ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

あしおトロッコ館へ 移行のお知らせ

2024-11-20 14:39:00 | 古河足尾歴史館 イベント
 NPO法人 足尾歴史館 の発足から19年が経過した 古河足尾歴史館 が 11月24日(日)を最終日として閉館となります。
 今後は、足尾歴史館と協調関係にあったボランティアグループ あしおトロッコ館 が施設を引継ぎ、軽便鉄道や産業遺産の展示を行っていきます。




 現在、足尾駅の東に 足尾銅山記念館 の建設が進められており、完成は2025年の春を予定しています。 かつて、この地にあった 辰野金吾氏 設計による 足尾鑛業所 を復元しています。
 産業近代化の礎となった 足尾銅山と古河グループの歩みを紹介する施設です。

 古河機械金属株式会社 足尾銅山記念館の建設のお知らせ




 わたらせ渓谷鉄道の足尾駅と通洞(つうどう)駅の営業キロは 900mです。 足尾町も足尾銅山も、戦時中の空襲を受けていませんので、古い町並みを見ることが出来ます。




 足尾駅と足尾銅山記念館までの距離は150mです。 足尾駅構内の東側には、国鉄時代の車両たちが展示されています。




 通洞駅と古河足尾歴史館までの距離は300mです。 徒歩のルートは 赤線で示した3つがあります。

 ・左のルートは しゃ断器も警報器も無い踏切を渡ります。 列車の接近にご注意下さい。 また、雨の日はぬかるんでおり、雑草もあります。
 ・中央のルートは かつてガソリンカーが走っていた路地裏通りです。 日光市営バスのバス停横から階段を上り、踏切を渡ります。
 ・右のルートは 昭和の町並みを歩きます。 階段を上り、踏切を渡ります。

 マイカーのルートは緑線で示します。 市道から斜路を上り、踏切を渡ると 市営無料駐車場に出ます。 40台程のスペースがあります。 観光バスも入場出来ますが、予めご連絡下さい。

  重要なお知らせがあります。 新生 あしおトロッコ館 は館内整備のため、長めのお休みを頂くことになります。
 開館のご案内は X(旧Twitter)(一社)あしおトロッコ館【公式】などでお伝えします。


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足尾駅 保存車両 一般公開

2024-11-07 22:00:01 | 古河足尾歴史館 イベント
 11月10日(日)10:00~15:00、わたらせ渓谷鉄道 足尾駅構内にて、保存車両の一般公開を行います。 入場無料、車掌車の体験乗車も無料です。
 駐車場はありません。 わたらせ渓谷鉄道利用促進活動の一環ですので、公共交通機関をご利用ください。
  《 企画:一般社団法人 あしおトロッコ館 》





  展示車両:
 日立製作所製 15t ロッド式ディーゼル機関車、協三工業製 10t ディーゼル機関車
 タキ 29312、タキ 35111、ヨ 8928、キハ35-70、キハ30-35





 キハ35 は車内もご覧頂けます。




 国鉄 足尾線時代、足尾駅にて貨車の入れ替えに活躍していた 小型DLは、塗装修復を完了し、ご来場をお待ちております。。。


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索道 搬器の構造

2024-08-31 16:30:00 | 古河足尾歴史館 イベント
 日立セメント株式会社 大平田鉱山索道(さくどう)で使われていた 搬器(はんき)を 足尾町の あしおトロッコ館 にて展示しています。


日立セメント索道

 hotetunotatujin様のYouTube動画を 掲載されて頂きます。




 構造を 1/80の模型で紹介します。 赤い矢印支索(しさく)と呼ばれるワイヤロープです。 鉄塔に固定され、搬器の重量を支えます。
 緑の矢印曳索(えいさく)と言うワイヤロープです。 索道の始点と終点に設置されたプーリーによって、推進します。




 ピンクの矢印握索(あくさく)機 で、推進する曳索をグリップします。
 黄色の矢印ウエイトローラー で、ウエイトの重さで握索機が曳索をグリップします。 ウエイトローラーを跳ね上げるとグリップが解放され、搬器の推進が止まります。 荷物の積み降ろし時に操作します。




 支索上を走る4つの 走行ローラー は 樹脂製です。そのフレームは複式ボギー台車のようになっています。 折り返し地点でのUターンや、沿線のゆるいカーブに対応するためです。




