写真集 足尾鐵道の一世紀 ( 新樹社刊 )
アジサイ祭の会場で わたらせ渓谷鉄道のブースで、写真集 「 足尾鐵道の一世紀 」 を 見つけました。
草木ダムの建設のため、国鉄 足尾線は線路を移設することになりました。 全長5kmを超えるトンネルです。 しかし、トンネルの開通まで ダム建設工事を待つことは出来ません。 そのため、ダムのすぐ下流側に 鉄橋とトンネルを作り、簡易線路を作ったのです。
その時のトンネルが、現在でも ダム下の桜の公園の近くに残っています。
実はその時の写真を、20年ほど前 どこかの図書館で見つけた事がありました。 最近になって、再び見てみたいと思っていたところでした。
写真集には、国鉄 足尾線の前身、足尾鐵道の建設当時の写真から、現在の姿までを記録してありました。 人々の生活する姿や、煙を吐いて走るSLの写真が満載です。
ガケの上に登って写したとしか思えない写真が多いのに驚きました。 足尾線ファン必見の一冊だと思います。