GAMAの菜園&フォト日誌

SINCE JUNE 2005・・・菜園情報と写真で綴るGAMAの雑記帳

百葉箱作り

2019年05月15日 17時53分50秒 | 菜園ティスト日記
朝。ガマカフェこと。葡萄の屋根だけハウスに入ると、葉水が頭や顔に当たります。この時期、葡萄は
スゴイ勢いで水分と養分を吸収し枝をグングン伸ばし、果房を出し、巻き蔓を伸ばします。




天気予報によると、関東地方の雨は6時ごろにあがると今しがた言ってましたが、降っておらん。ところが
6時過ぎたら突然降り始め、30分もこんなペースで続きおった。




大工! の前に、昨日途中でホン投げたゴム紐の巻取りを終えた。ずっと使ってた35メートル紐は
ゾンザイに缶に巻き付けペグを缶の中へ入れていた。結構便利でした。^^ 今度は50メートル2本
どうしよう。ゴムの50メートルは伸ばせば100メートル届くという事。ペグは必要だ。




雨なので薬散なんて有り得ない。葉が乾くまで百葉箱作りです。まずは、他目的で加工されていた
百葉箱の材料になる箱のバラシから。




とっ、ガタガタやっているうちにカーッと晴れてきたので薬散に出発。今日はさすがに雨にはならんでしょう。




しかし、薬散して2週間後にまた病気が出たというのならなんとなく薬が合わんかったかな~くらいで
済むところ、薬散後4日後にブワーッと病気が広がってくるとはなんちゅうこと。結局、前回は浸透する
間もなく雨で洗われてしまったということでしょう。高い薬が無駄になりました。




細かいプロセスはかっとばして百葉箱が完成。厳密には塗装前工程が完了。これを白く塗って120-150cm
の高さに設置しないと完成ではありません。




扉を開けたらこんな感じです。中も白く塗ろうかと考えています。蜂とかが巣を作るかもしれないので
白い方が異変に気付きやすいでしょう。



そもそもなぜ百葉箱かと言いますと、今は温度計をハウスの外壁の日陰部分に置いていますが、雨の日は
葡萄ハウスに移動しています。ハウスの中は例え全面開放でもやはり温度は高めになるでしょう。
百葉箱を設置することで精度の高い情報が得られるだろうとの考えからです。雨量計や風速計・までは
考えていません。湿度計と気圧計はアナログですが持っています。

本日の収穫。リサーチ先でオバサンがおばさんに「大根はなるべくおヒゲの点が一直線に並んでいる
のがいいのよ」などと講釈しておりました。つまりこういう大根の事ですな。フムフム。でっ何故か知っとるん?
そこまでは知らんとよね、きっと。早い話、過剰に窒素を吸っている硝酸態窒素の含有量の高い大根
は徒長しながら成長するので葉が144度の角度で出て来ないで、根の部分もよじれてしまうのよ・・・
って事ですが、つまり硝酸が多いかまともかってことですね。当然硝酸が少ない大根が美味しいし真っすぐだし
栄養価も高いし、見た目もいいし、日持ちもするんです。(←真面目に本当の話です。)




サラダ菜が爆発しそうでうす。春は早いですねえ。秋だと3週間はもつのに・・・夏はせいぜい10日。

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とりあえずの課題はあと一つ、でも・・・

2019年05月14日 18時44分11秒 | 菜園ティスト日記
なかなか朝の気温が上がらない。今日も11度。13度以上にならないと蒔けないものもある。
苺の予備苗の実がなっている(ザルのところ)が、茂みから一直線にも拘らずタヌキが来ない。^^




