ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

入院生活 1日目

2007-06-22 22:00:00 | 肺炎闘病記
(6月23日付ブログ記事「ついに入院命令が出てしまった……」より、本日のイベントに関する記述を以下コピー)

 出張明けで熱もあるので、かかりつけの呼吸器科へ。
「んじゃ、レントゲン撮ろか」
「あ、でも、一昨日昨日と熱があったんですけど」
「(アホか)そやからレントゲン撮るんやないか」
 ……と、ボケツッコミのようなやりとりを経て、レントゲン撮影。

 レントゲン写真を見た途端、先生から「もう通院ではあかん。入院や」と宣告。

 が~ん……むしろ悪くなってるんですか……感染部分の白いのが減らないばかりか、水がたまっているような形跡があると……外科的な措置が必要になるかも知れないから入院せぇと。

 紹介状とレントゲン写真をいただいて、大変な大雨の中を、とぼとぼと自宅へ。自宅に戻ると、まず会社に入院の報告。上司に引き継ぎの相談をして、来週末に締め切りになっている予算のとりまとめをスタッフに任せることを承認してもらった。

 それから、引き継ぎに必要なメールの転送、前日送った予算とりまとめのパートナーに対する入院に伴うスタッフへの引き継ぎのお知らせメール……と打っているうちに、入院先の病院の外来受付時間11時半の5分前になってしまった(滝汗)。

 病院に電話したら、紹介してくれる医院から地域医療会経由で入院の手続きを取るように指示され、かかりつけのクリニックにお願いして、時間外の外来と入院の手続きを受け付けるようにしてもらった。

 その合間に、入院に必要なもののパッキング。パニック状態とまでは言わないが、入院慣れしていないので、箸はあるが箸箱はないとか、茶こし付きポットはあるが湯飲みはないとか、歯磨き用のプラスチックのコップがないとか(自宅では古いマグカップを使っている)、手元にないものが多く、焦る焦る。携帯の充電器はうっかり旧い携帯電話用を持ってきてしまうし、まぁいろいろと不手際を。

 今日の関西は、朝から強い雨。雨に濡れるのを気にしながら、キャスターバッグを引きずり、駅前のタクシー乗り場までよたよたと歩いて行った時の、身体は熱でふらふら、心はしょぼしょぼ。泣けてしまいそうだった。

☆★☆★

(以下、入院中に付けた日記より一部を編集して掲載)

 入院した病院で、診察券作成など必要な手続きを終えて、診察を受けた。かかりつけの先生から預かったレントゲン写真を見た呼吸器科のドクターは「なんでこんなになるまで自宅療養に……」と言った。えーと(汗)、自宅療養どころか、月の半分を出張してました、なんて言えないよな……(滝汗)。

 ただ、点滴と飲み薬で処方されたセフェム系の抗生物質は私の肺に巣くった炎症には十分ではなかったのだろうと説明された。尿検査、血液検査、痰検査(こういう時に限って出ないものだが)、点滴処置を経て、一旦は診察終了。

 入院の用意ができるまで昼食でも摂ったらどうかと勧められ、売店で「(卵)とじそば」450円を注文。ただ、やはり食欲がなく、好物の温かい蕎麦でも半分も食べられず。

 入院。4人部屋で3人の先客に挨拶すると、38度近い熱があるのですぐに横になる。生まれて初めての入院生活だ……。

 4時過ぎにナースさんがアイスノンを持ってきてくれた(解熱剤のボルタレンで薬疹が出たことがあり、解熱剤の処方はなるべく避けるという話)り、主治医から治療方針の説明を受けたりした。土・日は様子を見て、月曜日に検査。肺にたまっているのが水なら自然に引くかも知れないので外科的処置は必要ないが、膿であれば外に出さなければならないと聞いて、ちょっとビビる。切られるのは嫌だなぁ……。

 6時に夕食。点滴中だったので、ベッド脇の戸棚にある引き出し型のテーブルに配達してくれた。とろろ汁、かやくご飯、えのきの味噌汁、だし巻き卵、牛肉と山ブキの煮物。あっさり和食系で口には合ったが、食欲不振で、とろろ・味噌汁のみ完食。だし巻き卵は半切れ、煮物は肉一切れに山ブキのみいただき、ご飯は二口程度。

 寝る以外にすることがないので、早めに就寝。