今散歩時にはコロナ対策で人込みを避けて住宅地の裏の方を歩いています。すると街並の途切れたところにはそれぞれ道祖神が祀られています。馬頭観音様、青面金剛様、お稲荷様、お地蔵様など・・。
そういえば、昔は疫病を防ぐために道祖神を祀っていたことを思い出します。
「日本 民俗事典」によると、「道祖神は、人間が集落を成して社会生活を営んだ原初の段階から自分 たち仲間の生活の安全を守るべく邪霊悪鬼の類が立 ち . . . 本文を読む
神前読経の必要性、その4
『律苑僧宝伝』に蒙古襲来時の興正菩薩叡尊の祈祷がでています。
男山八幡宮で仁王会を開き、愛染明王法を修したとき、八幡宮の中から声がして「上人が外嫡を降さんがため大法を勤修するので吾まさに祐佐すべし。」と言い終わって一筋の光が社殿から西に向かって発したのち大嵐となり、九州では兵船数万隻が沈んだ、とあります。
『律苑僧宝伝』(近江國東方山安養寺の中興開山戒山慧堅(一六四九 . . . 本文を読む