ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

筑波海軍航空隊記念館

2014-08-27 22:33:33 | おじゃまします~ぅ
 ヘルメットをかぶり 懐中電灯を持って、地下ノ森 へと侵入です。
 茨城県 笠間市、旧筑波海軍航空隊 の史跡として残る 地下戦闘指揮所 です。

     内部の映像を YouTube で見つけました


 実際に使われる事なく終戦を迎えた施設ですが、ちょっとしたアトラクションとして保存されています。
 戦争が終わって 69年。 内部には レトロなグッズが無造作に並び、当時の空間にタイムスリップできます。 地下ノ森のポスト を探し出して 投函すると、69年前の自分からハガキが届くのです。



 映画 『 永遠の0 』 のロケ地として使われた 筑波海軍航空隊記念館 が公開されています。
 筑波海軍航空隊プロジェクト http://www.p-ibaraki.com/tsukuba




 広いグラウンドの一端にある 号令台。 下は備品庫のようです。 




 記念館には 回収した戦闘機の部品のほか、当時の記録写真が多く展示されています。 建物も古いものなので、窓枠、扉、備品などにも注目です。




 ついつい 気になる、軍港のジオラマ。




 戦闘機に搭載されていた 機銃。 下の写真はそのクローズアップで ・・・






 3種類の銃弾が交互に装填されていたとは 初めて知りました。


 展示品の一つひとつは無機質ですが、そこには常に 人々の姿が 寄り添って感じられました。 そして、それらが ある共通のメッセージを 私たちに伝えようとしている、そんな感覚をおぼえるのでした。。。


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旧大竹酒造 レンガ蔵 公開中

2014-08-09 23:36:48 | おじゃまします~ぅ
 前橋市 三河町 一丁目 にある 旧大竹酒造 レンガ蔵 が公開されています。

 レンガ蔵は前橋市の主導により、保存と活用を目指した整備が行なわれていました。 最近 竣工したばかりです。
 残念な事に、レンガ造りの煙突 が撤去されてしまいました。 「 活用の手立てが無いから。」 という事なのでしょうか ・・・。
 てっきり、一緒に保存されるものと思っていました。

 2年前に撮影した様子を 当ブログに掲載してあります。 → レンガ建築探訪




 丸太の柱が立ち、落ち着いた室内です。 照明もつき、体裁よく改装されています。




 西面の様子。 扉が黒いのは、往時の姿なのでしょうか ・・・? 疑問です。
 写真にはありませんが、北面に空調設備と トイレが設置されていました。




 今回の レンガ蔵の公開は、「 前橋空襲 」 69周年企画 によるものです。
 展示は 10日 ( 日 ) までです。




 69年前の衣類です。 保存状態は良好です。




 靴の裏には 鉄の鋲が打ってありました。 この靴で、満州の野を ・・・




 防毒マスク。 製造は 昭和化工株式会社 とありました。




 千人針。 小説 「 少年H 」 にも出てきましたが、寅年の女性は 歳の数だけ針を刺すことができます。 
 千人針は 居ても立ってもいられない気持ちが作った 不思議な風習ですが、気持ちはわかります。




 防空頭巾。




 まさかの出会いです。 永倉明氏 による 前橋市三河町一丁目のジオラマ が展示されていました。
 三河町は前橋市の下町として歴史のある土地です。 が、近年、代替わりによる人口低下と、道路の狭さから、区画整理の対象になっています。
 この地に住む 永倉氏は その記録として、このジオラマを制作したのだそうです。
 しばし、見とれていました。




 大竹酒造のレンガ蔵と煙突、ポンプ設備も作られています ♪




 私の生まれ育った家は 公民館の北側。 レンガ蔵まで 徒歩 1~2分の所です。 このジオラマの中に、私の生家の跡地があります。 隆興寺は 私の菩提寺です。




 中川小学校に行く途中にある 養行寺を見つけました。




 私の生まれた町が ジオラマになって残っている。 なんて素敵なことでしょう。

 二年前にブログに掲載した 三河町周辺の記事を 2つ紹介します。
   → 前橋生まれ
   → 前橋育ち


コメント (2)
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