ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

北京2010(その1:旅は衝撃の告白から)

2010-10-22 06:22:14 | 北京2010
Fukunosukeです。



春の香港家族旅行が楽しかったのか、ことある毎にhiyokoパパは「今度はいつだ?どこに
行く?」とけしかけてくるんです。もちろん大勢で行く旅行は楽しいですが、87才の年令を
考えると、相当こちらも気を使うんですよねー。でも、心待ちにしているし、親孝行しとか
なきゃという訳で、10月の三連休、再び家族旅行と相成りました。

メンバーは香港同様にhiyokoパパ、おじ夫婦、そして我々。行き先は北京です。メンバーも
行き先も香港と変わり映えしない上に、何やらタイミングが悪いんですけど、決行です。


今回は、国際ターミナルオープン前の羽田から出発です(これまたタイミング悪い)。
朝の8時に、羽田に集合。




ところが今回の旅行、とんでもない幕開けをするのです。



※写真は第2ターミナル。イメージ映像ということで。






無事5人が空港で落ち合い、さあチェックインという段で、パパが衝撃の告白をします。


  Fuku:「じゃあお父さん、パスポートを出してください」

  パパ:「あっ!持ってない!」

  Fuku:「へ?、、、は?」

  パパ:「いや、これっぽっちも思わなかった!どうしよう!」

  hiyo:「えぇ(怒)!?」







飛行機の出発まで1時間半。パパのパスポートは、どう行っても片道1時間以上かかる
神奈川中部のお家の戸棚の中。朝の8時にいきなり空港大パニックです。


  僕は“ああ、もう今回の旅は終わった、、、”と思い、

  おじは「だから年寄りにこんな旅行は無理なんだ!」と叫び出し、

  叔母はひたすらおろおろし、

  hiyokoは、これまでに見たことないほど目が三角になり、、、






ごった返す空港でいきなり窮地の5人。





あまりの事に、しばらく考えがまとまりません。

  「“冥土の土産に故宮を見せてやってくれ!”とでも泣きつけば、老人一人ぐらい
   通してくれないかな。その美談をもって日中仲直りとかいいんじゃない?」

  「あるいは、せっかく羽田まで来たんだから、ここでいきなり行き先を北海道に
   変えるのも、豪儀な選択だ」


なんて、かなり低能な妄想が頭をよぎります。



しかし、それにしても、どうすんだよぉこれぇ、、、。







文化を愛でる秋

2010-10-20 12:02:06 | ぶらり旅
hiyokoです。


長いこと、すっかりご無沙汰をしていました。
Fukunosukeが記事を書いてくれていることをいいことに、ずっとサボってましたが、
珍しく仕事が忙しいとかで、北京記事が進んでいない様子。
で、私に何か記事を書けとのお達しが、、、。


ここのところ記事を書かなくなったと同時に、カメラすら持ち歩かない日々。
たまたまこの日だけはカメラを持参したので、それではこの記事を~。







秋は書き入れ時のizolaちゃん。
怒涛の忙しさの毎日だそうですが、さすが妹、息抜きも忘れません。
仕事で上京した先週、少しの時間を見つけて「ネーサン、駒場まで一緒に行きましょう」って。
前日も接待で深夜までカラオケだったらしいのに、相変わらず元気だわ~。


渋谷で待ち合わせし、軽くランチをとり、急いで井の頭線で駒場に向かいました。
まだまだ暑い日でしたが、着実に秋は迫ってきていますね。
木々もだんだん色づいて、可愛い赤い実が。
  


我々が向かったのは駒場にある「日本民藝館」。
 
8月にも二人で来たのですが、その時から「また来ようね!」と話していました。


それは、この特別展があるからです。 
 

河井寛次郎
日本を代表する陶芸家で、民藝運動の推進者の一人で、京都には「河井寛次郎記念館」があります。
今年はその河井寛次郎の生誕120年ということで、250点もの作品を収蔵しているここ日本民芸館で
記念展が開催されています。


残念ながらここは内部の写真がNGなので、外観だけ。
  
たくさんの作品が展示されていて、たっぷりと河井寛次郎の世界に浸ることが出来ました。
izolaちゃんは彼が生み出す世界が大好きで、何度も京都の記念館を訪れています。
私も彼の力強い作品に魅了されてしまい、次回京都に行く時は必ず記念館を訪れたいと思いました。


*この記念展は11月23日まで開催されています。(月曜休館)
 また、12月7日から翌年2月20日までは愛知の豊田市民芸館にて開催されるそうです。


この建物は隣接する民藝運動創始者柳宗悦の旧邸。(第2水土曜と第3水土曜のみ公開)
 
なかなかこちらの公開日に当たる事が出来ず、今回も断念。
いつか必ず行きましょうね!!



さて、大満足の記念展を見た後は、こちらにも再訪。旧前田侯爵家駒場本邸
 
8月に来た時はあいにく休館日で、外観と日本館しか見られなかったので、リベンジです。


この建物は、旧加賀百万石前田家の第16代当主前田利為の本邸として建てられたもの。
当時、東洋一の邸宅と称せられたそうです。


現在は目黒区が管理していて、内部の写真もOKです。
 


昔のお殿様というのは、とてつもないお金持だったんですねー。
私は何度目かの訪問ですが、何度来てもやっぱりため息。
izolaちゃんと二人で、すごいねーすごいねーと言いながら見て回りました。
一体何部屋あるのーーー??


