ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

御荷鉾スーパー林道 展望台

2017-10-28 12:47:43 | 風景写真 ・ フォトテク
 群馬県 上野村、御荷鉾 ( みかぼ ) スーパー林道 より 雲海 を望む。
 Yahoo天気予報は 「 雨のち晴れ 」。 けれど、雨雲レーダーを見る限り 晴れ間がのぞく気配はありません。
 日の出時刻が6時なので、1時間前に現地に着くようにします。 それが自分のルールです。
 途中、車のヘッドライトの前に オスのシカが現れましたが、撮影できず。




 7時過ぎ、雨の止まぬまま霧が高度を下げ、笠丸山 の山頂が姿を見せました。




 しばらくすると中腹まで霧が切れてきました。
 笠丸山の山頂は、ピンク色の綺麗なツツジの群生地。 住居附 ( すもうずく ) の集落から頂上までは 1時間ほど。 ひたすら急な上り坂が続く。
 ファインダーを覗きながら、あの斜面を何度登った事かと、ふと思い出します。




 林道の周辺は スギ、ヒノキ、カラマツの植林地。 カラマツの黄葉が目に心地良いです。




 ミルクを流した様な トロリとした雲海を期待したのですが、霜降り肉のような切れ切れな雲も味わいがありました。




 雲が流れ、次々と表情を変える峰々を 望遠レンズで切り取っていきます。 どこの岩峰を写したのだかも分からない写真が量産されていきました。




 撮影中、山のあちこちからシカの鳴き声が聞こえてきます。 紅葉の季節は繁殖期なのです。 オスは気が荒くなっているかも知れないので、出くわしたくはありません。




 御荷鉾スーパー林道の上野村区間。 沿道の木々は年々成長し、遂に道路からの撮影は困難になっていました。
 明け方の林道で途方に暮れていると、「 林道展望台 」 の案内板が ・・・。
 最近整備されたものの様です。




 立派なテラスに着きました。 素晴らしいです  さすが 上野村、やってくれます。
 埼玉県の 秩父山地 から 長野県境まで見渡せます。

 と言うわけで、今回の撮影地は スーパー林道展望台 です。




 パノラマ写真の案内板があり、山名が記されています。 正面には 両神山 から 赤岩岳 に続く尾根が見え、写真と見比べられます。




 展望台があるのは 日影山 南面です。 日影山の山頂付近には ニッコウキスゲ の群生地があり、7月が見頃です。



 登山口には沢が2つありました。 雨上がりなので水量がありますが、普段は少ないのだと思います。 美味しそうな水です。




 二子山方面を望みます。 この展望台から初日の出が見えるかどうかは分かりませんが、以前、林道から 初日の出の 蜃気楼 を見たことがあります。
 その日は湿度が高く、生ぬるい空気が漂っていました。 地表近くの湿った空気が光を屈折させ、地平線の下にある太陽を見せていました。 やがて日の出時刻になり、上下に2つの赤い太陽が並びました。




 二子山 の西岳。 その奥に東岳も顔を覗かせています。 手前には 叶山
 叶山は石灰石の採掘場なので、年々、山の形が変わっていきます。




 両神山 付近。 朝7時に雲海ショーが開幕し、すでに4時間が経とうとしています。 無風だったのが幸いしました。
 次第に雲が立ち上がり始め、間もなく閉幕します。




 赤岩岳 周辺。 湧き立つ霧が、風景を一層 荒々しく見せます。 手前には 高反山
 写真にはありませんが、鍾乳洞の近くの吊り橋 「 天空回廊 」 も見えていました。




 高反山 にまとわり着く霧。 その手前の紅葉が 風景を引き締めます。
 雲海の風景は、台風や前線ではなく、移動性低気圧がもたらせてくれるものです。 チャンスがあれば 何度でも訪れたい場所でした。。。

  ※ 関連カテゴリー 風景写真  群馬県 鹿岳(かなだけ)  軽井沢 矢ヶ崎山

  ※ 関連記事  2012.2.17 フォトエッセイ 雲海を見に行く♪


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナローゲージ機関車大走行会

2017-10-22 03:08:50 | 古河足尾歴史館 イベント
 NPO法人 足尾歴史館 様より  『 ナローゲージ機関車大走行会 』 の告知情報が届きました。

 11月4日(土)・5日(日)に、ナローゲージ機関車の大運転会を行うとのことです。

 詳しくは 足尾歴史館 のホームページをご覧ください。
   



 先ごろ整備が完了した 米川鉄工所3tonガソリン機関車。 フリクションドライブ変速機 と呼ばれる円盤型の変速機を搭載した珍しい車両です。

 立山砂防の機関車との共演もあり、ナローファン必見の催しです。 入館料 350円で乗車できます。。。

    関連記事 : 2017-10-01 足尾歴史館 展示車両


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機関区 フォトギャラリー

2017-10-15 00:14:43 | Nゲージ フロアレイアウト
 Nゲージ鉄道模型、蒸気機関区セクション の完成写真を紹介します。




 ヘルヤン扇形機関庫。 6線の組立てキットですが、1線単位で増減できます。 2組使って12線の機関庫にしたなら、壮観だったと思います。
 右は、TOMIXヤード照明塔
 左側に見える瓦屋根の建物群は、KATO機関区施設セット です。 室内にLEDを入れて置きました。




