ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

なぜか嗅覚障害が回復してしまった話

2007-06-07 22:57:04 | 肺炎闘病記
 肺炎とお付き合いした日々の時系列的なまとめを書こうと思っているのだが、ミステリアスな事件があったので忘れないうちに書き記しておきたい。

 自分はスモーカー歴が長いせいか、いつの頃からか嗅覚が鈍くなった。決して無嗅覚というわけではなく、新そばの季節に蕎麦を鼻に近づければ蕎麦の香りを楽しめる程度には嗅覚はある。ただ、タバコのせいか、それとも実は蓄膿なのか、鈍くなっていた。

 話は「不眠明けに文字通り涙が止まらない」のエピソードとちょっと、かぶっている。

 水曜日の夜からなかなか寝付けなくて4時半頃までごろごろしていた時、ふうっと催眠から解けたように涙がぼろぼろ出てきて自分は「正気」に戻った(今思うと、月曜日に自己催眠をかけたんじゃないかと思っている……心理学は多少かじっているが、その技量はない。しかし、後で思い返すと、同僚の女性とメール合戦していたときには物の怪に取り付かれたようにひたすらパソコンを打ち続ける時の意識があまりなくて、トランス状態になっていたんじゃないかと思うのだ)。

 しかし、その「正気」に戻る前、もうひとつの不思議な現象があった。本当か夢うつつかはわからないが、私は鼻腔をくすぐる味噌汁の香りで目が覚めた。アルミサッシでぴったり窓がしまっているので、それは夢の中の「味噌汁の香り」のイメージだったのかも知れない。

 しかし、驚くなかれ、それ以来、私の嗅覚は以前のように、少なくとも人並みには嗅覚が戻った。

 このエピソードを含む一連の事件は、そのうち知り合いのカウンセラーに聞いてみたい。その前に、一本の記事としてまとめようと思っているのだが。

☆★☆★

 追記。とにかくよく喉が渇くと思ったら、平熱より1.2度高いだけでなく、上あごに口内炎ができていた。蕎麦屋酒を楽しもうと思ったのに、一合酒は半合、穴子の一匹ものの天ぷらは半匹分、二枚分のせいろは一枚分しか食べられなかったのがとても残念……^^;。

本当に3日で治してくれた

2007-06-07 12:57:42 | 肺炎闘病記
今朝は、先週木曜日の昼前に体調不良になって以来、会心の睡眠。ぐっすりよく眠れて、すっかりリフレッシュできた。体温は相変わらず37度だったり8度だったり6度だったりするけど、咳も痰が絡まないようになった。

先生から血液検査の結果スリップをもらって説明を受ける。より心配なマイコプラズマ性ではなく、細菌性の肺炎だったそうで。「あと1日遅かったら危なかった、とか言うことはなかったですか?」と聞くと、一笑された。「そんなドラマみたいなもんちゃうで。1ヶ月ほっといたらまずいがな」

3日目の抗生剤入りの点滴を受けた。今日は看護師さんが足りないのだそうで、何と先生ご自身が点滴チューブの針を刺してくれた……全然痛くなかった。

お隣のベッドで点滴を受けているのは、この医院から1軒置いて隣のご婦人。大晦日でも夜でも身体が空いている限りは診察して下さるとか、とても面倒見のよい先生の人柄についていくつか伺った。

そう言えば、私に対しては、できるだけ薬を処方しない方針だと言っていたし。製薬会社の一端にいるので、薬剤師を置いて、薬を直接処方してくれる診療所はここめっきり減ったことはよく知っている。処方された薬はいわゆるジェネリック。製薬会社から見たら旨味のない取引先ということになるだろうが、患者負担をなるべく少なくしようという姿勢とも見えるなぁ。

点滴終了後、待合室に戻された。今日はまだ職場復帰の話はないのかな。

会計終了。明日も来てくださいとも言わないし、最初にもらった飲み薬も切れるので、確認したら、もういいですよ、とのこと。えっ、職場復帰OKか。じゃ、明日の東京での会議出席を目標にしていた私の目標はかなったんだ!

勤め人としては長期間病欠したわけなので、改めて診断書をお願いした。

月曜日に受診した時に「本当は入院した方がいいんやけど」と言われたが、入院生活できない事情もあり(過去記事を見れば歴然)、「毎日通いますから。でも3日で治りませんか」と無茶な(というか無邪気?)ことをのたまった患者。でも、抗生剤入りの点滴3日(昨日は休診日でした)で、本当に先生は3日で治してくださった。

自宅に戻って職場復帰の連絡などをしていると、明日10時開始予定の会議が9時開始に繰り上がったという連絡……まだまだ、ジョナ・ケイのご託宣によると日々激動の変化があるという週は終わっていない。