朝もやの 車窓風景
ときどき薄日の差す、窓からの風が 心地よい、秋の始まりの頃です。
線路の幅は 日本の新幹線と同じですから、日本の在来線の客車よりも、幅は少し広いのだと思います。
杭州駅の 隣りのホームに停まっていた 列車です。 色は違いますが、だいたい こんな感じの車両に 乗車しました。
とにかく 気になるのです。
線路を歩いている人を 良く見かけます。 そして、ときどき 線路の中で、通過する列車を眺めながら、どんぶりメシを食べてる人も 多く見かけます。
それは鉄道だけではありません。 道路に立って、通り過ぎる自動車や、人の流れを見ながら、どんぶりメシを食べています。
? ? ? はてなマークのいっぱい付いた、中国の旅でした。。。
中国 黄山 にて 「 飛来石 」
岩山の上に 巨大な石が。 少し傾いて見えるので、いつ倒れるか 心配です。
「 どこからか 飛んで来たとしか思えない 」 という意味で 「 飛来石 」 と、呼ばれています。 私には 「 どこからか 飛んで来た 」 とも 思えません。
おそらく、数万年以上も前から、こんな姿なのでしょう。
黄山からバスで半日以上は走ったでしょうか、「 いけん 」 の集落の 風景です。 このころ、この土地は 「 非開放区 」 だったかも知れません。 一般の 外国人観光客は 立ち入りが規制されていたと思います。 中学生くらいの女の子が ガイド役をこなしてました。
夕暮れどきの 山村風景。 ゆったりとした 時の流れを感じます。。。
岩山の上に 巨大な石が。 少し傾いて見えるので、いつ倒れるか 心配です。
「 どこからか 飛んで来たとしか思えない 」 という意味で 「 飛来石 」 と、呼ばれています。 私には 「 どこからか 飛んで来た 」 とも 思えません。
おそらく、数万年以上も前から、こんな姿なのでしょう。
黄山からバスで半日以上は走ったでしょうか、「 いけん 」 の集落の 風景です。 このころ、この土地は 「 非開放区 」 だったかも知れません。 一般の 外国人観光客は 立ち入りが規制されていたと思います。 中学生くらいの女の子が ガイド役をこなしてました。
夕暮れどきの 山村風景。 ゆったりとした 時の流れを感じます。。。
中国・黄山の風景
最近、シャープの 液晶テレビの CMで、「 モナリザ 」 の背景画が紹介されています。 その背景画の一部分に 雰囲気が似ている気がします。
黄山一帯の標高は1000メートルほどなので、さほど高くはないのですが、切り立った岩山の風景は、この世の景観とは思えません。
どこにカメラを向けても、絵になります。。。
黄山 清涼台より 獅子岩を望む < 50mm F5.6-8 1/60sec >
翌日は朝から 晴天。 岩の上のおサルが 景色を眺めているようなのが 「 獅子岩 」。 中国の観光客は皆、手のひらに おサルを乗せたようにして、記念写真を撮っていました。。。
清涼台より 日の出 < 50mm F5.6 1/250sec FLフィルター使用 >
翌日は朝から 晴天。 岩の上のおサルが 景色を眺めているようなのが 「 獅子岩 」。 中国の観光客は皆、手のひらに おサルを乗せたようにして、記念写真を撮っていました。。。
清涼台より 日の出 < 50mm F5.6 1/250sec FLフィルター使用 >
わたらせ渓谷鉄道 ・ 水沼 - 花輪 より 「 堰の風景 」。
( 前日投稿の続きです )
運転席のすぐ横で 前面展望を楽しんでいたのですが、夜の風景を見ていると、わたらせ鉄道が 急カーブの連続だという事を つくづく 思い知らされます。
カーブがきつ過ぎて、ヘッドライトの灯りが カーブの内側を照らしきれません。 線路の曲がりに合わせて、ライトの向きを変えられるようにしないと 怖いカンジです。
一部の自動車や 鉄道車両で、角度調整機能の付いた車は あるはずですが、一般には 普及していません。 20年くらい前、鉄道模型雑誌に、台車の角度に合わせて SLのライトの向きを 機械的に調整させる記事が載っていました。
