即身成仏義
仏身すなわちこれ衆生身、衆生身すなわちこれ仏身なり。不同にして同なり。不異にして異なり。
仏・法・僧は三つであり一つである、身・口・意も三つであり一つである、心・佛・衆生も三つであり一つである。自分と仏と衆生も三つであり一つである。 . . . 本文を読む
覚鑁上人は、嘉保2年6月17日(1095年7月21日)に肥前国藤津庄(現:佐賀県鹿島市納富分)に、惣追捕使の父伊佐平治兼元の三男としてお生まれになられました。その後出家され、求聞持行九度目に覚りの境地に入られ、平安末期に密厳国土即極楽浄土を唱えられ、また「内観の聖者」といわれるように大日如来と自己の一体観を深く修せられた方といわれています。いまでも長谷寺で毎朝おとなえされている『密厳院発露懺悔文 . . . 本文を読む