ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

蟹合宿03_町屋一棟貸にチェックイン

2025-03-12 19:39:55 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

実家に着きました。

 

いや違います。

 

一棟貸しの町家です。今日は買ってきた蟹をここで食べようって魂胆です。なるほど!

 

 

外観は古い町家ですが、家の中は快適にリフォームされています。 

玄関の頭上は吹き抜けになっていたり、

 

床暖房の入ったリビングダイニング、

全室エアコンは壁内に埋め込まれています。凝っています。

 

hiyokoはキッチンの備品を調べています。食器や調理器具もバッチリ。蟹鋏までありました。Good! 

 

立派なキッチンです。

 

シンクだってこんなに広い。

改装には結構お金をかけているみたい。感心しました。

 

 

 

寝室は六畳が4室。

 

こちらは炉が切ってあるので茶室だったのかな。

 

洗面の床も床暖房。浴槽は木の浴槽でした。

この他、2階にもシャワーと洗面があります。トイレも2箇所あるので家族で使い分けもできます。

 

 

坪庭があって、

 

庭木は雪つりしてあります。 金沢情緒あります。

 

風情のある立派なお家です。しかも快適。これは素晴らしい。このまま住みたくなります。このとき4人で泊まって5万数千円。一人1万円ちょっとでしょうか。すごい。

 

ひと息つく間もなく宴会の準備に取りかかります。包丁人味平が刃を振るいます。頼もしい!

 

hiyokoもガンバレ〜。

 

 

なんだか興奮してきました。

 

 

 


蟹合宿02_金沢港いきいき魚市で大フィーバー

2025-03-08 08:50:33 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

金沢港いきいき魚市。ここは漁港に隣接しており、漁師から仲買人が買い付けた魚介をそのまま店頭に並べるお店が集まっています。安くて鮮度がよいのだそうです。

 

ということは、買うつもりなんですよね? 旅先だっつのに、なま物を買うんですね?

 

はい。今日はここで海産物を仕入れるのです。

 

まじかー。

 

 

こちらは上島商店。一番流行っていました。

 

向かいのじゅうふく水産も競っています。

 

ズワイ蟹!本日のお目当てです。にしてもなんじゃこりゃー!ちくちくしそう!

 

 

ただのずわい蟹ではなくて加能カニです。ブランド蟹です。

 

カニだけじゃない。北陸と言えばいろんな海老!

 

ピカピカのお魚もあります!みんな目の色がきれいで新鮮!

 

このまま醤油かけてかじりついてもいいですか!?

 

 

いやあ、落ち着けもちつけ。早めの昼飯を食べていったん頭を冷やしましょう。市場内の立ち食い寿司屋に突入。

 

お店の名前が優勝??本日の我々の様です。実はこちら、すし処みくりという二つ星のお寿司屋さんがプロデュースする立ち食い寿司屋なのだそうです。そりゃ美味しいに決まってますね。優勝です。

 

こちらが今日の握り一通り。

 

なんかもうにやけ面が止まりません。勝利の乾杯をしましょう。

 

アオリイカ。トロトロだあ。

 

甘エビ。新鮮な甘えびはプリッと歯応えあります。おいしい。

 

ズワイ蟹もお寿司になります。身の繊維一本一本がほわっとしています。大根おろしがいい感じです。

 

鮪もなかなか。でも鮪については山幸で仕入れているそうです。豊洲なのか。意外。

 

穴子ではなくてうなぎ。これ美味しかったです。ふわっふわです。

 

うぇー食った―。これで東京に帰っても悔いないよね。

 

というわけで後半戦の仕入れも続けます。でっかい水蛸!

 

茹で蟹だけでなく活蟹もあります。毛蟹までいます。毛蟹は輪島の辺りで獲れるのだそうです。そうなんだー。毛蟹もいいねえ。

 

さらに10時を過ぎると朝どれの海鮮がどんどん補充されていきます。これはタマラン。ジャンジャンバリバリジャンジャンバリバリ!!

 

 

というわけで、仕入れの一覧は以下の通りです。

 

加能蟹(茹で)✕四杯

毛蟹✕大一杯

シマエビ✕1カゴ

甘エビ✕1カゴ

白ガスエビ✕1カゴ

巨大ボタンエビ✕4尾

殻むき牡蠣✕14粒

バイ貝✕数個

つぶ貝✕数個

水蛸✕足1本

 

 

これ、ホテルの部屋で宴会でもやんの?それとも東京に持って帰るの?

 

hiyoko「あたくしを侮ってはいけないわよ」

 

 

 

まさか、お店でもやるの??

 

 

 

 


蟹合宿01_金沢へ

2025-03-05 08:29:52 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

日本一美しい新幹線かがやきがホームに入ってきました。

 

1月下旬、金曜日の夜。最終便で金沢に向かいます。

 

 

走り出すやいなや、居酒屋新幹線オープンです! 