銀マルチ畝にマルチホーラーで穴開け準備。




ひどい。まるでハロウィンカボチャの口のよう。これじゃマルデホラーじゃ。




前はこれに焼け炭を入れて丁寧に美しく開けていましたが、火を起こすのも面倒。まあちゃんのとは
違って、缶カラはバーナーで炙ってもすぐ冷めちゃうんですよね。




ルッコラ、大和まな、ほうれん草、ズッキーニを撒き、水菜を10株ほど植えました。




新ハウスと葡萄ハウスの隙間をビニールで塞ぎました。もう濡れません。




空芯菜は量は要りませんが、ないと寂しい。それで5株ほど植えました。水が溜めやすいよう凹んだ
畝立てです。残る課題は二つ。




50メートルゴム紐のリール作りです。一つはミニホースリールのホースを外して巻きました。もう1本は
道糸が巻いてあった手作りリールを修理して使う事に。つまみがなくなり、つまみ位置の脇が破損しています。




真竹の株元の端材を割って使う事に。




つまみの差し込み部分はノギスで測って寸法を出し、やすりで仕上げました。指で摘む側はカッターで
削り出しました。




破損部分の穴埋めも竹材で。




針金で固定して修理完了。大工だった嫁の爺さんが孫の凧揚げ用に作ったものです。




このはさんを見習って最初はきれいに巻こうと始めましたが超めんどい。^^疲れたので今日はこれまで。




とりあえずの最後の課題。これをハーフサイズに縮めて台を作り、百葉箱に変身させます。これが七つ目。
今日はできません。




最後が見えてきたところで、ニンニクの薬散、販売開始にあたってのパッケージング企画、中間業者との打ち合わせ、
直売所との打ち合わせなど新規の課題が出て来ました。忙しいのはいい事だと考えましょう。
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またまた葉枯病が・・・

2019年05月13日 17時41分08秒 | 農場日誌
ニンニクの花芽が上がり始めています。花芽を商売にはしないので、なるべく早い段階でカットします。




しかし、油断するとニョロっと伸びてしまっているのもあります。




病変株でチェックしてみると、まだまだ収穫サイズまでは3-4週間必要です。




6片にんにくは先週カットした分と合わせて130株くらいが、ジャンボにんにくはほとんど全株が抽苔しました。
6片は抽苔すると25-30日が収穫目安だそうです。梅雨入りと重なりそうです。




葉枯れ病が広がり始めています。やはり前回の薬散は直後の雨でご和算にされたようです。ダコニール1000を
散布する事にしますが、またここへ来てお天気が不安定ですね。降るかもしれないという予報が一番困ります。
降って欲しくない時は降り、降って欲しい時は降らないですからね。ひねくれガマです。^^




仲良し農家NYさんこと中山さんの貴味メロンです。だいぶできてきています。




こちらは大玉スイカ三甘露。新大和が正しい名前だと思いますが、三甘露という名前にご執心の中山さんです。^^

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優先課題は終了

2019年05月12日 18時45分08秒 | 菜園ティスト日記
昨日追肥土寄せで引っ掻き回されたジャガイモです。




今朝はもうほぼ前の状態に復活してました。柔そうに見えてもしっかり生きてますね。




もっともヤバイ条件が揃った竹で荷重テストを2週間以上続けていますが問題なさそうです。




節目を手摺棒に合わせ、印を入れて滑り止め加工をしてきましたが、本日予定数完了しました。




手摺棒で仕切られた180x180x220のスパンが6部屋ありますが、最上段すべてに滑り止め加工済みの竹
を敷き詰めました。玉ねぎ・にんにくを吊るす時は1スパン半数の竹を使用することになります。
全部で収穫物25000個を保存できる体制が完成しました。




まだ竹に余裕がありますが、保存スペースもまだ4割空いている計算です。




農場の玉ネギを試食してみる事にしました。右のものは小さいながら商品にできますが、左のものは
形ができていないのでNGです。さてお味はいかがに。




優先課題は終わりましたが、まだ7項目未処理があります。頑張らねば。
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優先度の高いものからやるっきゃない

2019年05月11日 17時37分12秒 | 菜園ティスト日記
ジャガイモへ追肥&土寄せ&花摘み。安穏としていたジャガイモ(デストロイヤー&北アカリ)は
ご覧の有様に。でも。これでいいのです。もっと規模の大きな栽培なら条間スペースももっと確保して
回転培土ローターで一気に処理する仕事ですが、この程度ならホーでやるしかありません。




