一体どうしてしまったのでしょうか?緊急利下げ発表後に日本時間朝方の米株価指数先物や日経平均先物の急落、東京市場でまさかの売りが波及しそうだ。前週末の米国株の急騰に加えて、日本時間の朝方6時過ぎに発表された米連邦準備理事会(FRB)による1.0%の緊急利下げ(政策金利は0~0.25%)などを材料に一旦は買いの動きが強まりそうだと予想していたが、緊急利下げは目先の材料出尽くしと捉えられているのか、時間外の米国や日本の株価指数先物は下げの動きが優勢となっている。前週末の米国市場は、トランプ大統領が記者会見で国家非常事態を宣言し、最大500億ドルの資金活用などを表明したことから、景気対策への期待感が膨らみ、NYダウは過去最大の上げ幅を演じた。シカゴ日経225先物も一時18000円台を回復しており、日経平均も大幅な反発が想定されていたため、当然買い気が波及すると見ていたが、上述した背景から売り優勢で始まるシナリオに変わりそう、株式相場は投機的で流動的です。日銀が政策決定会合を緊急開催です。株式市場を守るため、ETF増額買取を前倒しで今日からでも行うのでしょう。
以下抜粋コピー
米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、1%の緊急利下げを決定したと発表した。主要政策金利を年0~0.25%とし、事実上のゼロ金利政策を導入する。新型コロナウイルス感染症による景気悪化を防ぐのが狙い。事実上のゼロ金利政策の導入は2015年末以来、約4年ぶり。同時に市場に大量の資金が出回るようにする量的金融緩和政策の実施も決めた。また日米欧などの6中央銀行は15日、資金供給の強化で協調行動を取ると発表した。FRBは今後数カ月で米国債などを7千億ドル(約74兆6千億円)購入する。
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