洋館と言えばやっぱりこれでしょ。暖炉。意匠の凝った暖炉が各部屋にありました。
 


この館がどれだけ広いか、、、。
  
中庭を挟んで口の字型に家が建てられているので、これは建物のほんの一部です。


これも洋館には欠かせないステンドグラス。
 


左は中庭を望む窓。右はお庭を望むベランダ。広い芝生の庭があります。
 


応接室やサロンも何室もありますよ。
 


この寝室はどなたのだったかな、、、。
  



以前、酒井美意子さんという前田家のお姫様の書いた「ある華族の昭和史」という著書を
読んだことがあり、当時の侯爵家の生活の様子が綴られていて、ずっとこの洋館に憧れて
いました。
なので、初めてこちらを訪れた時は、本当に感慨深く、当時の様子を想像しながら回った
ものです。


日本民藝館と旧前田邸は歩いて5分ほど。
これからは近くの東大駒場校舎の銀杏並木も素晴らしくきれいになると思いますし、お天気の
いい秋の一日を駒場で過ごすというのも悪くないですよ。
あ、ただし、あまりカフェなどがないので、飲み物など持参して旧前田邸の芝生で休憩する
なんていうのもおススメです。


そうそう、近くにフレッシュネスバーガーの第一号店があります。
アメリカ風の木造白ペンキ壁のすごく可愛いお店。
ここはおススメです。






さて、満喫した後は渋谷のVIRONに行き、たっぷりお二人でおしゃべりしてお別れしました。
これからクリスマスシーズンまで本格的に忙しくなるizolaちゃん。
しばしのお別れということで、渋谷の雑踏の中で寂しくバイバイしました。


北京旅行2010(その0:とりあえずご報告)

2010-10-13 22:27:10 | 北京2010
Fukunosukeです。



えー!? まさかこの時期に中国ですかー? そりゃないでしょー! 
大丈夫なのー!というヤジが飛んできそうですが、三連休を利用して
北京に行って来ました。

何と、僕にとっては今年4回目の海外旅行です。人生で初めての事態
です。これでもしがないサラリーマンです。そんなことができる身分
じゃありません。年初の香港と今回の北京はhiyokoパパスポンサーの
黄門旅行です。

、、、それにしても、さすがに今回の旅行は、会社に言えず、黙って
行ってしまいました。スミマセン。


まあ、2泊3日ですから、あまり珍しいところには行けませんけれど、
王府井を冷やかしたり、





苦い思い出の人力三輪車を横目で睨みながら、




霧の什刹海をそぞろ歩いたり。




とまあ、その他チラホラという程度です、、、(それじゃあんまりつまらなそうだ)。



おいおい、記事をあげてまいります。



福岡でおいしいもの。

2010-10-08 20:57:36 | 国内旅行
Fukunosukeです。



久しぶりに国内出張。これまた久々に福岡に行って来ました。hiyokoはお留守番。



おー、中州だー。実は初めて来たー。



へぇ、イカの活きづくりってのが有名なんですか。そんなことも知らなかった。




ヤリイカです。まだ生きています。こっち見てるよ。コワー。


しこしこした歯ごたえが美味しい。刺身なのに、不思議と干したイカの様な旨みがあります。
ひと通り刺身を食べた後、ゲソは天ぷらにしてもらいます。


その他のおつまみもなかなか。トラフグの唐揚なんか堪らんですね。
 

 



イカを食べた後は、川沿いの屋台を冷やかします。



こういう所も楽しそう。ちなみに、エジプトから発掘帰りと思われる、吉〇作〇先生を発見。


赤提灯のぼんやり赤い明るさって、なんだか誘われますね。



うなぎ釣りの出店というのがありました。今ひとつ趣向がわかりません。釣ったら持って帰るの?
それともここで焼いて食べるの? どっちにしろ面倒なことになりそう。釣りたくない。




腹ごなしの後は、〆の一杯を食べに行きました。



博多ラーメンと言えば、長浜の白いスープという思い込みで
いたのですが、ここのはとんこつ醤油。おー。うまいー。




なかなか充実した福岡出張でした。←何しに行ってんだ。




<番外編>

このお店は神田の名店と関係ありますか? 「東京生そば」という表現は初めて聞いたけど、
あえて言うからには、何か意味があるんでしょう。



新しいカメラ練習中

2010-10-06 21:15:54 | その他
Fukunosukeです。



相変わらず、新しいカメラを手なずけようと格闘中です。



この夜は、東京タワーの夜景を撮ってみました。これまで、夜景は暗いからシャッタースピード優先モードで撮影
するものと思ってましたが、絞り優先モードでいいんですね。簡単だー。





もう少し近くから。露出をかなりマイナス補正したのですが、それでも
真ん中の白いところはトンじゃってます。でもこのくらい撮れれば充分。



ピンクリボンのイベントの翌日は、タワーもピンクの照明でした。これは、
ホワイトバランスを変えて暖色系で撮影すればよかったかな。




んー。感じがつかめてきたぞー。へへへー。
なんて思ってたんだけどー、




ちなみに、これはずっと前に使っていたFX35(LUMIXの
安いコンデジ。現在はhiyoko用)。


やや、なんだい。べつに、これでもちゃんと撮れるじゃ
ないか(汗)。




気になって、この間まで使っていたLX3で撮った東京
タワーの写真を探してしまいました。幸いなことに、
LX3では東京タワーの写真を撮ってなかったみたい。

ホッ。

代わりに横浜マリンタワー。昼ですが。



なんだなんだ。カメラマニアじゃないんだから、
これで充分じゃないか。


うう。面目ない。