Fukunosukeです。
オーベルジュの舞台として用意された大きなカウンター形式のレストラン。
車で3時間半かけてやって来た山の中にこんな素敵なレストランがあるとは。
あわあわ~(後ろの方がシェフです)。
大きな窓の外には伊豆の森。これもご馳走のうち。
へー、今日の食材は伊豆の様々な所から集めたんだねー、、、と思ったら、
何と前菜(タパス)の食材だけのメニューでした。でまたこれがこんな
オブジェ状態で登場。ど、どこを食べるんだ。
なんて感じでしたが、小さなタパス5種はどれもとってもおいしいです。
いきなり「あーやられたー」という感じ。
焼きなすに黒鮑、キャビア。よく分からない組み合わせ
なのにとてもよくまとまっています。おいしい。
パプリカのリゾット、中央には卵黄、アオリイカ。
白い泡はチョリソーの味がします。
ズッキーニ、フォアグラ、トマト、ソースはバジル風味、
フォアグラおいしいです。
口直しのグラニテは舌触りとても滑らか。
鮎のエスカベッシュ(別注)。鮎がしゃちほこ状態です。
もちろん狩野川の鮎。エスカベッシュといっても、南蛮漬けの様に
酸っぱくなくておいしい。
※泊まりに行ったのは9月です。
伊佐木は大小のマッシュルームと合わせて。伊佐木って
塩焼きや刺身だとそれほど好きではないのですが、
油で調理するととてもおいしいと思いました。
Fukunosukeのメインは伊豆牛のロースト。
hiyokoは天城軍鶏。hiyokoはこれにいたく感激していました。
デザート一品目は函南のスイカ。メニューには「スイカ」
としか書かれておらず、もしや三角に切ったスイカが出て
こないか心配だったのですが、とても手の込んだデザート
でした。さすが。
マンゴーのアイス。ちょっとピニャコラーダ風の味付けに
なっていました。
プティフールも抜かりなく。
それほど期待していなかったのでビックリしました。とてもおいしかったです。
日本のオーベルジュ事情はよく知りませんが、これは確かにオーベルジュ
という感じがしました。このレストランをめがけてはるばるやって来る甲斐が
あります。食のために旅をするっていいな。
ここは星獲っていないのかな?不思議。
*シェフが変われば評も変わると思いますので2019年9月の印象。
誠実そうなシェフが頑張っているうちはきっとおいしいでしょう。
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