現代なら、タイヤの切れ角 または ハンドルの切れ角にセンサーを付けて、モーターでライトの向きを変えればいいので、それほど 複雑な構造では無いはずです。 でも、それを作るほどの需要は無いのでしょうかね。 群馬県みたいな、真っ暗な夜道なんて、ほかにはありませんからね・・・。。。
( 前日投稿の続きです )
運転席のすぐ横で 前面展望を楽しんでいたのですが、夜の風景を見ていると、わたらせ鉄道が 急カーブの連続だという事を つくづく 思い知らされます。
カーブがきつ過ぎて、ヘッドライトの灯りが カーブの内側を照らしきれません。 線路の曲がりに合わせて、ライトの向きを変えられるようにしないと 怖いカンジです。
一部の自動車や 鉄道車両で、角度調整機能の付いた車は あるはずですが、一般には 普及していません。 20年くらい前、鉄道模型雑誌に、台車の角度に合わせて SLのライトの向きを 機械的に調整させる記事が載っていました。
現代なら、タイヤの切れ角 または ハンドルの切れ角にセンサーを付けて、モーターでライトの向きを変えればいいので、それほど 複雑な構造では無いはずです。 でも、それを作るほどの需要は無いのでしょうかね。 群馬県みたいな、真っ暗な夜道なんて、ほかにはありませんからね・・・。。。
わたらせ渓谷鉄道 ・ 田元橋 の 画像です。 ビデオで撮影し、静止画に切り取ってみました。
先日 列車に乗車して、夜の前面展望を写してました。 終点の間藤( まとう )駅を出発して、この 田元橋に差し掛かる直前に、一頭のシカさんが線路にいました。 ちょうど カメラのスイッチをOFFにし、よそ見していた時に 出くわしました。
列車のヘッドライトで 闇の中から浮かびあがるシカさんの姿を写しそびれたのは、すごく悔やまれます。
そのあと、県さかい付近でもビデオをまわしていましたが、野生動物は見られませんでした。。。
先日 列車に乗車して、夜の前面展望を写してました。 終点の間藤( まとう )駅を出発して、この 田元橋に差し掛かる直前に、一頭のシカさんが線路にいました。 ちょうど カメラのスイッチをOFFにし、よそ見していた時に 出くわしました。
列車のヘッドライトで 闇の中から浮かびあがるシカさんの姿を写しそびれたのは、すごく悔やまれます。
そのあと、県さかい付近でもビデオをまわしていましたが、野生動物は見られませんでした。。。
野生の空気を読む [ 後編 ]
あるとき私は JR上越線の、渋川市郊外にいました。 EF55型機関車( 愛称:ムーミン号 )の復活運転でした。 榛名山を背景に写せる場所で、他の鉄道ファンと共に築堤に立っていた。
構図が決まらないので、カメラを構えたまま 一歩後ろにさがった。 もう一歩さがった。 一歩前に出た。 もう一歩前に出ようと片足を上げた瞬間、「 このまま 足を下ろしたら、とんでもない事のなる 」。 そんな、するどい殺気を感じた。
私は片足を上げたまま 足元を見ると、ヤマカガシが頭を持ち上げ、今にも跳びかかりそうな勢いで、威嚇していた。 「 これ以上近付いてみろ、噛みついてやる 」 と、言わんばかりに。。。
あるとき私は、わたらせ渓谷鉄道にいました。 群馬と栃木の県ざかい付近。 沢を吹きおろす風が涼しくて、真夏でも30分と居られない避暑地がある。 列車の撮影の合い間、よくここで休憩していた場所。
ある日、いつものように沢に行ってみると、なんだかちょっと 空気が違う。 まるですぐ近くで、誰かに監視されているような・・・。 とても居たたまれず、すぐにその場を離れることにした。
そのうちに、数匹のサルが草むらから姿を見せた。「 サルくらいでこんな強い胸騒ぎなど 感じないはず 」。
私は重い空気を引きずったまま、三脚を立て、望遠レンズを付けて列車を待つ。 少し逆光ぎみの、風景が一番輝くとき。
ふと、カメラのファインダーに、一頭のシカが飛び込んだ。 ずっとずっと、写したかったシーンだった。
おわり
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