この猛暑で、汗などで、脱塩 脱水、それに続いて自発的脱水が起これば熱中症だが、めまいも起きるので血圧も低下している。血圧低下で脳に行く血液が不十分になっている。立ってそのまま仕事などできない。めまいが起きて横になって脳へ行く血液を保つようになる。
血圧が高くなって起こるめまいもあるが、脱塩しているとき血圧は低下している。汗をかかない寒い時期なら血圧は上がるだろうが。
汗をかいたら脱塩に気をつけないと猛暑では熱中症へまっしぐらだ。汗をかかない真冬なら脱塩はしないから、ナトリウムの多い食事では高血圧を心配するようになる。真冬の時期に血圧測定をすれば、人によっては高血圧要注意となるかもしれない。
以前調べたが、体は水分の調整をナトリウムで行っている。そのナトリウムの量は体重に比べ測定誤差の範囲のわずかな量で調整している。ものすごい効率の良さ。だが、一度排出されると体に備蓄されているナトリウムからは補充されない、ということもわかった。飲食物でその都度ナトリウムを入れる必要がある。入れても汗などで簡単に脱塩してしまう。
こうして考えると、人体にとって必要なのは血圧を低くする方法ではなく血圧を高くする方法だ。
汗などで勝手に脱塩するのだから、その時の急速補充の方法こそ必要だ。
猛暑に汗などで脱塩しているところへ血圧を低下させる薬を飲むと2倍速で血圧が低下するだろう、と想像できる。脳へ行く血液が不足しめまいが起きるが、少し汗をかいただけで起きるようになるだろう、と言うこともわかる。
穀物菜食だけの人間は血圧低下には醤油を飲むことが最も早い解決策だとわかった。30分で効果が出てめまいがなくなり歩けるようになる。
大根おろしは利尿効果は1時間後に始まり3時間後に終わる。3時間後に眠れば熟睡できることもわかった。尿といっしょにナトリウムも出ているので汗をかいたときには血圧が2倍速で低下するだろう、と想像できる。
穀物菜食の人間にとって大根おろしは、普通の人の血圧を低下させる薬と同じ働きをする。ところが、夏の暑い季節になると自然食品店には大根が売っていない。必要ないので旬は終わっている、こともわかった。
すると普通の人にとっても、夏の暑い季節には、血圧を低下させる薬は、
ーーー不要ーーー
だとわかる。
不要なものを、なぜ、お医者様はすすめるのか。
患者の血液はドロドロベタベタで血管はグシャグシャになっていて、どこで血液がストップするかどこで血管が破裂するかわからないからだ。
砂糖と高カロリー食を続ければそうなるだろう。ところが母は成長期にそのようなものはなかった。ナイナイづくしの時代に成長した。体そのものが、そんなものを必要としない。味噌汁、漬物の世代だ。甘いもの、高カロリーとはもともと縁がない。
子供には高カロリー食を与えたが自分では食べなかっただろう、と想像できる。自分では食べないが、人にはいっぱい食べろ、と言う父を見ればわかる。
それでは、母が自分でも食べるようになったのはいつの頃なのか。父と違うのは、
ーーーー血圧を低下させる薬を飲んでいたことーーーー
これからわかることは、血圧を低下させる薬を飲むと、砂糖、高カロリー食が自分でも必要になる、ということだ。
ーーーー血圧を低下させる薬を飲んだから、砂糖、高カロリー食が必要になった。体が欲しくてどうしようもなくなったーーーー
もともと不要なものを飲むようになって、もともと不要なものが必要になった。最初の不要なものをくれたのはお医者様なので、きっと冬のものすごい寒い日に健康診断を受けたのかもしれない。健康診断のワゴン車はたいがい寒い時期にくる。血管がしまって血液の流れが滞り人によってはシモヤケの季節に裸になって。そこで、高血圧要注意になったのかもしれない。
ものすごい結論になった。誰でも、甘いもの、高カロリー食が元で薬が必要になる、と想っているが逆だ。
母は、最期の最後に血圧低下でものすごい苦しみの中にあった。血圧低下の薬の効果は最後まで打ち消すことはできなった。大量の薬が備蓄されているだろう大病院での出来事だ。
母の最期の苦しみの、すべての起点は、初めて、もっとも不要な、血圧を低下させる薬を飲んだ時だ。
いろいろと考えをめぐらせたが、直感的にも納得できる。
血圧を低下させる薬を飲むと、なぜ、砂糖、高カロリー食が必要になるか、より具体的に調べる必要がある。母にとってもともと不要なものが不要なものを呼び込んだので、なぜ、不要なものどうし結び付くのか。なぜ、不要なものが必要になったのか。