おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

初木の子取り

2007-08-21 13:20:11 | Weblog
19日は誕生日だった。
暑い日に生まれたんだよと叔父が教えてくれた事があったが今年も暑い日であった。
家族は誰も忘れていて、言うと又面倒なので黙って晩酌をしていた。
明日の予定を聞かれたから夜は板長たちとのみに行くと話したらなぜ行くのかと問い詰められたので誕生日だったから明日は皆とそれにかこつけて飲むのだと話した。
気まずい沈黙があって、開口一番それって嫌味と来た。
自分が忘れていたのを棚に上げ開き直っていた。
別にどうってことはないけどやっぱり言わなければ良かった。
月曜日は夜が予約がないので飲みに行く事にして、ナラタケモドキが出たので、うまくいけば大漁とやまに出かけた。
国道の温度計は32度だった。
林道の入り口に行ったら雨で地面が流されていて車は行く事が出来なかった。
暑い中ゆっくりと歩いたけど久しぶりの山で胸が痛く汗まみれだった。
青空の広がる山道の向こうに入道雲が三つ。
栗の木に一杯ぶら下がった青い栗。
殿様バッタが道案内。
いつもの場所に入ったがキノコは出ていなかった。
場所を移して又探す。
今度はナメクジに食べられたキノコがぽつぽつ取れた。


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初物と珍味と鈴虫

2007-08-19 18:12:43 | Weblog
三日前あたりから鈴虫が鳴き始めた。
仕事が終わって車に乗ろうと裏の駐車場に行くとかすかに鈴虫の声らしきものが聞こえた。
空耳かなと思ったが疲れて確かめる気も起きなかった。
その上色々な虫の大合唱でそちらのほうがにぎやかで気になってしまっていた。
一番凄い声で鳴いているのは小学校の頃作ったブザーみたいな音を出していた。
次の日は二回聞こえ昨日はあちらこちら合唱していた。朝市場に足りないものをとりに行ってると北村君から携帯が有りナラタケモドキが取れたから取りに来いと言って来た。
直後キンちゃんがスズメバチの巣を持ってきた。
お盆のお客に出したら好評だったよと言って。
ナラタケモドキは天ぷらにして使う。
スズメバチの子はもう羽が生えて親そっくりになっていたのもいたが巣から出して旨煮にした。
スタッフが誰が食べるのと言うからこんな気持ちの悪いものは僕は食べないよ、お客さんがお金を出して食べるのだと言った。
メニューに上げるけどきっと誰も食べないのでは。
予約が三つ。
一つは囲炉裏炭火焼。
暑いから他のほうがいいのではとオススメしたのにどうしてもイロリがとの事で要望された。
でも接待なのに良いのかなと不安だった。
色々出したがノド黒を笹で包んで個人個人にだした。
暑かったらしいが皆さん大好評だったらしい。
施主から顔を出して挨拶をと言われたけど手の掛かることをしたり、蕎麦を打ち続けていたら最後のデザートの頃やっと顔を出す事が出来、ナラタケモドキの天ぷらと実物を持って見せて、たいした話じゃないのに皆さん喜んでくれた。


