補が議席に届く可能性が強くなった