Fukunosukeです。
小淵沢の駅からほど近い所に、井筒屋という鰻屋さんがあります。
「熟成鰻?」 え?ジュクセイウナギって言いました?
えーウソでしょう?鰻を熟成なんかさせたら泥臭くて食べられないのではないですか???
いや。物を知りませんでした。逆なんだそうです。寿司ネタ同様旨味が増すだけでなく、臭みも無くなるんだそうです。
へー。
お店はとても古い建物の様ですが、改装したとのことで店内は垢抜けています。
鰻屋じゃないですよね。東京にだってこんな洒落た鰻屋はそうそうないと思います。
鰻の肝煮。おー。鶏もつ煮同様、煮詰めすぎていないのでとっても塩梅がよいです。
何だか見慣れないものが出てきました。竹めしって書いてあります。
うわ、これはなんと!竹の中に鰻!
たれ焼きの鰻ご飯と、、、
白焼の鰻ご飯。なんと贅沢な!
自分で好きに器に盛って食べます。
この白焼きの鰻ご飯、すごいです。熟成した鰻は焼くと皮目が揚げたようにパリパリ。身もいい感じに水分が抜けて旨味も濃い。ご飯に青ネギが乗っているのもアクセントです。白醤油(?)のたれをちょっとかけて食べましたが、これまで食べた鰻ご飯とは全然違う。僕はこれ大好きです。
タレの鰻ご飯も美味しいです。けれど、熟成鰻としての醍醐味はやはり白焼きかなあ。
hiyoko:「ンまい」
こういう鰻料理があることを知りませんでした。鰻って奥が深いかも。僕にとって美味しい蕎麦のベクトルってひとつしかないのですが、それに比べると鰻料理は多様(僕にとっては、です)。
もっと知らない鰻の名店があるんだろうなー。探求してみたくなりました。