母の誕生日

小出町で気温が３６・６度を記録した。
畑に野菜を採りに行こうと思うのだが買って置いた麦藁帽子が見つからないでいつまでたっても採りにいけぬ、それほど日差しが強烈だった。
取立てを提供しょうと考えていたら、客数の減少でナスの生長が進みすぎ。
普通のナスが米ナスのようになっている。
母の誕生日に刺身を作るからと宣言しておいたので市場に一番乗りの気合で行った。
なんだかんだでいつもより十分ぐらいの時間だが早く着いた。
一番先に近くの漁港からの荷が競売されるので何か美味しいものが無いかと見回したがたいしたものが無かった。
天心丸もそうだが底引き漁法が９月１４日まで休業なのでどうしても魚種が少ない。
よく色々な種類の魚の混ざった箱があるのでタイヤヒラメが少しづつあればいいのに今日に限って駄目であった。
予約が少ないので一杯買うと売り切らないで残ってしまうので足りないぐらいがいいと思う。
鯛は買ったがヒラメは仲間に一匹だけ分けてもらった。
母にといっても娘がほとんど食べてしまうのだが。
台風五号のせいか暑くてだるいので昼寝をらくらくした。
そしたら久しぶりの宴会と星野さんたちの家族のお食事会と店のほかのお客さんが一緒になってしまいごたごたしてしまった。
長岡祭りの流れのお客さんが来てくれ準備が遅れていたのだった。
まーのんきな経営者だなーと思った。
何となく気持ちがすさんで伊豆や東京に電話した。
ところが今日のお客さんがそこがガクさんの良い所だよと、持ち上げて人生観を聞かせてもらった。
おかげで心もすがすがしく星も綺麗に見えた。
気力もわいてきた。


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