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プルーンの実の紫、青い空に白い雲

2007-08-18 14:24:19 | Weblog
昨日は朝から昼寝で7時間寝た。
目が覚めることなく。
雨が降ったのも気が付かずひたすら眠った。
本当は娘とプールに行こうと考えていたのだが、妻が娘に店が休みだといってないよと言ったので娘から電話が来るまでと寝ていたのだった。
日ごろの疲れと朝ビールが効いていい睡眠になった。
目覚めて自宅に電話したら妻が何か旨いものは無いかと聞いたので、刺身があると答えると、刺身はいらないから肉が欲しいといった。
娘の好物なのだ。
それで良く寝てからだが軽くなったので少し豪華な夕食のおかずを作る事にした。
一つは茹で豚のサルサソース。
トマト、ニンニク、玉葱、黄色パプリカ、パセリ、塩、コショウ、サラダ油、酢を入れてケチャップとブラウンマスタードさらに足してサルサソースみたいなものを作り、片栗粉をまぶし茹でた豚肉を冷たい水で冷やし、ルッコラーの小口切りを散らした上に肉を乗せサルサソースをかけて出来上がり。
二つめは国産霜降り牛肉の味噌漬け石窯焼きの残りをスライスして魚野川風味噌ドミグラスソースをかけ上に白髪葱と大葉の千切りを水でさらして散らした。
三つめは刺身用の鯛をカタクリにまぶしてあげ、ゴマの油の香りを利かせて夏野菜がたっぷり入った甘酢をかけた。
久しぶりに家族揃って夕食を楽しんだ。
妻の漬けた茄子漬けと茄子味噌が僕のつまみ。
それから又寝た。
今日何故か腰が痛くて困ったといったら皆が寝腰だと言われた。
曇り空で涼しい朝楽しんでいたら、又蒸し暑くなり夕立を期待するようになった。
雲が切れ始めてだんだん小さくなって青空に浮かんでいる。
窓越しに青空と白い雲そしてプルーンの紫が映えていた。
それを見ていたら又眠くなり3時間昼寝した。

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ススキの穂

2007-08-17 09:43:19 | Weblog
今日は休み。
でも昨日の夜の片づけがかなり残っているのと明後日お祝いや飲む会の注文を受けてあったので市場に向かった。
曇り空で気温も下がった国道を走っているともうススキの穂が出始めていた。
気が付けば暦の上では秋だなど話した日から10日以上も過ぎていた。
暑さに気を取られて気が付かなかったけどもう秋になっていたのだ。
そういえば隣の栗の実も大きくなっていた。
そして市場についたらシャッターがしまっていた。
今日まで休みだったのを気が付かないで行ってしまった。
店に戻り始める頃雨がぽつぽつしてきた。
朝食に生ビールを飲んで寝る事にする。
目が覚めてみると夕方五時近くになっていた。
涼しくなったのとお盆の疲れが出たのだった。


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経営者失格

2007-08-16 08:29:38 | Weblog
朝やっと起き、朝食の大きな桃を見ていたらこの頃の忙しさや又暇の日の事を思い出していた。
仏壇がある部屋が自分の寝室。
お盆で忙しくて少し気弱になっている。
スタッフは家族なのにこれといった待遇をしていない。
この前に数人の先輩達に言われた言葉が蘇ってきた。
経営と社員の幸せを考えるのが経営者だよ、ガクさん。
仏壇の前で考え込んでしまった。
忙しいだけでスタッフ達は幸せなのだろうか。
魚野川で生きてきて幸せだったと思ってくれるのだろうか。
こんな事では経営者などいえないな、まったく失格。
と考えていると母が来て仏壇ぐらい拝んでいけ、今日は仏様が帰る日だ。
そこで手を合わせ先祖代々の仏様、土地の仏様、私の周りの人々の仏様が幸せになりますように、商売繁盛になりますように、周りの人達が幸せになりますようにと祈った。
妻が来て長々と手を合わせているんだねー、コーヒーが入ったよといって置いて行った。
こんな事を悩んでいるようじゃあんた本当に幸せなんだねといった友人の言葉が思い起こされてきた。
自分だけ幸せだと感じたからまーいっか。
お客さんが喜んでくれれただろうか。
自分だけの幸せがどんどん増えていく。
今日はお盆最後に忙しさ。
一般客はあまり来なかったが法事とクラス会と祭りの反省会とただの飲み会と只見から三瓶さんが一族で宴会に来てくれた。
そして運転手がお盆と祭りで休み。
自分で運転手に早代わり。
ところが納骨をしてから店に来る事になっていて、お客さんの車と二台で墓地に行った。
もう一台の車が迷子になってしまってお経が始まってしまったのに終わらない、蕎麦を打っていたら朝から蕎麦の注文が続きもう無くなる頃ときが気ではない。
稲の新穂の黄緑の大原のかぜのうねりを見ていても感動が無かった。
蕎麦が気になって。
夜になって予約の人たちを部屋割りしたら一部屋しかなくて席が空くのを待ってもらうようになった。
星野さんも来てくれたがてんてこ舞いで話も出来なかった。


