Fukunosukeです。
二日目の朝は、昨日行った大正池に再訪し、朝もやを見ます。
まずホテルからタクシーで大正池まで行き、そこから昨日と同じコースを辿って帝国ホテルに戻ってきます。
タクシーの運転手さんが言うには、大正池湖畔より少し先の東電取水場あたりからだと大正池の全貌が望めるということでそちらまで車で行きました。
■大正池(東電取水口付近) 8月4日 朝6時
大正池の東電取水場にて。わぁ、いきなり涙出ちゃいそう。
もう何ということでしょう。この世のものと思えない風景が広がっていました。すごい。すごすぎる。
左から右まで、180度こんな景色です。言葉が出なくなる。
幻想的です。実際の景色を目の当たりにしているのに「CGじゃねの?」とか思ってしまうくらい、見たことのないような風景でした。
hiyoko「感動したでござる」
凪いだ早朝の水面は水鏡の様。靄が薄くなるとこんな感じでまたきれい。
この日は8月4日ですが、朝の6時から8時くらいの間は靄が出たり晴れたり。畔の方に移動します。
■大正池畔 8月4日 朝6時半
昨日の日中に見た景色とは全然違う印象です。立ち枯れの木が一層神秘的です。
ファンタジー映画ならドラゴンが登場しそうな場面ですが、鴨がやって来ました。平和でいいね。
7時半頃。靄は段々薄くなってきました。
今日もヤケダケだー!
それ気に入ってんのか。。。
穂高の頂上は雲に隠れています。午後の雲は穂高の後ろから覆いかぶさるような雲ですが、朝の雲は穂高の手前に沸く雲です。
朝もやの大正池、素晴らしかったです。夏の名物だそうです。夏に上高地に行くことがあれば、万難を排して見に行くことをお勧めします。
朝の光が差し込む森の中を昨日と同じコースで歩いていきます。日中は暑いですが、朝方はひんやりと気持ちがよく、森の中もフレッシュな感じです。
何か神秘的な生き物に出会ってしまいそう。
いや熊に出会ってしまうかも。このあたりでも出没するらしいです。
hiyokoは帝国ホテルで調達した熊鈴をつけて備えます。
最初hiyokoは「よし、クマに出会ったらこの鈴をチリリと鳴らせばいいのね!」ととぼけたことを言っておりました。
「どうかなー、それじゃ遅いんじゃないかなー」と諭して鳴らしながら歩かせたのですが、帝国ホテルのクマ鈴は思いのほか音が大きく、アイスクリーム屋さんとハイキングしているみたいで閉口しました。
「熊に出会ってから鳴らせばいいよー」っていえばよかったかな。
■田代湿原~田代池 8月4日 7時15分頃
田代湿原まで来ました。時間帯が違うとまた少し雰囲気が変わります。穂高連峰の上の雲はきれいになくなっています。
田代池も幻想的で美しい。背後から差し込む陽光に木々がキラキラときらめいています。
もう少し早い時間にこちらに回って、田代池の朝もやを楽しむのもよさそうです。
何かがいそう。何かが出てきそう。神秘。
田代池を後にして、田代橋に向かう林間コースへ。
朝の森は大変に気持ちいい。
高原の小さな花たち。
鴨の親子。子鴨が堰を切ったように水に飛び込んでいきます。
森の奥の小川では、所々まだ薄く靄がかかっています。
お。サルだ。一匹だけ。
タクシーの運転手さんのお話では、ハイキングコースにいる単独のサルは群れのボスであることが多く、周辺には群れのサルたちが潜んでいるのだそうです。この時は全く気配を感じず仲間がいるかはわかりませんでした。
目を合わせると「やんのかテメー!」とオラついてきます。目を合わせないようにそーっと横を通り過ぎます。サルも同様にそっぽを向いて通り過ぎます。すごい。人間とサルの間にそういうお約束が成立している。
■上高地帝国ホテル 8月4日 8時
大正池に朝6時に行って、8時に帝国ホテルまで戻ってきました。
昨日は午後1時から3時くらいのハイキングでしたが、暑くて半袖Tシャツでも汗をかきました。朝は20~25度くらいでしょうか。長袖Tシャツまたはウィンドブレーカーを着て歩く感じでちょうどいいくらいです。空気もきりっとして眺める景色もフレッシュです。真夏に上高地に行くのであれば、朝ごはんの前に早朝ハイキングを計画するのがいいと思います。
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