 バケットの内部。




 レバー周辺。




 当該機の説明文。




 スケッチ図。




 あしおトロッコ館の屋内に展示している 索道模型

 模型の詳細は、過去記事:索道(さくどう)の模型制作 2020-10-27


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駅からハイキング

2024-08-23 17:43:00 | 古河足尾歴史館 イベント
 JR東日本が企画する 駅からハイキング にて、産業遺産の足尾町 を歩くコースが紹介されています。 開催日は、9月14日(土)~16日(月)です。
 参加予約不要、参加料無料の企画です。 詳細は下記 JR東日本のホームページまで。

  【わたらせ渓谷鐵道共同開催】産業遺産と環境の町 足尾






 わたらせ渓谷鉄道 の終点 間藤(まとう)駅 に集合。 9:30~13:10に受付。
 足尾駅では、先着で クマよけ鈴 をプレゼントとの事です。




 日本初の 水力発電所跡。 ここで発電した電気で電気機関車を走らせ、足尾銅山の坑道内で鉱石を運搬していました。
 まだ、ローソクやオイルランプ、ガス燈くらいしか無かった時代に、足尾町には電灯が灯っていました。




 足尾銅山観光 では、坑道内を見学できます。 夏はとても涼しいらしいです。




 古河鉱業の迎賓館とも呼ばれる 掛水俱楽部。 その隣には、かつての 鉱山事務所 が復元工事中です。 東京駅や日本銀行本店などを設計した 辰野金吾 による建物です。。。


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バケットローダー

2024-07-19 16:10:01 | 古河足尾歴史館 イベント
 あしおトロッコ館(古河足尾歴史館内)にて動態保存している 太空機械バケットローダー 600B型 です。



 バケットローダーの説明プレートに QRコード を取付けました。


 古河足尾歴史館 バケットローダー実演 の動画を 下に貼り付けさせて頂きました。





 現物をスケッチしました。




 坑道を模したダミー模型です。 尺度:1/80。 坑道内では排気ガスを出す車両は使用出来ません。 バケット動作も走行も、動力は圧縮空気です。




 採石シーン。 削岩機で開けた穴にダイナマイトを仕掛け、発破。 破砕した鉱石をバケットローダーを使用して 運搬車に積載します。
 バケットは、チェーンの巻き取り構造により、背負い投げの要領で 後ろにつないだ鉱石運搬車に 鉱石を積込みます。。。


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足尾駅構内 保存車両 一般公開

2024-05-01 17:00:01 | 古河足尾歴史館 イベント
 5月5日(日)10:00~15:00、わたらせ渓谷鉄道 足尾駅構内にて、保存車両の一般公開を行います。 入場無料、車掌車の体験乗車も無料です。
 駐車場はありません。 わたらせ渓谷鉄道利用促進活動の一環ですので、公共交通機関をご利用ください。
  《 企画:一般社団法人 あしおトロッコ館 》







 貨物ホームの キハ35 は車内をご覧頂けます。




 わたらせ渓谷鉄道 つうどう駅より徒歩5分の、古河足尾歴史館(10~16時)では、当日は ガソリンカー の運転日になっています。 古河足尾歴史館(入館料400円)に入館された方は無料で乗車できます。
 足尾駅と通洞駅の間は約1kmです。 昭和の町並みを散策ください。。。

 トロッコ列車・お見送り風景

 古河足尾歴史館 鉄道模型展示



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古河足尾歴史館 開館日

2024-03-28 00:00:01 | 古河足尾歴史館 イベント
 2024年、古河足尾歴史館 の開館日は 4月20日(土)からです。 開館日は、土曜・日曜・祝日になります。


 ○ 入館料
大人:400円
小・中学生:300円
団体(20名以上) 大人:300円、 小・中学生:200円
障害者手帳をお持ちの方は無料

 ○ 開館時間
10:00~16:00 (15:30受付終了)






足尾のガソリンカー 復元運転会 2


足尾のガソリンカー 復元運転会 1





 湘南顔の ニチユ 10トン電気機関車。 (普段はリボン飾りはしていません)




 足尾銅山観光にて来客を坑道まで運んでいる車両です。 バッテリーで自走します。
 古河足尾歴史館では、簡単なレクチャーののち 50mほどの線路を往復、運転体験できます。 無料です。




 ツアーのお客様のお見送り風景(動画より抜粋)。 ご来館お待ちしております。。。








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足尾駅 保存車両公開

2023-11-07 09:30:00 | 古河足尾歴史館 イベント
 11月12日(日)10時~16時まで、足尾駅の保存車両が公開されます。

 わたらせ渓谷鐵道 足尾駅貨物ホームにて開催。 入場無料。
 主催者側より「 駐車場はありません!ので、かならず桐生・相老方面からは「わたらせ渓谷鐵道」日光からは「日光市営バス」をご利用ください 」との事です。




 国鉄時代に足尾駅構内にて入替え機として活躍したDL。




 東北本線 矢板駅構内、栃木県北通運にて活躍していたDL。 そして、タキ+タキ+ヨ。




シン ウルトラマンのPVに登場した足尾駅に、みんなで行こう!!

