ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

山岳ジオラマ 6 ・ 池の制作

2021-02-17 00:06:25 | 鉄道模型 HOジオラマ
 今回のジオラマは高低差があり、岩山の山頂まで 1mを超えます。 山頂直下に TOMYTECロープウェイ を設置しました。




 広範囲の岩山を 実感的に手作りできる自信がなかったので、NOCH ( ノッホ )岩板 を 3種類取り寄せてみました。
 スタイロフォームより少し硬い材料で成型されていて、カッターナイフで切って使えます。 着色済みです。 およそ 310mm x 200mmです。




 スタイロフォームと岩板を混ぜ、崖を作ってみました。




 プラ用塗料で着色すると、険しい岩壁になりました。 わたし的には大満足です (^^♪
 9mmナローのトンネルは、岩のブチ抜きトンネル。 16mmのトンネルには、木製のトンネルポータルを付けました。




 5mm厚のスチレンボードをベースにして 池を作ります。 家には 粘着剤付きのパネルしか無かったので、それを使います。
 粘着面にティッシュペーパーを貼り付けました。 そして、地形を作図して・・・、




 30mm厚のスタイロフォームで 池の周囲を作りました。




 いつものように トイレットペーパーをボンド水溶液で貼り付け、地形を作りました。
 トイレットペーパーが乾燥しない内に 水彩絵の具で池の底を着色したら、丘まで緑色に染まってしまいました。 気にすることではありません。




 池の周囲を プラ用塗料でグレーに塗りました。 小石と砂を岸に置き、小石が沈む程度に リアリスティックウォーター を流しました。




 前回 川を作った時は、緑色の ステンドマーカー をリアリスティックウォーターに混ぜ込みましたが、今回は違います。
 池の浅い部分をプラ用塗料のクリアグリーンで、深い部分をクリアブルーで水面を着色しました。




 岩板を追加発注し、8枚を池の周りに張りました。 ラック鉄道の線路は 岩壁の中にめり込んでいます。




 ジオラマをテーブルの上に置くと、ロープウェイ駅は少し見上げるようになります。
 ジオラマ自体はHOゲージサイズなので、ロープウェイがNゲージでは正しくないのですが、遠近法で見ると、それほどの違和感はありません。
 様子を見て、ゴンドラだけサイズ変更するかも知れません。。。


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山岳ジオラマ 5 ・ 川の制作

2021-02-01 00:00:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 ふとした思い付きで、川を作ることになりました。 全長 35cm、幅 4cm。 他のストラクチャーを除けるように流れていきます。




 2本の線路の 橋台 は、グリーンマックス水平橋脚 を使用。 5mm厚の スチレンボード に位置決めしました。
 自宅には粘着剤付きのボードしか無かったので、橋台以外の部分には トイレットペーパー を貼っておきました。




 スタイロフォーム で川岸を作り、木工用ボンド水溶液 でトイレットペーパーを重ね貼りしました。
 トイレットペーパーは乾燥すると 絶妙なシワシワができるので、地面の表現に最適です。 安価です。
 ・ 石膏の場合、木を植えようと穴をあけると 割れてしまいます。 改造もし難いです。
 ・ 紙粘土の場合、乾燥時にちっちゃくなるので あまり好きではありません。

 川底は ライトグリーンのプラ用塗料で塗ってみました。




 岩を表現するため、スタイロフォームをちぎって 川岸に貼り付けました。




 グレー系のプラ用塗料で着色しました。 スタイロフォームは接着剤や塗料を塗ると柔らかくなるので、筆や爪楊枝で整形できます。
 ちなみに、流し込み接着剤を付けると 溶けてしまいます。




 川の水は、ウッドランドシーニックス ( KATO扱い )リアリスティックウオーター を流します。 何度かに分けて盛ります。
 メーカーでは 「 3mm以下で 」 とありますが、私には 一度に 3mmも盛る勇気がありません。 乾燥時に引けが発生し、溝ができてしまいます。
 乾燥に 24時間待ちます。

 流し込みの最終段階で、ステンドマーカー を混ぜます。 リアリスティックウオーターを紙コップに入れ、ステンドマーカーを適当に入れ、気泡ができない様に撹拌して使います。
 流した直後は白っぽく濁っていますが・・・、




 ・・・ 乾燥すると 澄んだ緑色になります。
 さらに 草木を添えていくと、風景 が生まれます。




 ジオラマ作りで一番楽しいのは、木や草を植えていく時です。 私だけなのかも知れませんが、緑の増えたジオラマを眺めていると 気が休まります。




 ドライブラシの要領で 川面 に白い塗料を乗せ、せせらぎ を表現します。 その上に 真綿 を薄く乗せ、リアリスティックウオーターで貼り付けました。




 川のユニットを ジオラマの本体に挿入しました。 ほとんど陰になって、川が見えません。 すごく頑張って作った お気に入りのせせらぎです。
 こうなることは最初から分かっていたのですが、にしても、ちょっと寂しい気が・・・。




 というわけで、ジオラマ作りは まだまだ続きます。。。


コメント
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