第二畝のシンシアとデストロイヤー。こちらは遅霜でこっぴどく、しかも3-4度やられたのであまり
刺激せずそっと土寄せ。30g+カットの種芋なので芽数が少なく、芽掻きをする必要がほとんどない
から日照と適度の降水があれば復活する筈ですが・・・




アスパラはここに4-50株定植したが、これしか残っておらずどうやら土壌が合わないらしい。とはいうものの
絶滅するでなく中途半端に残っているのでそれも不思議。もっとも半分は今は遮光エリアの中で茗荷に
駆逐されたようだが。本日種を300粒ほど播種。別の場所で再挑戦してみたい。




枝豆の発芽に失敗し。スペースが半分余るので先行してトウモロコシを播種しました。トウモロコシを
栽培する時は今頃は1mくらいになっているペースでやるのですが、今回は異例のゆっくり栽培になり
ました。アワノメイガ対策はマニュアル通り忌避薬投与でやってみるつもりです。枝豆+トウモロコシ
でもカメムシ+アワノメイガはある程度しか防げない事は過去の経験で実証済みですので。




今朝も10度未満でしたがカボチャは平気の平左。ならばともう一株も定植しました。今年はこの2株で
6個も収穫できればいいかなと。家庭菜園ですから。^^ ワラサラバを敷かなければ。




優先リストと上位最後は竹の加工処理。もうじき玉ネギ・にんにくの収穫が始まるので、それまでに
吊るし保管に必要な真竹棒に滑り止め加工をしなければなりません。




それでも今までに178本を終了しました。収穫量で17800分確保できていますから、あとはシャルムの
セット球保存用くらいで足りるかもしれません。一応最低250本の確保はするつもりです。




竹の滑り止め加工は淡々とした作業で飽きるから今日は合間に巨峰の誘引作業もしました。
まだ伸び始めたばかりなのでそれほどの量ではありませんが、パラペットの高さ以上に上に行かない
ようマイカ線で誘引しました。巨峰は今年も100房程度できればいいかなと思いますが、主幹を一本
減らしたので今年はちょっと厳しいかもしれません。




さて、こいつはネコに小判ならぬ猫に万札。テメエの食費に一月いくらかかってると思ってんだ~!
と言っても、コイツの食費を負担しているのは次女でした。^^ 
兄の家には7匹もいるし、飛花ぽんさんちにも同じくらいいるらしい。トイレの世話だけでも大変じゃろが。
万札でも拾ってきてくれればとも思うが、どこかで招き猫らしき貢献はしてくれているのじゃろか。^^

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夏物定植進行

2019年05月10日 18時42分51秒 | 菜園ティスト日記
過日粗起こし兼pH中和をしておいた畝2本に昨日元肥処理と耕転を行いました。今日は畝立てをします。
ゴム紐でダブルマーキングして・・・




始めてすぐ気づきました。右畝は3430のホールマルチ、左側は95㎜ノンホールの銀マルチ。ゴムなので
ペグ位置を変更し続行。幅がギリギリなので畝を低くする必要があります。全体を一度均しやり直し。
今まで特筆しなかったゴム紐の利点。レベルに張ったまま上からトンボレーキをかけられます。
当たり前だったので今まで利点とは意識しませんでした。




仕上げは飛騨高山の匠のレーキで。今回は中央部をやや高く仕上げるタイプのマルチ張りなので
教えてもらったまあちゃん方式のコンパネの上でサーフィンするやり方は使えませんでした。




