アメリカ人の70%以上が「神の人類への関与」を信じている
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アメリカのギャラップ社がこのほど、人間の誕生と進化に関するアメリカ人の考え方に関する世論調査を行った。内容は、(1)「神が1万年の間に、人間を現在の姿に創造した」、(2)「人間は、神の導きの元に進化してきた」、(3)「人間は進化してきたが、神は関与していない」の3つのうち、最も自分の考え方に近い内容を選ぶものだ。
結果は、(1)42%、(2)31%、(3)19%となり、「人類の誕生や進化の過程で神が関わっている」と考えるアメリカ人が全体の70%以上いることが分かった。もちろん、アメリカ国民の意識が正しいというわけではないが、少なくともこの感覚は国際標準である。
形の違いはあれ、世界中の宗教が同様のことを教えている。キリスト教においても神が天地創造したとされ、イスラム教でも唯一神アッラーが創造主とされる。仏教においても、「大日如来」などを宇宙の創造主として位置づける宗派があり、日本神道でも神々が人間の源流となっている。
「創造主」の存在を説く宗教が世界各地に、それも、それぞれ数千年続いているものを、「単なる迷信」や「偶然」で片づけることはできない。
人間の身体の構造やメカニズム、考古学上の分析などが進むにつれて、多くの謎が明らかにされてきた。だが、これまでに「神仏が人間を創造した」という核心部分を覆した人はいない。医学の進歩で明かされていく身体の複雑さや、様々な文明を創造してきたことを考えれば、人間が偶然に発生し、偶然の積み重ねによって進化したと考える方が不思議だ。
例えるなら、「何もない土地に、雨風が吹き、偶然、どこからか土砂や鉄筋を運んできて、数億年の間に、地震が起きたり、動物が動かしたりしているうちに、高層ビルが建った」と考えるようなものだ。唯物論・無神論の立場に固執した「ダーウィン教」「マルクス教」「科学教」への妄信は、真理を探究する本来の意味での「科学」の立場から外れてしまう。
幸福の科学の霊査によれば、神仏によって約46億年前に地球が誕生し、約4億年前に地球上に人類の肉体と魂が創られ始めたことが分かっている。それから様々な文明が興亡し、現在に至っている。その間に、確かに肉体が環境にあわせて進化することはあり、それは他の動物も同様であったという。(大川隆法著『太陽の法』ほか)
日本人は無宗教の人が多いと言われているが、世界の様々な国や民族の宗教観を知ることをきっかけに、無宗教という「常識」が真実か否かという問いを、自分自身に投げかけてみるべきだろう。(光)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『太陽の法』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=153
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2012年6月号記事 ダーウィン進化論の終わり──神と宇宙から見た「種の起源」
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2014年4月21日付本欄 「神がマンモスをお創りになったかどうかが争点? アメリカの州議会で進化論論争」
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2014年3月6日付本欄 米意識調査で「宗教と科学は融和可能」 未来型宗教こそが両者を統合する
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2014年1月6日付本欄 アメリカの33%は進化論を信じていない 「人間の本能」が無神論・唯物論を拒否?
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