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お盆のお客さんは懐かしい人が一杯

2007-08-15 20:53:47 | Weblog
朝曇り空だったから6時前に起きる自信があったのに寝過ごして娘に起こされてしまった。
下島の祭りの準備が6時からあったのだがもう起きたのは7時近くになっていた。
それでずる休みをした。
強い日差しが無いから今日はお客さんが一杯来るぞとスタッフと打ち合わせ。
ところが交通量が少なくこれは駄目かもと思った頃からきだして、駐車場が一杯になった。
裏にまだ20台止めれるのに、車をとめるとこがないので帰るお客さんがかなりいた。
しげちゃんに言いつけ、呼んだらすぐ飛び出して誘導しなさいと。
帰れないようにバックに回って強引にするのだと笑いながら頼んだ。
効果覿面。
誘導されるとすんなり下の駐車場に行った。
店は満杯コップが足りないやら氷が少なくなるやら大騒ぎ。
そばやラーメンなどだったから案外スムーズにこなしパンクしなかった。
たまに見ると地震前から来てくれた人たちや近所の人たちがお客さんと来てくれていた。
県外車が多かったが中に皆顔見知りの人がいた。
昔勤めていた人で茨城に住んでいる人がもうひ孫が5人になったよといって食事に来てくれた。
蕎麦を打ちっぱなしで手がべろべろ。
朝予想した来客数より百人余計の来客。
スタッフも声がでなくなっていた。
帰りの星空はこの頃で一番綺麗だった。
親方の作ってくれた畑が干上がりナスやピーマンがならなくなってしまった。
昨日から消雪用の深井戸から水を上げて畑にまいている。
とたんにナスも南蛮もシャッキーンとしてきた。


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川鵜釣り

2007-08-14 17:09:03 | Weblog
昨日は晴天で星も綺麗に見えた。
自宅に帰ると光が少ない分もっと綺麗に見える。
店の見る位置は自宅で見る位置と反対方向に見える。
それで慌てた八郎左エ門が昼寝して朝と夜を勘違いして切腹してしまったとの昔話が残ってる場所が八郎場で自宅の川上方向にある。
そして昔、かわうそがすんでいてその横の沢は大犬沢だ。
今は暗橋になって国道から見えない。
大犬とは狼の事と父に言われた。
日本では秘境のほうだった。
そこに今川鵜が住み着いていたがこの頃数が少なくなった。
小千谷に行くと一杯いるけど、この頃少なくなったなーとアユ獲りの山ちゃんに言うと、堀之内と川口の漁協の有志が虹鱒の生餌をつけて瀬針にして鵜を釣っているのだと話した。
深さ40センチのところに30センチの糸を仕掛けると魚を食った鵜が水面に顔を出せずに死んでしまうらしい。
時には大きな鯰がつれたりするらしいけど、僕は川鱒も釣れているのではないかと思っている。
川マスは禁漁だから闇から闇の胃袋に消えているのではないだろうか。
山ちゃんはもう一つ気になる仮説を話した。
地震で山古志の家がダムに沈んでるが、農家ばかりだったから農薬もそのままになり水に溶けて流れ出しているのではないだろうかと。
そうでなければ山古志から流れている芋川の下流はアユがほとんどいない、いくら川鵜だって皆食べ切るわけは無いと。
水質検査をしないのは米の人気が落ちるといけないのとその下流は飲料水として使っているからかもしれない。
パニックが起きるのを恐れて判っていても公表しないかもと。