 

Fukunosukeは金子半之助の天丼とヤンニョムチキンの揚げ×揚げセット。久々に獺祭なんか飲みました。

 

hiyokoは地雷也の天むす弁当。どこまで好きなんだ地雷也。地雷女と呼ばれてしまうぞ。

 

まあまあ、どもども。なんか楽しみになってきたねえ。

 

最終便の新幹線で居酒屋開くのは楽しいですね。空いているのでゆったりできます。心地良く揺られながら酔が回ります。

 

かがやきであれば輝きながら金沢まで2時間半くらい。新大阪と時間的距離は変わりません。近くなったな北陸。

 

今回の目的地、金沢です。

 

毎度すげーって思う金沢駅。これ、木じゃなくてよかったですね。

 

今晩は、駅から歩いてすぐのANA クラウンプラザ。

 

ここもなかなか年季の入ったホテルでしたが、一晩寝るだけなので十分です。

 

おやすみなさい。。。

 

 

 

 

おはようございます。

 

 

もう一組のご夫婦と合流して4人で行動開始。

朝一番でタクシーに乗り、金沢港に向かいます。

 

20分ほどで見えてきました!金沢港いきいき魚市!

 

何でまた魚市?

 

でも今回の金沢はここに来るのが目的です。初めて聞いた人、人生で覚えておいた方がいい場所のひとつかもしれません。

 

おー!

 

え、こんな所に来て何するの??

 

買うの?

 

 

 

 

 

 


大阪静岡食べる旅 06 焼津 なかむらの天ぷら

2025-03-01 12:27:55 | 国内旅行

Fukunosukeです。

浜松の翌朝は、電車で移動。

ほらそこの大阪かぶれの人!左だよ、左に寄って!

この人わざとやってるのかな?

hiyoko「ヤー!イズゥ!」

焼津にやって来ました。駅前なのに人気がありません。キリコの絵みたいな風景。

駅から徒歩5分の住宅街。ここが今日の目的地。え?違います、実家とかじゃありません。

ちゃんとお店の風情です。

なかむらという天ぷら屋さんです。

ここは大注目の天ぷら屋さんなのだそうです。

へえ。焼津の住宅街の天ぷら屋さんが?地元で人気の豪快なお料理屋さんとかですか?なんて思うじゃないですか。僕も行くまでそう思っていました。ところがとんでもない。ここは食の最前線らしいです。

新静岡に成生(なるせ)という超有名かつ予約が全くとれない天ぷら屋さんがあり、なかむらはそこで修行をした方が出したお店だそうです。両店に共通するのが魚の仕入れ先。サスエ前田魚店というこれまた日本のみならず海外からも注文が入るという有名な魚屋さんがあり、そこのお魚を使っているそうです。詳しくは調べてみてください。

えーすごいんだー。ワクワクしてきたー!

カリフラワーすり流し。胃袋を温めて食欲を呼び覚まします。

大将が見慣れぬ魚を厚めに切っています。

串打ちをして、40〜50度くらいの低温の油に浸していきます。

チャイロマルハタという魚だそうです。調理法は湯引きならぬ油びきとでもいうのでしょうか。人肌のお刺身という感じですが、これがびっくり。おいしい!先制パンチです。

揚げ物スタート。鍋は二つ。手前のアルミ鍋は高温用、奥の銅鍋は低温用。油は太白ごま油。

何が揚がるかな?

天ぷら1品目はハナダイ。天つゆとおろしをたっぷり乗せて食べます。

口に入れてびっくりしました。これまで食べていた天ぷらと全然違う!!

外はサクッとしていますが、お魚がホワホワです。揚げ物という感じがしません。じゃあ何だと言われるとFukunosukeのバカ舌では分かりません!

静岡の酒くだせい!

朝どれのシラスです。ぴんぴんしています。しかも一匹一匹が大きめ。そのまま食べたいくらい。

揚がってしまったー!

これまた中がほわっほわです。ふっくらしっとりしています。いやあ、こんなの食べたことない。強いて言えばなんだろう。蒸し物に近いでしょうか。

泥付きのレンコン(麻機蓮根)を処理しつつ成形していきます。お客さんが来る前に済ませておくのではなくて、揚げる直前に仕込みます。目の前でかたまりの野菜が天ぷらのネタに変わっていくのを眺めるライブ感がすごいです。でもただの演出ではなくて、究極に美味しい天ぷらを作るためのこだわりなんだと思います。

