神前読経の必要性。聖徳太子作と伝えられる「説法明眼論」に般若心経の神前読誦を進めています(注1)。また大山光淳師も「修法の時般若心経を読誦して神明に法味をささげその威徳をまして擁護を願う(注2)」としています。
・(注1)「説法明眼論」に般若心経の神前読誦を進めています。「神分品第十一
此について五種の別あるべし。
一、勧請神分 必ず須く権実の諸神を勧請し奉るべきが故なり。
二、除障神分 . . . 本文を読む
コロナの症状は咳が止まらないということのようです。昔の日本人も咳には相当悩まされていたようです。
柳田国男「日本の伝承」には「咳のおば様」として、本所の証顕寺の石像、築地の稲葉対馬守の中屋敷の石像、広島市の空鞘八幡の道祖神、川越の広済寺、甲州の八田、上総俵田の子守神社、下総臼井の石の小さな祠、高崎の大師石、長岡長福寺の十王堂等が紹介されています。昔の日本人も咳には特別に悩まされていたようです。また . . . 本文を読む