疲れたな、と思ったら血液中にナトリウムが不足した状態。脱塩から脱水、その後自発的脱水になって熱中症になってしまう。そうなる前に海水塩のナトリウム補給と水分補給が必要。
脱塩はカリウムの多い食べ物の食べ過ぎでもおこる。カリウムがナトリウムを排出するので。
疲れると、たいがいの人は甘いものが欲しくなる。甘いものは砂糖がたっぷり。ところが、砂糖は生活習慣病の原因。血管壁をグチャグチャにする。水分は大腸から吸収されるが、砂糖を混ぜた飲み物は大腸壁をグチャグチャにする。
たいがいの人がどんな環境にも負けないようにと暑くても寒くても高カロリー食になってしまうのはナトリウムがたくさん含まれていてカロリーもありあまるほどで元気になるから。だが、高カロリー食にたっぷり入っているナトリウムで、のどが渇いたり甘いものが欲しくなる。
砂糖のカリウムで余ったナトリウムを排出したくなるので、甘いものを食べたくなる。
甘いものが欲しくなる時は、疲れてぶどう糖が欲しいときと、ナトリウムいっぱいの元気なとき、の正反対の状態の時だ。疲れていても元気なときもいつでも甘いものが欲しいの状態になっている。
手軽なのは飲み物に砂糖を混合すれば一石二鳥というわけでコーヒーにたっぷり砂糖。砂糖は体をゆるめカリウムがナトリウムを排出するので、ナトリウムでしまった体にはピッタリ合うが細胞をグシャグシャにする。
高カロリー食には食物繊維がほぼ0。玄米は食物繊維が多いので大腸の食物繊維を分解する菌でエネルギーが食べた以上に発生するのに対し高カロリー食は繊維がないので大腸で水分が吸収されている間に硬くなって詰まってしまう。詰まって動かないので大腸に負担がかかっているところへ砂糖水が来れば大腸壁はグチャグチャになる。
大腸は最後の手段としてそのまま水分ごと排出。
砂糖をやめることと、食物繊維の多い食事に切り替えて行くのが最良の方法。カリウムたっぷり野菜を大量に取って高カロリー食のナトリウムを排出することもできるが、初めから食物繊維の多い食事が合理的。
間食とコーヒーが欲しくなったら砂糖を使わないようにすれば、コーヒーのカリウムが高カロリー食のナトリウムを排出するので、砂糖混合の場合のように大腸壁を痛めない。詰まり解消にはならないが。
穀物菜食に切り替えれば万事解決。
疲れてすぐに休憩するとおかしいと思えてしまうが、塩が貴重品の江戸時代は国をあげて午後休憩だ。安心してストレスフリーの生活。
休憩できない人も砂糖を止めることから切り替えて行くしかない。いつでも砂糖が欲しい状態の体を変えないと。
休憩のストレスフリーと、前向きな意欲は、両立しないかもしれない。だが、健康をそこねてはたいへんだ。