1984.7.22 撮影
高崎客貨車区 < 未掲載の懐かしい写真を紹介します >
1982年に 東北・上越新幹線 が開業すると、在来線のダイヤに空きが出来ました。 お座敷列車や団体専用列車の設定が容易になり、空前の ジョイフルトレイン ブームが訪れました。
鉄道雑誌にはジョイフルトレインの運行表が掲載され、全国を撮影して回る アマチュア鉄道カメラマンが増えた時代です。
高崎駅に隣接した留置線には 優等列車が停泊する事が多く、人知れず恰好の撮影ポイントになっていました。
1985.6.16 サロンエクスプレス東京 車内
時には車内の立ち入りを許可して貰えることもあり、単独の撮影会が始まります。 古き良き時代でした。
1985.6.16 撮影
1986.9.27 撮影
高崎客貨車区は「くつろぎ」と「やすらぎ」のホームグラウンドです。 ですが両車、早朝出勤&深夜帰宅運用が常なので、週末の昼間に2編成が並ぶのは珍しいです。
ちなみにこの夜、両編成併結の12両編成で 金沢へと出張しています。
1986.5.3 撮影
1986.9.27 撮影
水戸の81系「ふれあい」との並び。
1986.10.5 撮影
トラ90000 を改造した「トロッコ列車」。 4両居るはずですが、1両は検収中でしょうか。
例によって、車内立ち入り許可。
1987.5.17 JR 足尾線 : 沢入 → 原向
1986.8.3 撮影
高崎客貨車区の在籍車両は他に 12系客車、旧型客車 が居ます。
この頃の旧客は、EF55 の復活運転で「GOGOトレイン」として、上越線:高崎 - 水上 で活躍していました。 トロッコ列車と組む事もありました。
1986.10.5 撮影
この日は午後に12系「江戸」が入場予定だったので、トロッコ列車などを写して待っていると、職員さんが「このあと 珍しいのが入って来るよ」と教えてくれました。
「EF55」の牽く「サロンエクスプレス東京」でした。
鉄道ファン誌主催のミステリー列車で、ツアー参加者も当日まで行き先を知らされていません。
どうやらここで、参加者限定の撮影会の予定らしいです。
ところがそこに、カメラを持った若造が待ち受けて居たものだから、主催者の人はご立腹です。 一人があからさまにムッとした態度で言い寄って来ました。
こっちこそ、腹立たしいです。
強い西日の中、「サロンエクスプレス東京」と「江戸」の並び。。。