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新しい墓地

2007-08-13 15:30:29 | Weblog
うちの墓地は自分の敷地にあった。
墓を作った頃は家が無かったのにいつの間にか墓の近くに住宅が建った。
そして地震が来たり、娘が難病にかかったりしたから母が物見に見てもらったら墓の場所と方角が悪いと言われた。
信心深い母はそれが苦になっていたしよその住宅の玄関先に墓があるのはかわいそうな気がしたから、物見の言う吉方に移すことにした。
東のほうがいいといわれたのでまた自宅の近くにと思ったらよその家が又あるし、墓地は簡単に作れないことが判った。
役場に行ったら本来私有地には墓地は作れない事になっているのですがなっているということは変ですねといわれた。
でもちゃんと地図の上に乗っていた。
そんな事があって、店のある下島の墓地が空いているので希望者は受け付けると回覧板に書いてあった。
両親にそこに行ったらどうだろうと提案をしたらあっさりとどうせ死んでしまった後は分からないのだからどこでも好いしちょうど東のほうだからいいのではと返事をもらった。
村の役員さんに申し込むと墓地代二万円との事。
住んでいる限りその金額一回でいいそうだ。
行ってみると広さは一坪半もありかなり広い。
隣は水落さんの豪華な墓で家のは苔むした昔ながら小さな墓石で凄い差がある。
地震で崩れていた墓をタイヤショベルのバケットに毛布を敷いて自分で運んだ。
親戚の左官屋さんに頼んで安く作ってもらった。
基礎を作ってもらったら安く13万で終わってしまった。
自宅の墓のあるところは和南津が港だった頃は行き倒れで亡くった無縁仏を埋葬したところだったそうで、墓を作る前は畑だったから人骨が良く露出したそうだ。
無縁仏が埋まってる上に墓を作ってあったことが判り、別の墓地に引っ越したので今ほっとしている。
墓を作るときはスコップとタイヤショベルで整地した。
苔むした素朴な墓は自分でもかなり気に入っている。
先祖が頑張ってかなりの土地を所有してたのに僕の代でほとんど無くなってしまった。


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残暑

2007-08-12 20:28:29 | Weblog
今日は法事が二つあったので早めに行って窓ガラスを拭こうと思って出かけた。
太陽は北に近づき冬見る位置とはまるで90度も違うのではないかと思うぐらい寄っていた。
この頃日の出に間に合う事も無かったが朝の空気はさわやかだ。
粟島の天心丸と友人に百合の花を送ってくれるように生産者に頼みに行ったら一抱えの百合を頂いた。
それを妻に頼み店に飾ってもらった。
普段は庭に咲いている花を飾ったり隣の農天市場が店開きしたときに買ったりするぐらいでこの頃華やかさが無かった。
マキを運んだりしていて最後に窓拭きをした。
夜に集まる虫を蜘蛛が食べて、それを排泄するからガラスに白く跡が付いてしまうのだ。
横からさす朝日の強烈な事。
頭がボウーとした。
遅い法事は3時からお経。
それが終わってから迎いに行ったが車のクーラーが効かない。
水道水で車を冷やし30分もクーラーを回していた。
国道の温度計は37度を現していた。
夕方7時はまだ30度を上回っている。


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お盆連休始まる

2007-08-11 22:07:56 | Weblog
朝から灼熱の太陽が照りつける。
市場の途中の信濃川を渡る橋の付け根に信号があってそこに止まるとミンミンゼミの声が聞こえる。
太陽の暑さと張り合っているような力強い鳴きかたで、信号の変わるまで一緒に鳴いている。
みんみんみんみんみんーー。
頭の中が無になり静寂と川風が聞こえる。
目が覚め気力が湧いて来る。
早くから準備をすればいいのにやることが皆一緒になっててんてこ舞い。
夜は家族の予約が3っ。
帰省した子供夫婦を老夫婦がもてなすと言うパターン。
若いから肉を多くと同じような注文。
でもいつもと同じメニュー。
僕が肉を持って行き、若い方が来られたので最上級の肉ですと御挨拶。
皆さん喜んで帰られた。


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