 あしおトロッコ館(古河足尾歴史館内)にもお立ち寄りください。 16時閉館(15時半 受付け終了)ですのでご注意ください。
 最寄り駅は 通洞駅 ですが、昭和の街並みをブラブラと30分の散策もお勧めです。

《 ご注意 》 あしおトロッコ館を含む 古河足尾歴史館は、12月~3月まで 冬季休館になります。 4月からのご来館をお待ちしております。。。


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大分鉱業 上部軌道の 機関車と鉱車

2023-09-12 08:00:01 | 古河足尾歴史館 イベント
 大分県津久見市の 大分鉱業株式会社様 より、8t電気機関車グランビー鉱車 が、あしおトロッコ館(古河足尾歴史館内)に届きました。 古河機械金属株式会社様の 全面支援によるものです。

 以下に、大分鉱業にて活躍していた頃の YouTube動画 を紹介します。

   大分鉱業株式会社 上部軌道 【 ビコムステーション 】





 EL85型。 軌間762mm、日立製作所製。 大分鉱業 上部軌道 にて 昨年まで働いていた機関車です。




 電気機関車 運転席。 狭いです。 晩年には自動の無人運転が行われていたそうで、扉の脇に 検知反射板 が取り付けてあります。




 石灰石を運搬していた グランビー鉱車




 グランビー鉱車として特徴的な ローラーが右に見えます。 基本的には推進運転はしませんが、連結部には、推進運転用のバッファーが着いています。




 鉱車の車軸受カバーに「 山一 」マークが描かれていました。
 旧 古河鉱業( 現 古河機械金属 )小山工場にて 製造・納入した車両だと判明しました。 予期した事ではありませんでしたが、役目をまっとうし、里帰りを果たした事になりす。




 大分鉱業様からは、ニチユ4トン蓄電池機関車、トロッコ、工具類の寄贈も頂きました。




 井笠鉄道の蒸気機関車との並び。




 グランビー鉱車は ダンプガイドレール によって自動的に鉱石を荷卸しします。

  以下に 関連動画 を貼り付けておきます。

 大分鉱業 徳浦運搬線(下部軌道) 最終日 【 ビコムステーション 】


 国見山 三重鉱山 【 ビコムステーション 】


 鋼管鉱業 芳井鉱業所 【 ビコムステーション 】


 日鉄鉱業 尻屋運鉱線 【 ビコムステーション 】


   松尾鉱山 硫黄精錬


 明延鉱山『 一円電車 』 平成元年('89)作品 【 GOTOH FILM 】


   明延鉱山 神子畑選鉱場 ( 兵庫県・朝来市 )


 Grubenbahn mit Fahrdrahtlok in Albanien


 Bulk Material Handling, Rail Veyor at Vale Underground Mine,Sudbury


 Albánie hnědouhelný důl / Albanian lignite mine




 あしおトロッコ館・二階の 模型展示フロアでは、グランビー鉱車の構造が分かる Gゲージ鉄道模型 を展示しています。

    関連する過去記事:2022-06-23 Gゲージ グランビー鉱車 模型


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線路 若返り工事

2023-08-02 08:00:00 | 古河足尾歴史館 イベント
 あしおトロッコ館(古河足尾歴史館内)にて、線路の若返り工事が行われました。

 マクラギ交換、バラスト補充、通り整正、軌間調整、高低調整、カント調整などです。
今回の工事により、トロッコ列車の乗り心地が向上しました。(個人の感想です)

< 個人情報保護のため、写真の一部を加工しています >




  (一社)あしおトロッコ館【公式】 Twitter もご覧ください。




 バラストの運搬には、ナベトロを使用しています。 あしおトロッコ館ならではです。




 タイタンパーコンパクター。やってる事は実物の鉄道と同じです。
 軽便鉄道なので、9kgレールで 軌間610mmです。




 国道122号線からも見える 腕木式信号機。 広告塔のような存在です。




 長雨で出来た水鏡で 電気機関車を パチリ。




 古河足尾歴史館に入館された方は、無料でトロッコ列車に乗車できます。 土・日・祝日の開館です。 入館料・大人 ¥400円になります。。。


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