群馬県 高崎市 吉井町の
牛伏山。 季節を変えて10回近く登っているのですが、様々なルートを組み合わせて登り降りしているので、同じ経路をたどった事がありません。
南面からのアスファルト車道を含め、ようやく全ての路を歩くことが出来ました。
鉄道利用の場合は、
上信電鉄 吉井駅 から市営バスで
ドリームセンター で下車。
自動車利用の場合は、
上信越自動車 吉井IC から2.2Km。 ドリームセンター向いの 段々畑状の駐車場に 30台近く駐められます。
ため池のほとりからのスタートです。
あるいは、山頂にも駐車場があり、20台くらい駐められます。 ですが、夕方には閉門されるので、フェンス手前の駐車場から登ります。
西側の登山口から入った路。 トトロの森のような 緑のトンネルを進みます。
クマ笹の林の中で、小鳥たちのさえずりが賑やかです。
ソーラーパネルがたくさん並んだ場所に出て、現実に引き戻されます。 すぐに登り返し、山歩きが始まります。
直進(写真 左)がメインルートですが、右に上って行く近路が見えます。
近道を少し登るとたいらな路になり、歩きやすい静かな林間になります。
すぐにメインルートに出ます。 この看板が目印です。 看板の地図がまったく理解不能です。
メインルートをたどった時の道しるべ。 もう一つの登山道との分岐でもあり、ろう梅の里園地を経て 階段登山道への分岐でもあります。
今日はどの路をたどろうか。 入り組んでる感が楽しいです。
だれかの落し物でしょうか?
写真を撮りながらフラフラと階段登山道を登ります。 後から来た親子連れをお見送りして、ベンチでゴロリ。
仰向けになって見上げた 青い空をパチリ。
富士山です。 ウソです!
浅間山 です。 左は名峰
妙義山。 冬季は近く見えます。
登山口からの標高差は 300mほど。 運動不足の解消にほど良い山です。 サクラ、ツツジ、アジサイなどが次々と咲いてくれます。
山頂に建つ「
青い山脈」の歌碑の案内板。 案内板の写真だけ撮って、歌碑を写していないという珍事。
お城の展望台に記された 吉井町の町史の一部。 建物内に様々なパンフレットがあります。 登山道を紹介したものを参考にすると良いでしょう。
山頂には NHK-FM、FMぐんま、J-フォン の送信アンテナが建っていますが、山頂の少し下った所に、2基のパラボラアンテナを背中合わせにした中継アンテナがあります。
電源を必要とせずに 山の反対側に送信するもので、非常にレアなものらしいです。
山頂から南面に下る 一方通行のアスファルトの車道は、なぜか 冬の間は通行止めです。 積雪地な訳でも無いはずですが。
落ち葉は山のように積ります。
登山道は急な坂が多く、落ち葉の下に木の根が出ていたりして滑ります。 木の幹や丈夫な枝をつかみながら歩かないと 痛い目に合いました。
まれに、小動物に出会います。
ウグイス が鳴く季節になると、黄緑色の
メジロ が元気に飛び回ります。
薄茶色のウグイスは 枯れ枝にまぎれて目立たないのです。 メジロのことをウグイスだと思った昔の人々は、黄緑色を
ウグイス色 と呼びました。
山の手線の電車の色とか、ウグイスパンとか、間違ったままと言う現実。
牛伏山の過去記事:
2022-04-09 群馬県 牛伏山
2022-10-29 秋の 牛伏山