マイクロトレインズ社 の
マグネ・マティックカプラー に触れるのは 二十数年ぶりです。 Nゲージの連結器といえば、世界標準の
アーノルド型カプラー が当たり前の時代でした。
KATOカプラーN も
蜜連型連結器 も姿を見せていない時代に、機能的にも スタイル的にも、マグネ・マティックカプラーは 魅力的な存在でした。
写真の
EF58 は、二十数年前にマグネ・マティックカプラーを組み込んだ車輌です。
直流専用機関車 から
交直流両用機関車 へ。 そして、
交流専用機関車 へと、
長距離列車 をバトンタッチしていく運転にあこがれていました。
久し振りに使ってみようと思ったのですが、どう使い分けたらいいのか 完全に忘れていました。 で、入手可能な 3種類を購入してみました。
また、パッケージのビニール袋には チャックが付いているので、未使用パーツの保管に便利です。
品番 11-712 は、カプラー受けが
スカートボディ マウントの 電気機関車用。
ロングシャンク と
ショートシャンク が 1輌分づつ入っています。
D型電機 は ショートタイプを、
F型電機 は ロングタイプを使います。
品番 11-711 は、カプラー受けが
台車マウントの車輌用。 つまり、SL、DL、EC、DC、PC、2軸貨車を含むFCなど、一般車に使います。 ( メーカーは 推奨 ・・・ )
品番 11-710 は、カプラー受けが
台車マウントの電気機関車用。
こちらのカプラーは
品番 11-711。 一般車用です。
オハフ50 の台車に取り付けようと思います。
ちなみに、
品番 11-711 と
11-710 は 形状がほぼ一緒で、シャンク ( 首 ) の長さだけ違います。
品番 11-711、一般車用の方が 1mm長いです。
注意 : KATOカプラーN と比較すると、
品番 11-710 とほぼ一緒でした。 つまり、
KATOカプラーN の代わりに使うなら、
品番 11-710 を選ぶのが良いのかと。
ただし、急カーブの線路では
マグネ・マティックカプラー の破損の可能性もあり、シャンクの長いものを選んでおくのが無難とも ・・・。
カプラー受けが 台車マウントタイプの場合、カプラー交換は比較的容易です。
アーノルドカプラー を抜き、
スプリング を抜き、
スプリング案内用のバー を切り、
アダプター と
スプリング と
ナックルシャンク と
リップシャンク を 「 せ ーの 」 で入れます。
両手の指先がふさがっていたので、その時の写真はありません。
動作確認ののち、アダプターを
ゴム系接着剤 で固定します。
オハフ50 同士を連結してみました。 右の車は
マグネ・マティックカプラー。
左の車は
品番 11-721 の
KATOカプラーN JP A です。
両者は ちゃんと連結します。 けれど、「
相性バッチリ 」 と言うほどでもありません。
KATOのカプラーは種類が多くて わけが分かりません。 ときどき 確認しないと。。。
つづく