原文「無辺の生死、何んが能く断つ(むへんのしょうじ、いかんがよくたつ)
唯だ禅那正思惟のみ有ってす(ただ ぜんなしょうしゆいのみ あってす)
尊者の三摩は仁譲らず(そんじゃのさんまは にんゆずらず)
我れ今讃述す、哀悲を垂れたまえ(われいま さんじゅつす あいひを たれたまえ)
訳・・自我にこだわって無辺に生死し苦悩するわが身をどうすれば救うことができるか。
それは . . . 本文を読む
神道大意、吉田兼倶・・6
忌の字は己の心と作れり。これをもって知るべし。しかもこのごとくなりといえども、肉身を受ける者は喜ばざればあるべからず。怒らざればあるべからず。哀れまざればあるべからず。楽しまざればあるべからず。欲あらざればあるべからず。畢竟過不及が則ち災難となり、過不及が則ち諸病となる。是を去る者は中なり。中とは神なり。神を知るを悟るといふ。神を知らざるを迷いといふ。(中道を悟りとする . . . 本文を読む