小麦の消費量が毎年増加し現代では米の消費量を上回った。肉の消費量も毎年増加、比例するように大腸ガンも増加。潰瘍性大腸炎は大腸ガンの一歩手前の病気、危険だ。
しかし、潰瘍性大腸炎の食事療法は高タンパク、低食物繊維。欧米式の食事と同じ。
潰瘍性大腸炎の原因は、不明となっている。原因不明では対策を立てることはできない。この食事療法は何の対策なのだろう。
穀物菜食から見れば原因は欧米式食事で大腸で便がつまり腐敗して大腸の粘膜をきずつけているため。原因ははっきりしている。それなのに原因物質をたくさん食べましょう、と言っているのと同じ。
統計では何が何に比例しているかすぐにわかるが、その比例しているものを個人的に体に入れてどうするのだろう。比例した結果が出るだけ。
海外でお付き合いで食事をするとき、残すと印象悪いだろうと豪華料理をたくさん食べると、統計と同じことが起こる。ところが、高タンパク、低食物繊維が推奨されているので、自信を持ってますます食べるようになる。ますます病気が進む。統計と同じ。増加して増加。
欧米式の食事だけのところで、それと反対の高食物繊維、低タンパク食事は、できない。それに病気を抱えていては高食物繊維は大腸の粘膜を傷つけるかも知れない。さらに出血させるようになるとたいへんだ。そんな心配なんてしないで、低食物繊維の出された料理を食べれば食物繊維なんて無いのと同じだから出血はしない、とりあえず安心だ。
こういう方向で行くと最終段階にまっしぐら。。
それよりも少しずつとって少しずつ食べれば少食になるので、大腸にとってはるかに良い。もう、腹いっぱいです、と言って。ずっと健康的。
欧米人の腸は短く、日本人の腸は長い。体格は日本人が小さい。当然、日本人の腸はズッと細くなる。動物性高タンパクをいっぱい食べるようには向いていない。細く長い腸では動きも悪く中で腐敗するかもしれない。それを避けるため少食に。
若ければ大食になってしまうから、よほど自制心がなければ病気が進む。日本人には腸の構造からして向いていない食事だ、とわかっていても、食欲をとめられない。わかっているけどやめられない。若いから、果報を寝て待つ、などできない。
どうすれば良いのだろう。問題が解決しないかぎり、いっしょうけんめい働いた結果、病気で帰国、となるーーーーーーー
その時、果報を寝て待つしかない、と絶食して休憩し治ってから復食すれば治る。
絶食しなくても、低食物繊維低タンパクから始めて徐々に治すこともできる。少飲少食で。そうすれば復食しなくてすむので何の危険もない。