マルチ完了。少し土壌を養生します。3430はもう少し畝幅を広げるべきでした。ちょっとキビシイ。




気温がかなり高いです。陽当たりは30度越え。日陰でもこの気温。




定植の準備で、この前トマトなどを植えた反対側を30㎝幅で粗起こししましたが。




低くて水が溜まりやすい場所だったので土が固まって団粒化どころでない、団塊化です。




手で一つずつ握りつぶしました。十数年前、ガマ菜園を初めて粗起こしした時は全体がこんな状態
でした。




ここにはピーマン、水ナス、ししとうを植えました。




かぼちゃ畝に一株だけ試し定植。根付いたら回りにフェンスを立てて暴走を畝内に制限します。




ハウス内。ここはジャンボピーマン4株、普通ピーマン4株。




ハウス内、キュウリの隣に水ナス2本。トーホクとアタリヤ。




ハウスはこれで満員御礼。育苗トレイはシャルム以外はなくなります。。

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ガマ流鏡面張り

2019年05月09日 17時21分24秒 | 菜園ティスト日記
朝一でトマト・きゅうりの余り苗を定植。本当に朝一。7時には定植完了。もう陽が照ってる。




定植前に各穴にネマトリン2㎎ずつを投入。根切虫、オケラ、根こぶ線虫などには必需品です。人参は
これをサボったのでエライ事になりました。後からじゃ使えないんですわ。(泣)




昨日抜いたのらぼう菜を運び出すにも大き過ぎる。なので小さくしようとしましたが折れない。でっ、
ノコギリの登場ですわ。恐るべしのらぼう菜。




のらぼう菜も消えてルンルン気分で畝作りに入ったが、おバカさん、枝豆植えるっちゅうのに石灰は
入れるは鶏糞+オール12化成は入れるは。石灰はこの前のらぼう菜の向こうの元白菜エリアに入れて
しまっていた。まあ、㏗6.0-6.5なら枝豆は育つが、窒素はいかんぜよ。かき集めて撤収。




どう考えても6mの畝にこいつはデカすぎますが、もうお手てでやっていい年齢は越えてしまったので。




さて、俺的菜園生活の畑大好きさんからちょうどご質問いただいたので、何故ゴム紐が鏡面張りに結び
つくか、その一連をご紹介します。あくまでガマ流(元祖は超x2几帳面な菜園仲間苺博士)ですが。

予め畑には100㎝(畝)、次は50㎝(通路)間隔でナイロン紐と結んだペグ(マーカー)を両端に打ち込んであります。
畝の四つ角にペグを使いながらこのようにゴム紐を巡らせトンボで粗作りをします。拡大するとゴム紐が
オレンジ色のナイロン紐のマーカーの位置に張られているのがお分かりかと思います。





トンボで鎮圧してここまで仕上げます。ここまでは結構雑です。




手作りのこてで仕上げます。この工程で紛れ込んでいた根っこや草なども摘まみ出します。角はRを
入れておくとマルチがきれいに乗ります。




三角ホーで周囲を掘り、トンボできれいに掻き出します。




マルチを被せ、重しを使ってこの程度のテンションをかけます。




どんな方法でも構いませんが、まず4辺の中央部に土を被せ踏みつけて固定。次に4隅、次はそれぞれの
中央部、その後はどこでも順次埋めながら固定します。自分は50メートル畝なども仕上げるので、左足で
テンションをかけながら押さえ、右足で土を運び踏み固めるやり方でやってます。50メートルだと予め
全体にマルチを被せるなどというおバカな事はできないので、7-8mずつこの方法で攻め上がります。
とうより、マルチャーという機械を使うのが一般的ですが。^^ 興味のある人はユンボオヤジさん
のページへどうぞ。




完成です。これでも滅多にやらないから腕は落ちてます。10年前はこんな感じ↓でした。




ピカピカ鏡面ですよね。^^




ガマ菜園とはこんな菜園でした。今は根性ありません。参考になったでしょうか。



という訳で、ゴム紐がどうして鏡面張りに必要かお分かりいただけたでしょうか。鏡面にするには
たわみが出ないよう直線と平滑な面の両方を得る必要があるということです。ゴム紐は直線のツール
ですが、短い距離なら平面確保のためある程度のレベルも同時に取る事ができます
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もしかしてアレロパシー活性?

2019年05月08日 18時07分41秒 | 菜園ティスト日記
今日の最低気温は1.4度。さすがに氷点下ではありませんでしたが、なんと昨日の雨の水たまりに薄氷
が張っていました。降霜はありませんでしたが、場所によっては冷気が流れ込んだんでしょう。




菜園仲間の苺博士が余ったゴム紐を2反、100メートル持って来てくれました。そもそもマルチの鏡面
張りに悪戦苦闘していた10数年前、これを使うと楽だよとゴム紐を持って来てくれたのが苺博士。
就農して数反歩を耕作する事を知り前回の3倍くらいも持って来てくれました。超助かります。
この長さになるとこのはさんのような本格的な巻取り器を作る必要がありますわ。考えねば。




のらぼう菜を撤収しました。高さが1.8メートルを超えていました。もう花ばかりだったので。




大根の第一弾が午前中日陰になっていました。自分は173㎝ですが、それ以上の高さだったので、成長にも
影響が出始めていました。これで第2弾(上の写真で左側の群)より先行してくれるでしょう。




ハウスの中の定植(トマトときゅうり)を進めました。




短径自然薯がハウスの内側でたくさん萌芽しています。外へ移植しました。どうやって入り込んだんだろうか。




ハウスに入り切らない苗はエンドウのネットハウスを利用して外で栽培します。




ここなら雨除けも設置できますし。というか、この構造体はそもそもトマト・きゅうりハウス用の設備です。^^




リサーチでスーパーなどを回ってきましたが、HCで大玉スイカの苗を1本だけ衝動買い。これくらい
ならスペースありますから。 それにしてもこんな行燈を100個も1日で立てたスゴイ菜園ティストさん
がいるんですよね。^^




今日の収穫。お隣農家のHMさんが「スナックエンドウがわさわさ育っているのに一つも実が入んねえだよ」
って言って来たんですが、うちのは入ってますねえ。見に行ってみたらすぐ傍でナガミヒナゲシが繁茂
していました。アレロパシー活性の影響が出ているんでしょうかねえ。だとしたら恐るべしナガミヒナゲシ。
本日のTBSのNスタで取り上げていましたね。もう北海道にも上陸してしまったようです。

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消毒が終わったら・・・

2019年05月07日 16時23分00秒 | 農場日誌
いるといないじゃ大違い。




油断も隙もならぬ奴




気象庁とウェザーニュースで天気予報チェック。曇りから晴れマークへ移行の予報。日差しも差してきた。
これならいけそうと荷台を薬散モードへ切り替え、殺菌剤をスタンバイして農場へ出動。



11時に完了し、後片付けをしてから昼食をして休んでいたら突然外から雨音が・・・・
なんちゅうこった、近隣で時間50ミリの豪雨だの雹だアラレだと大騒ぎでも3日間で11.5ミリしか降ら
なかった少雨地帯で晴天が一気に降雨に変わるなんて。しかもよりによって薬散の直後に。


シャインマスカットの整枝を埋めておいたら芽が出てきたとKDさんが持って来てくれた。うまく
着いたら巨峰と入れ替えようか・・・




飛花ぽんどんが約1ヵ月も更新をサボるは、1週間も訪ねて来ないはとナマケモノのお株を奪おうとして
いる感あり。マロめに登場してもらってチョンチョンとつついてもらいましょう。

ドンペリ飲み干しやがって酔いつぶれておるニャン。

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今日も何やら賑やかな農場周辺

2019年05月06日 19時55分24秒 | 農場日誌
にんにくの葉の変色部分の切り落としと下葉の処理を進めていますが、病変株の記録も大事な仕事。
小さい株に病変が多いと思ったのですが、逆に病気持ちだから大きくなれないという要素と脆弱だから
大きくなれないし、病気にも感染しやすいという要素も確認しました。




ハサミが30㎝近くあるので標準的なサイズの株ですが、黄斑病や葉枯病が混在し黒カビが発生しています。
基本的にカビ系の病気が多いのでダコニールやZボルドー、アミスター20、オンリーワンフロアブル
で対応します。




にんにくの林に腕を突っ込んで作業をしていると切り口から出た樹液を浴びる事になります。昼食
などで家に戻ると家族がにんにくの臭いがする~と言いますが、つまりはにんにくと同じ成分が葉に
あるのではと調べてみたら、なんとにんにくの葉って普通に食べられるんですね。知らんかった。
炒めても、汁物に入れても、お浸しにしても、ラーメンなどに入れても、何でもいいみたい。高知
あたりでは一般的とか。青森でもかな。




昨日は「ママ―」だの「パパ―」だのといった声が鳴り響いていた農場ですが、今日は別の若手脱サラ
就農のYDさんが助けを連れてネギの定植に来ました。なんでもYDさんは2週くらい前にちょっとした
けがをしたところから化膿して歩く事もできなくなってしまったんだそうです。それで手足代わりに
なってくれる応援を連れてきたのですが、普通のリーマンさんたちらしく、会話の仕方がまんま都内
の企業人言葉。「すいません、そちら少々右に移動してもらえますか」「はい、分かりました」ってな
感じ。やはり令和の新風だ。^^




100メートルくらい向こうではKDさんがNYさんの落花生播き作業を手伝っていました。「これで
土をすくって被せりゃいいんだね」「んだよ。まっつぐてえらに伸ばさねえと偏っちまぁかんな」
とか喋ってるんでしょうね。この辺りの普通語で。^^




ジャンボにんにくも含め、すべてのにんにく畝の作業が終了しました。ジャンボは5㎝くらいになって
ますね。




根元から何畝も先の向こうの光がしっかり見えるほど透けているから通気も十分でしょう。




今日の収穫はにんにくの芽(董立ちにんにくの花茎)、サニーレタス、不出来の苺少々です。
にんにくの芽は好物です。忘れていましたが、今年はこれが5000本くらい獲れちゃうんですわ。^^

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ド田舎の畑にも令和の風?^^

2019年05月05日 17時28分13秒 | 農場日誌
4/29に播種した人参第2弾、発芽が始まっているのに土中のオケラが暴れていてボコボコにされてしまい
ました。
潅水すると土手の向こうから水が漏れだします。参りましたね。




あちこちに穴を開けられています。土壌燻蒸剤で駆除するらしいですが、なかなか家庭菜園でそこまでは・・・




アブラナ科のネットトンネルが限界です。手前の超大玉キャベツなど一個でいっぱいに。トンネルを
6尺に変更しても時間の問題ですねえ。




こちら家庭菜園から300メートル離れたニンニク・玉ネギ農場。今日はいつもの感じと違う。
いつもだと周りに人が居ても、聞こえてくるのは「お~い、そっちじゃあんめえよ。こっちさ引っ張れよ。そうじゃねえっぺよ、
こっちだってば、わかんねえっぺかなあ」なんて感じの茨城弁丸出しのまるでケンカをしているような老夫婦のやり取りぐらいなもの。
それが今日は「ママ―、僕テントウムシ見つけたよ。見て見て、ほらー」「あらそう、良かったねえ、
テントウムシ可愛いでしょ」「うん、僕もっと探そうっと」なんて現代的、都会的な母と子の会話。




かと思いきや、母子が「お騒がせしました」って帰っていって暫く経ったら、今度は「パパ―、種蒔き
手伝っていい?」「うん、やってみたいか。でもちょっと難しいから二人は向こうの畑でズッキーニの
苗植えてもらおうかな」「うん、いいよ、じゃ行ってるね」などと父と姉妹の会話。そう、農場の両側で
葉野菜を作っている脱サラ若手就農家一家の様子なんです。普段とのどエライ違いに「明るくなった」
と評判の令和の風が茨城の畑にも吹いてきたのかなあって思いましたね。




にんにくの董立ちがざっと3500本くらいのうちに3本見つかりました。これから一気にでてくるのでしょう。




傷んだ下葉や褐変した部分の切り落としが4本の畝の内3本まで終わりました。明日ラストワンで完了
予定。そうしたら殺菌剤散布していよいよ収穫までのラストスパートに入れます。

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やっぱりトマトも同じだあ

2019年05月04日 18時45分24秒 | 農場日誌
悪草ナガミヒナゲシの駆除ですが、このように花蕾が伸びている状態で抜いても、恐るべき生命力で
花を咲かせ、未熟ながら種を飛散させることがあります。その未熟種からも発芽するというから2度
ビックリ。なので、抜く前に花蕾は首チョンパしておかないとダメです。