 上記の機関庫は 7.5°ピッチです。 それに合う ターンテーブルフライッシュマン になります。
 手すりとデッキは 着色しました。 給電塔 は レールを曲げて作っています。




 電照時計外灯わき役黒ちゃん から購入。 建物に入れた照明も同様です。
 百葉箱モニュメント などは 機関区施設セット に付属していた物です。
 桜の木ノッホ ( KATO取扱い )。



 給炭台TOMYTEC のものを改造しています。
 ポポンデッタホッパー車 から地下に降ろされた石炭は、バケット式コンベア ( という想定 ) によって 給炭台に補充されます。




 給水塔TOMYTEC。 ポンプ小屋KATO です。
 線路TOMIX で、バラスト を撒いています。
 地面は黒く塗った上に、パウダー を撒きました。




 信号所変圧器グリーンマックス
 転てつ器・表示器、そして ハシゴ津川洋行 です。



 花畑ポポンデッタ。 ランドスポンジ光栄堂。 雑草は ウッドランドシーニックス ( KATO取扱い ) の フィールドグラス を使用しました。

 今回のジオラマ制作で気づいたのは、付帯構造物 ( 小物類 ) が多いほど 鉄道が生き生きして見えてくるという事でした。

 制作記事は カテゴリー分類 フロア レイアウト の過去記事をさかのぼった所にあります。。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

D51 498号機

2017-10-08 02:12:45 | 鉄道模型 車両改造など
 KATO D51 498号機 が入線しました。 夏に購入した C62 2号機 と共に記念撮影です。
 D51はイベント車なので ピカピカなツヤツヤ肌。 機関車らしい重厚感は薄れてしまいます。
 ヘッドマークの交換には 「 連結てこ棒を外す 」 と取説に書いてありましたが、精密ドライバーでそのまま作業できました。




 機関区に じわじわと蒸気機関車が集ってきています。 12月に C57 がKATOから発売予定ですが、D52C58C61 などに想いが募ります。




 以前も書いた記憶がありますが、蒸気機関車は モデルチェンジするたびに価格が跳ね上がるのが不思議です。。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

線路の着色

2017-10-02 23:26:31 | Nゲージ フロアレイアウト
 TOMIX の Nゲージ線路を着色しました。 バラストをサビ色にすると リアルになります。




 左は 木マクラギ線路。 右は カント付PCマクラギ線路です。
 レールに近い部分はこげ茶色に塗り、周囲に向かってグラデーションを付けています。
 木マクラギ線路の方は、むかし懐かしい 初期のTOMIX線路を思い出しました。




 できれば つや消し塗料で揃えたかったのですが、無理でした。 最後に つや消しのトップコートを塗れば良いのかな と思います。
 塗り過ぎた部分の補修のため、グレー系も用意しました。




 NOCH ( ノッホ ) の岩板です。 ホビーセンターカトー で買っておいたものです。 スタイロフォームを型に入れて成形したような製品です。
 似たようなレイアウト用品では、コルク樹皮 が売られています。 そちらは安くないです。
 岩を表現する材料は、金魚の水槽に入れるイミテーションの岩とか、ガーデニング用の ウッドチップ を埋め込んで使うことも出来ます。




 岩を半分切り出してみました。 これを手作りするのは難しいです。
 その他の部分は 発泡スチロールなどで地形を作り、トイレットペーパーボンド水溶液 でペタペタ貼りました。




 まだ着色の途中ですが、トイレットペーパーの岩肌も 決して見劣りするものではありません。
 下の複線の線路のうち、右はサビ塗装済み。 左は未施工です。

 ちなみに、EF58 の屋根と下回りは サビと汚れを表現しています。 サビで汚すことで、時間経過を表現できます。 そして、機関車としての貫禄も出ると思います。。。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足尾歴史館 展示車両

2017-10-01 02:28:34 | 古河足尾歴史館 イベント
 NPO法人 足尾歴史館 の展示車両の一部を紹介します。

 福島県いわき市の 新八茎鉱山 の電気機関車 「 EL-103 」。 日本輸送機 ( ニチユ ) の昭和37年製です。




 湘南顔デザインの10トン機関車が ライトグリーンに塗り直されました。




 新八茎鉱山で使われていた 大空 ( たいくう ) 機械バケットローダー。 「 600B 」 です。 
 同じものを 足尾銅山 でも使っていたらしく、足尾銅山観光 に展示されている様です。




 米川鉄工所3トンガソリン機関車。 円盤型の摩擦変速機を搭載した 貴重な動態保存機です。 今回は走行する姿も見学できました。




 足尾歴史館の顔とも言える ガソリンカー客車。 その後ろには 立山砂防5トン機関車 が並びます。




 歴史館の企画展は 東 由美 さまの写真展。 「 今昔写真展 」 です。 11月30日まで。 入館料は350円です。




 足尾歴史館は12月から冬季休館に入ります。

  以上、9月30日の様子を紹介しました。。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする