monologue
夜明けに向けて
 




8月8日、今日はわたしの親友、上田好久の命日。
かれはオクラホマの大学からロサンジェルスのAssociated Technical Collegeに転校してきた。わたしはそこのCクラスで英語を学んでいたのだがかれはAクラスに転入してきて休み時間によくわたしのクラスにやってきた。わたしがヒット曲の歌詞をテープレコーダを聴きながら書きとっていると自分のクラスの先生を呼んできて一緒に書きとってくれた。わたしはそれから先生でもわからない部分を楽器店に行って最新の楽譜で確かめたものだった。それでポップスの歌詞は米国人にもキチンと聞き取れないということがわかった。ビートルズの「抱きしめたい」の「Ican’t hide」の部分をボブ・ディランが「Iget high」と聞いて麻薬の効き目のことと思っていたという有名な話があるほど。
あのころは楽しかったね、ヨシさん。今日は赤飯を炊くから一緒に食べよう。合掌…。
fumio


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