Fukunosukeです。
シンガポールに立ち寄ったのはこちらに訪れるためです。
和食割烹の瑞兆。マンダリンオリエンタルホテル内にあります。
香港でスタートしたこちらのお店は、24年4月時点香港ミシュラン一つ星。そのシンガポール店となります。24年には東京ペニンシュラにも出店したそうです。
その瑞兆シンガポール店に、長年追いかけている髙橋シェフが料理長として就任されたのです。
大将お久しぶりです!
またお会いできて良かったです。
思えば、京都桜田で腕を磨かれた髙橋シェフを、
と追いかけて、とうとうシンガポールまで来てしまいました。特に縁もゆかりもないただの客です。どうしてここまで執着するのか我々も不思議。何か見えない縁があるのかな。
では、いただきます。
こちらは懐石ではなく割烹スタイルだそう。主役級の美味しいものが次々出てきます。
蒸し鮑
おお、自分が海外にいるということを一瞬で忘れる本気の和食です。海外の日本料理店なので奇をてらった料理が出るのかなと思っていましたが、一皿目で安心しました。
二品目でA5和牛。これが割烹スタイルということですね。
椀物は金目鯛 。
出汁の取り方は与志福時代と違うそうですが、何だか懐かしい大将の味がしました。
鯛、鮪、烏賊の造里
白海老の軍艦
小鍋
具はアコウダイ(目抜け)、筍、春菊、葛彩麺。美味しい。
日本でもなかなかお目にかかれないくらい見事なバフンウニが披露されました。
おお、手巻き寿司の手渡しスタイル。この辺の演出は海外和食っぽくて楽しい。
鮪の手巻きずしの上に先程のバフンウニがトッピング。なんかもう、オリンピックのトーチを託された聖火ランナーの気分。
螢烏賊と筍の炊き込みご飯。
一膳目はそのままで。とてもいい味です。
二膳目は出汁茶漬けで。 これもまたいい。
hiyokoのバースデープレートを用意していただきました。 いきなり最大級のhiyoko祭りです。
へー、海外の和食店のバースデープレートはこういう感じになるのか。雅な感じです。
デザートはこの他に、 、、
アイスクリームと作り立てわらび餅の最中。わらび餅とアイスの組み合わせって美味しいですね。最中の皮も最上等じゃないでしょうか。
いやあ、お見事です。ごちそう様でした。
今時はこういうクオリティの日本料理が海外でも食べられるのですね。日本で食べる和食同等、もしくはそれ以上です。
食材は週4で豊洲から仕入れるそうです。調理法だけでなく、食材も全て日本の物を使うからここまでの完成度なのだと思います。海外できちんとした日本料理を提供するということはとんでもなく大変。頭が下がります。
大将ごちそうさまでした。これからもご活躍を祈念しております。
今回の旅は、いきなりクライマックスから始まってしまいました。