Fukunosukeです。
ルームチェンジ後の部屋を確認した後は、セント・レジスのスパ。
前回は見学だけだったので楽しみ。
そういえば、ここは蝶がモチーフなんだよね。
準備ができるまでここで待ちます。ひざ下にあたる日差しが暑い。
きれいだね。
何気においしいジュースでした。
スパルームも豪華です。
バリのスパはピンキリ。料金と満足度が相関しないこともあるのですが、
さすがにここは施設も施術もピンの方でした。気持ちよかった。
で、チェックを済ませてバギーを待っていたら、先ほどルームチェンジを申し
出たマネージャー氏が再度登場してビックリ。僕らの後をつけてるの(笑)?
驚く我々にお構いなしに「部屋はどうですか?騒音は大丈夫ですか?気に入って
貰えそうですか?」と、それこそ詰め寄る勢いで質問攻め。
ちょっと怖いくらいでしたが、部屋を気に入ったことを伝えるとひどく安心
した様でした。
部屋のカテゴリーが上がってしまったので、差額を払うのか聞いたところ、
「とんでもございません。もちろん無償です」との二つ返事。
さらには、「明日チェックアウトのご予定は何時ですか? 2時?
ではその時間まで自由にお部屋をお使いください」と、
ちょっと長めの部屋利用まで申し出てくれました。
今どきは個人客のクチコミが大きな影響を与えかねないから、クレーム客には
全力で対応するのだろうけど、すごい。マネージャー氏はどこにでも現れて
便宜を図ってくれようとします。
ひとしきり話したら、バギーでロビーまで送ってもらいました。
(マネージャーはこの人じゃないです)
こらこら、あんたが運転しちゃいけません。
もとい。気がそれました。
今回のホテル側の対応には、「絶対に不満のままこのホテルから出さないぞ」
という意気込みが伝わって来ました。
いや、トラブルが起きる前にやることがあっただろうという気もしますけど。
だけど、セント・レジスのスタッフの現場対応力は素晴らしかったです。
少なくとも、日本のホテルでここ以上のところは経験したことがない。
コストの計算とホスピタリティの問題は天秤だとは思います。
でも、今回の滞在でホテルは赤字を出してまで我々に対応したとは思わない。
「日本のおもてなしは世界一」とかって言っているホテリエがいるなら、
全員まとめてバリに研修に行けばいい。 行って感じてくるべきです。
2020に間に合えばいいけど。
何で僕がバリを好きなのか、その一つの理由が理解できた次第です。
という、バリ愛を深める滞在でした。