ガマ農場から見える場所の荒れた休耕地。近づくとたくさんのナガミヒナゲシが咲いています。
身の回りから駆除しても、こんな按配だからどうにもなりません。




雨合羽のズボンをはいてニーガードを装着。




にんにくの褐変葉や下葉を取り除く作業を続けるためです。




昨日も紹介したトマト生産者の作業風景。この段階で花房はすでに25段目くらい。全長は6-7メートル
に達していますが、最後の収穫品質を維持するため下葉を整枝しています。この作業が自分がやっている
事と重なります。




膝歩きで目線の高さは小型犬並み。時にはガマ目線で株元を見据え整枝の要否を判断しながら進みます。
これがなかなかシンドイ。




バイクがなかなか遠ざからない・・・




竹やぶがなかなか近づいて来ない・・・




16時半、二畝まで完了。残りあと二畝は明日から。



早く済ませてなるべく早く殺菌剤を散布してあげたいですわ。今が一番玉が大きくなる時。頑張らねば。
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にんにく栽培もトマト栽培も同じだあ。

2019年05月03日 18時32分58秒 | 農場日誌
にんにくの褐変葉を取り除く作業を続けています。褐変部分が水分を含んで黒カビが発生し始め
たためです。なんかどこかでやったような作業だなあと思いながらやっていますが、思い出しました。




以前直売所を運営する会社を統括していた時、併設の農場経営でピンキーとキラーズを栽培
しました。その時に、受粉の終わった花びらが残ったまま湿気が高まると黒カビが発生してしまい
果実が黒くなってしまうため収穫したすべてを調製作業の時拭かねばならない事になりました。
なので、実が着くと花びらを落としてしまう作業が必要になったのです。結構どちらも面倒な作業でした。




そんな時、中玉トマトフルティカだけを栽培するこの生産者の圃場は完璧な湿度コントロール
を行う事で、花びらの突いたままのトマトを袋詰めして販売できていました。邪魔な下葉も
取り除いていました。カビ対策も兼ねていたようです。



設備を整えて物理的に環境をコントロールしてしまうか、それができなければいちいち花びらを
落とす、もしくは収穫後に一粒一粒丁寧に拭き取る。にんにく栽培も結局黒カビ対策で褐変葉や
下葉を取り除くのですから作業の内容は同じ。農産物を作るのなら家庭菜園で十分できますが、
農産物を商品にするという事は全く次元が違う作業です。結局その違いを理解して事に当たる
のかどうかという事です。


苺のクラウンが蟻が土を盛り上げるので埋められてしまっています。クラウンは常に地上に出て
いなければなりません。




ジョーロを直噴にして水で洗い流して元に戻しました。今の時期特に大事な作業です。




もっこうがピークに達し散り始めました。今年はこれが見納めです。




漬物用メロンとか摘果メロンと言われているメロンの生産地でないと入手できない絶品のご紹介。
地這いの中高級メロンは一株から4個くらいしか収穫できません。しかし、受粉は培くらいするので
摘果してしまいます。これを漬物にすると、元が甘いメロンなのできゅうりの比ではない抜群に美味
しい浅漬けになるんです。仲良し農家のNYさんは摘果メロンは販売していないので貰い放題。
この時期だけしか味わえない絶品です。産地が近い方は直売所へ行くと入手できるかもしれません。
プリンスとかエリザベスなど安いメロンは苦くて食べられませんので貴味、マリアージュなどのネットメロン
やマスクメロンを狙ってください。




本日の収穫。エンドウが増えて来ましたが苺はまだまだ、と言うか、今年は駄目ですね。

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やりたくなくてもやらねばならぬ

2019年05月02日 19時33分34秒 | 農場日誌
写真にカーソルを当てると写真タイトルがポップアップします。ダブルクリックで拡大します。

結局3日間降った雨。でも新ハウスの片屋根から集めた雨水は都合150リットル。1平方メートル
当たり11.5リットル。3日間で11.5㎜程度の雨しか降らなかったという事ですね。超ガッカリ。




