群馬県 上野村、御荷鉾 ( みかぼ ) スーパー林道 より 雲海 を望む。
Yahoo天気予報は 「 雨のち晴れ 」。 けれど、雨雲レーダーを見る限り 晴れ間がのぞく気配はありません。
日の出時刻が6時なので、1時間前に現地に着くようにします。 それが自分のルールです。
途中、車のヘッドライトの前に オスのシカが現れましたが、撮影できず。
7時過ぎ、雨の止まぬまま霧が高度を下げ、笠丸山 の山頂が姿を見せました。
しばらくすると中腹まで霧が切れてきました。
笠丸山の山頂は、ピンク色の綺麗なツツジの群生地。 住居附 ( すもうずく ) の集落から頂上までは 1時間ほど。 ひたすら急な上り坂が続く。
ファインダーを覗きながら、あの斜面を何度登った事かと、ふと思い出します。
林道の周辺は スギ、ヒノキ、カラマツの植林地。 カラマツの黄葉が目に心地良いです。
ミルクを流した様な トロリとした雲海を期待したのですが、霜降り肉のような切れ切れな雲も味わいがありました。
雲が流れ、次々と表情を変える峰々を 望遠レンズで切り取っていきます。 どこの岩峰を写したのだかも分からない写真が量産されていきました。
撮影中、山のあちこちからシカの鳴き声が聞こえてきます。 紅葉の季節は繁殖期なのです。 オスは気が荒くなっているかも知れないので、出くわしたくはありません。
御荷鉾スーパー林道の上野村区間。 沿道の木々は年々成長し、遂に道路からの撮影は困難になっていました。
明け方の林道で途方に暮れていると、「 林道展望台 」 の案内板が ・・・。
最近整備されたものの様です。
立派なテラスに着きました。 素晴らしいです さすが 上野村、やってくれます。
埼玉県の 秩父山地 から 長野県境まで見渡せます。
と言うわけで、今回の撮影地は スーパー林道展望台 です。
パノラマ写真の案内板があり、山名が記されています。 正面には 両神山 から 赤岩岳 に続く尾根が見え、写真と見比べられます。
展望台があるのは 日影山 南面です。 日影山の山頂付近には ニッコウキスゲ の群生地があり、7月が見頃です。
登山口には沢が2つありました。 雨上がりなので水量がありますが、普段は少ないのだと思います。 美味しそうな水です。
二子山方面を望みます。 この展望台から初日の出が見えるかどうかは分かりませんが、以前、林道から 初日の出の 蜃気楼 を見たことがあります。
その日は湿度が高く、生ぬるい空気が漂っていました。 地表近くの湿った空気が光を屈折させ、地平線の下にある太陽を見せていました。 やがて日の出時刻になり、上下に2つの赤い太陽が並びました。
二子山 の西岳。 その奥に東岳も顔を覗かせています。 手前には 叶山。
叶山は石灰石の採掘場なので、年々、山の形が変わっていきます。
両神山 付近。 朝7時に雲海ショーが開幕し、すでに4時間が経とうとしています。 無風だったのが幸いしました。
次第に雲が立ち上がり始め、間もなく閉幕します。
赤岩岳 周辺。 湧き立つ霧が、風景を一層 荒々しく見せます。 手前には 高反山。
写真にはありませんが、鍾乳洞の近くの吊り橋 「 天空回廊 」 も見えていました。
高反山 にまとわり着く霧。 その手前の紅葉が 風景を引き締めます。
雲海の風景は、台風や前線ではなく、移動性低気圧がもたらせてくれるものです。 チャンスがあれば 何度でも訪れたい場所でした。。。
※ 関連カテゴリー 風景写真 群馬県 鹿岳(かなだけ) 軽井沢 矢ヶ崎山
※ 関連記事 2012.2.17 フォトエッセイ 雲海を見に行く♪
Yahoo天気予報は 「 雨のち晴れ 」。 けれど、雨雲レーダーを見る限り 晴れ間がのぞく気配はありません。
日の出時刻が6時なので、1時間前に現地に着くようにします。 それが自分のルールです。
途中、車のヘッドライトの前に オスのシカが現れましたが、撮影できず。
7時過ぎ、雨の止まぬまま霧が高度を下げ、笠丸山 の山頂が姿を見せました。
しばらくすると中腹まで霧が切れてきました。
笠丸山の山頂は、ピンク色の綺麗なツツジの群生地。 住居附 ( すもうずく ) の集落から頂上までは 1時間ほど。 ひたすら急な上り坂が続く。
ファインダーを覗きながら、あの斜面を何度登った事かと、ふと思い出します。
林道の周辺は スギ、ヒノキ、カラマツの植林地。 カラマツの黄葉が目に心地良いです。
ミルクを流した様な トロリとした雲海を期待したのですが、霜降り肉のような切れ切れな雲も味わいがありました。
雲が流れ、次々と表情を変える峰々を 望遠レンズで切り取っていきます。 どこの岩峰を写したのだかも分からない写真が量産されていきました。
撮影中、山のあちこちからシカの鳴き声が聞こえてきます。 紅葉の季節は繁殖期なのです。 オスは気が荒くなっているかも知れないので、出くわしたくはありません。
御荷鉾スーパー林道の上野村区間。 沿道の木々は年々成長し、遂に道路からの撮影は困難になっていました。
明け方の林道で途方に暮れていると、「 林道展望台 」 の案内板が ・・・。
最近整備されたものの様です。
立派なテラスに着きました。 素晴らしいです さすが 上野村、やってくれます。
埼玉県の 秩父山地 から 長野県境まで見渡せます。
と言うわけで、今回の撮影地は スーパー林道展望台 です。
パノラマ写真の案内板があり、山名が記されています。 正面には 両神山 から 赤岩岳 に続く尾根が見え、写真と見比べられます。
展望台があるのは 日影山 南面です。 日影山の山頂付近には ニッコウキスゲ の群生地があり、7月が見頃です。
登山口には沢が2つありました。 雨上がりなので水量がありますが、普段は少ないのだと思います。 美味しそうな水です。
二子山方面を望みます。 この展望台から初日の出が見えるかどうかは分かりませんが、以前、林道から 初日の出の 蜃気楼 を見たことがあります。
その日は湿度が高く、生ぬるい空気が漂っていました。 地表近くの湿った空気が光を屈折させ、地平線の下にある太陽を見せていました。 やがて日の出時刻になり、上下に2つの赤い太陽が並びました。
二子山 の西岳。 その奥に東岳も顔を覗かせています。 手前には 叶山。
叶山は石灰石の採掘場なので、年々、山の形が変わっていきます。
両神山 付近。 朝7時に雲海ショーが開幕し、すでに4時間が経とうとしています。 無風だったのが幸いしました。
次第に雲が立ち上がり始め、間もなく閉幕します。
赤岩岳 周辺。 湧き立つ霧が、風景を一層 荒々しく見せます。 手前には 高反山。
写真にはありませんが、鍾乳洞の近くの吊り橋 「 天空回廊 」 も見えていました。
高反山 にまとわり着く霧。 その手前の紅葉が 風景を引き締めます。
雲海の風景は、台風や前線ではなく、移動性低気圧がもたらせてくれるものです。 チャンスがあれば 何度でも訪れたい場所でした。。。
※ 関連カテゴリー 風景写真 群馬県 鹿岳(かなだけ) 軽井沢 矢ヶ崎山
※ 関連記事 2012.2.17 フォトエッセイ 雲海を見に行く♪