レンコンはこんな形になりました。噛むと納豆みたいな糸を引きます。麻機蓮根の特徴だそうです。びっくり。

アオリイカ。相模湾のアオリイカというとあさばを思い出します。どれどれ。

食べかけですみません。中ほどはレアです。このレアの部分が口の中で溶けるような印象です。イカってこんなに柔らかくなるんだ。

小カブ。これも溶ける。

シロアマダイ。うろこは松笠に揚がっています。口の中に入れるとカリサクッとした鱗とホロリホロリと崩れる身のコントラスト。味も良い魚です。

人参はお菓子みたいな甘さ。

鯵、ゲソ、白身魚の磯部巻揚げ

ブロッコリーは薄くスライスして揚げてあるので均質な揚げあがりになります。シャクシャクする食感で新鮮。

ここまでで前半戦。しめ鯖、春菊、からし菜の酢の物で口の中をリセットします。

後半戦の最初は富士宮のごぼう。ごぼうの味が濃い。

金目鯛をお皿に取り分けています。

アマダイもそうでしたが、お魚は揚げると身が膨らむ感じです。サスエ前田魚店の魚は身の保水がよいためこうなるのだそうです。そんなことがあるんだ。魚の身の保水なんて考えたこともなかった。

 

鰆。半分に切って醤油(たれ?)と山椒で味付けをしてあります。この身の厚み、あさばの鰆と一緒です。

新玉ねぎ。何度も言うけど甘い。

カイワレ(ひらあじ)。天つゆの中に配膳されます。「天つゆで食べてください」ってことですね。

身の部分はほとんど火が通らないお刺身のような感じ。新鮮だからできる揚げ方なのかな。

最後はサツマイモ(安納芋)。なんと1時間くらい揚げていました(いつ食べられるのだろうと思って見ていた)。甘くて美味しいです。でも野菜が何でも甘かったのでインパクトが物足りないくらい。

お食事は天丼か天茶を選べます。

うまそうだ。

Fukunosukeは天丼。

hiyokoは天茶。

かき揚げの具に海老が入っていたのではたと気が付きました。ここまで海老が出てきませんでした。そういう天ぷらコースの組み立てって初めてです。サスエ前田魚店は焼津の魚屋なので相模湾の魚が中心。なので、無理して海老は出さないのだそうです。何もかも新鮮で目が覚めるような思いでした。

お食後はお汁粉。

これで一通りです。

hiyoko「美味しかった!はるばる来た甲斐がありました!」

ここはオープンして1年半くらい。既に予約困難店。日本中から美味しいもの好きがやって来るみたいです。

とにかく、これまで食べていた天ぷらとは違います。天ぷらの未来を感じるようなお店でした。

hiyoko「そういう物を食べてみようと思って浜松に泊まったわけよ」

へー そうだったのか。大したもんだ。


大阪静岡食べる旅 05 浜松の出世酒場

2025-02-27 08:03:42 | 国内旅行

Fukunosukeです。

 

さて、大阪を後にした我々。新幹線で浜松に向かいます。Fukunosukeはなぜ浜松なのかよくわかっていません。でも聞いても仕方ないので黙っています。

 

この背の高い建物はいつも新幹線から見ていましたが、オークラ(オークラアクトシティ浜松)なんですね。へー。ここに泊まるんだ。

 

ちょうどこの日に二十歳の集いがあったらしく、ホテルロビーには晴れ着の女性やスーツの若者が沢山いました。

 

さすが浜松。このホテルには楽器ゆかりの物がいろいろあって、ロビーには透明なピアノがありました。YOSHIKIさんが使っているのと同じかな。

 

部屋はかなり年季が入っていました。 でも広々して良かったです。

 

部屋からの眺めはすごいです。「人がゴミのようだぁ」と叫びたくなります。

 

「で、何をするの?」と聞いてみましたが「特にない。夕飯の場所も決まっていない」とのこと。むー。

 

仕方ないので夜は繁華街の居酒屋に行ってみました。出世という珍しい店名です。浜松の人は徳川公にちなんで出世という言葉が好きみたいです。

 

うぇーい。

 

活かわはぎ。みずみずしくってぷりぷりしています。なかなかじゃないですか。

 

浜松餃子もある。

 

肉が少なめ野菜たっぷりの軽い餃子なので沢山食べられそう。

 

富士宮焼きそば。ご当地メニュー続きます。

 

ならば静岡の酒でいきましょう。

 

野菜のせいろ蒸し。

 

浜名湖うなぎの白焼き。カリッと地焼きです(たぶん)。味が濃い。

 

サツマイモのカリカリ揚げ。これがなかなかおつな一品。はちみつに浸してシナモンを浸けて食べるというお洒落な食べ物。

 

hiyoko「アーこりゃ止まらんわぁ。ポリポリポリポリ」

 

 

「お腹いっぱいです」

 

大した下調べもせず入ったお店ですが当たりでした。浜松に住んでいたらメニュー一周するまで通いたい居酒屋です。

 

でもなんで浜松に泊まっているのかな。