防鳥のため防虫ネットを張った苺。でもHAL_Kさんから虫が入れないから受粉が進まないぞ~と指摘
してくれたので朝一で開放。ところがギッチョンチョン。閉めるの忘れているのを今思い出して慌てて閉めて
来ました。ギリギリ暗くなる直前。HAL_K様様です。^^




Heyモーさんがブログで花蕾が上がったと言っていたので今朝チェックしたら、うちのグラウンドペチカにも
上がってました。




同じ種メーカーのスナップエンドウと絹サヤエンドウですが、スナップは立ち上がっていますが、絹サヤは
なかなか上がってきません。実は同じタイミングで着き始めていますが。種類違いが鮮明ですね。




玉ねぎはシャルムも泉州中高黄も遠目にも鱗茎の白色が目立つようになってきました。
少しずつ変化が目に見えるようになってきています。




にんにくは董立ちを日々チェックしています。鱗茎への養分蓄積が滞らないように早めに気付く必要があります。 
ところが・・・




別の異変に気付いてしまいました。3日続いた霧雨と暖気のせいで褐変した葉の部分に黒カビが繁殖し始めて
いるのです。これはヤバイ。




新しい業務発動です。ガマ菜園からは300メートルくらい離れた畑なのでいろいろ装具をまとめて出発です。




褐変した葉を取り除くのです。もちろん黒カビの発生状況も同時チェック。董立ちもチエックです。朝の8時から
開始し昼1時間の休みを挟んで5時まででバイクからここまで。約1000株終了。けっこう時間がかかります。




1000株で褐変葉をこれだけ回収。マルチにへばりついていた先行葉(枯れ葉)も回収。不良株も10株くらい。
あと4000株。4日かかるってことですねえ。ずっと晴れるから明日くらいから胞子を飛ばしそうなんですが、とりあえず
褐変葉を除去してから殺菌剤を撒く予定です。




左側が終了株群。右側は未了。違いは明らかですね。続けるっきゃないっちゅう事です。




相変わらずテレビは皇室報道ばかりですね。日本人のお祝い好きも良いんだか悪いんだか。まあっ、自宅で
ゴロっとしているおじさん達にはいい暇つぶしですかね。私はせっせと農作業。ガッツリ稼いで車新調して全国
旅して歩くんじゃい。^^
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令和は雨でゼロスタート

2019年05月01日 16時48分16秒 | ガマのフォト日記
どこかの有識者が言っていましたが、令和の初日が雨ということで、令に雨を重ねると
零になると。ゼロベースで新時代を切り開く始まりの時というようなインテリダジャレでしたが
私にとっては何ぁんもできないゼロスタートでした。

雨もまとまって降らず霧雨状に止むことなく降り続けるので作業はできず、水は溜まらず。
タンクも150リットルから2-3cm増えただけです。




絶不調の苺が野鳥に食べられて正にゼロスタート。なので、防虫ネットを被せました。
小雨の中の作業ですが、タヌキが来る前に鳥に食われていたらシャレになりません。




少しだけ竹の作業を続けて今日の農作業は切り上げ。




カボチャやトマトの苗の様子です。そろそろ定植サイズです。明日雨が上がるので
午後には定植できるでしょうか。




筑波山へ行きたいと家族が言い出したのでお出かけ。徳川家光寄進の徳川ゆかりの神社です。




一眼ぶら下げて行ったのに、あろうことか電池切れ。予備電池に充電しておくのも忘れていました。
たまにしか使わないとこういうバチが当たりますね。こちらも電池ゼロスタートでした。
それで一枚だけ撮れたのでアップ。やはりiPhoneとは雲泥。




家族の目的はコレ。前から御朱印集めているんですが、今回は日付入りの特別版を
欲しかったようです。 なんでも明治神宮は1.5キロの10時間待ち行列だったようで。




私はまんじゅうには興味あっても御朱印には目が行かないのでおみくじを。
新時代最初のお札は大吉スタートでした。^^

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