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Mikuのブログ

長崎佐世保市同級生殺害事件に思う 「精神鑑定」の不条理

2014-08-05 18:45:09 | 教育・いじめ問題・児童虐待・少子対策

長崎佐世保市同級生殺害事件に思う 「精神鑑定」の不条理
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8238

長崎佐世保市で起きた同級生殺害事件の取調べが進む中、逮捕された高校生の発言の異常性が明らかになってきている。捜査機関は、高校生の精神鑑定を検討している。

刑法39条1項では「心神喪失者の行為は、罰しない」と定められている。心神喪失者とは、主に精神病患者や知的障害者を想定しており、物事の分別がつかず「自分の行為が悪いことだ」という認識が持てない人のことを指す。
刑罰が決められているのは、「悪いことをすると、自らに不利益になる」ことを示して犯罪を抑止する効果と、間違った行為を繰り返さないようにする教育の効果を期待してのことである。ゆえに、心神喪失状態にある人は、悪い行為に対する責任を負う能力がなく、教育効果も期待できないとされている。

精神鑑定を行うのは、犯行時に心神喪失状態にあったか否かを確認するためだが、最近ではやや対象が拡大される傾向にある。弁護士たちは加害者の「人権」を守り、何とかして無罪にしようと努力するからだ。だが、殺人などの凶悪犯罪に着手する人が、普通の精神状態にあるはずはない。

本欄では、精神鑑定を霊的視点から論じてみたい。霊的に見ると、精神病患者のほとんどは、悪霊や悪魔に取り付かれた状態にある。悪霊は、生前、人を害することをなんとも思わず、間違った心で生きた人の霊である。また、悪魔はより凶悪で意図的に人に害を与えようとしている存在だ。
一方、凶悪犯罪者のほとんども霊的に見ると「精神病状態」にある。「『殺せ』という声が聞こえた」「誰でもよいので人を殺したかった」と証言する人物は、たいてい悪魔に取り付かれていると見てよい。

では、悪魔に取り付かれたのは偶然なのだろうか。本欄でも何度も指摘してきたが、悪魔は同じ思いや考えを持っている人に同通してくる。すなわち、悪霊や悪魔の影響を受けて事件を起こすのは、結局は本人に「責任」があるのだ。

また、知的障害者には善悪が理解できないのではないかというのは偏見だ。知的に障害があったとしても魂は健全である。脳の機能などに障害があった場合は思いや考えをうまく表現できないだけで、魂では善悪は分かる。だが、周囲の無理解や偏見に苦しんで、悪霊と同通する心を持った場合には、犯罪行為に走ってしまうこともある。

こうした霊的真実を知れば、「心神喪失状態にあって分別がつかないから刑罰を課さない」という考えは、本末転倒だと分かる。すべての人は、神仏から分かれてきた尊い存在であり、本質的に善をなそうとする傾向がある。加害者の本当の「人権」を守るには、悪霊と同通してしまった心を反省し、神仏の子である本来の自己を取り戻すための宗教的回心を促すことが必要だ。

むしろ、精神鑑定で心神喪失状態にあると認定して犯罪を見逃していくうちに、ますます悪霊や悪魔と離れられなくなり、犯罪を繰り返すことになりかねない。

司法の世界にも霊的視点を取り入れていかなければ、方向性を間違ってしまう。(佳)

 

【関連記事】
2008年11月号記事 ボディ・ジャック事件簿
http://the-liberty.com/article.php?item_id=563
2014年7月28日付本欄 同級生殺害事件 長崎県佐世保市で繰り返されたのはなぜか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8213
2014年7月29日付本欄 「命の教育」から善悪を教える「宗教教育」へ 佐世保・高1女子殺害事件
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8218
2011年1月26日付本欄 秋葉原殺傷事件、被告の「責任能力」論を問う
http://the-liberty.com/article.php?item_id=1144

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NASAが「ワープ航法」設計画像を公開 「スター・トレック」は未来予知?

2014-08-05 18:43:51 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業

NASAが「ワープ航法」設計画像を公開 「スター・トレック」は未来予知?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8237

米航空宇宙局(NASA)はこのほど、光速を超える速さで宇宙空間を移動する「ワープ航法」の性能をもった宇宙船の設計画像を公開した。CNNが報じている。

ワープ航法とは、宇宙空間を移動する際に、時空を歪めて宇宙空間の2点間の距離を縮め、移動時間を大幅に短縮するという航法だ。この方法ならば、何千光年も離れた星にでも短時間で移動できることになる。NASAによると、ワープ航法の存在はまだ実証されていないものの、その理論は物理学の法則には反していないという。

名古屋大学太陽地球環境研究所の阿部文雄准教授は、ワープ航法につながるとされる時空の抜け道「ワームホール」が、実在するかどうか検証する方法に関する論文を2010年に発表した。近年、ワープ航法は科学者によって、積極的に研究されている。ワープ航法を行うには膨大なエネルギーを必要とするため実現は不可能という意見もあるが、果たしてどうなのだろうか。

大川隆法・幸福の科学総裁の霊査によると、地球には他の惑星から移住してきた宇宙人が数多く存在していることが分かっている。今は地球人として転生輪廻している彼らの魂をリーディングして、宇宙人だった頃の意識で話をさせることで、様々な事実が明らかになっている。「白鳥座」から地球に来た、ヤギのような顔をした宇宙人は、ワープ航法の可能性に関して、以下のように指摘している。「『宇宙の時空間のなかで、光の速度を超える技術』を開発することは、意外に、それほど難しいことではなく、核燃料に次ぐ燃料を開発することができれば、おそらく可能になるはずです」(『宇宙人リーディング「多様なる創造の姿」』 )

今回の設計画像は、ワープ航法の原理の下、NASAの物理学者であるハロルド・ホワイト氏が設計を考え、そのイメージ図がSF映画「スター・トレック」に登場する宇宙船を参考にしたそうだが、NASAが宇宙船の設計画像を考えても、映画に登場する宇宙船に近いものになるのは面白い。映画には霊界からのインスピレーションを受けているものもあるために、一概に空想の世界とは言えない。

NASAは現時点でワープ航法が実現できる保証はないと言っているが、宇宙にはすでに存在している技術であり、この研究は将来、実を結ぶと思って間違いないだろう。(冨)

 


【関連書籍】
幸福の科学出版 『「宇宙の法」入門』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=99

【関連記事】
2014年3月20日付本欄 国際宇宙ステーションがUFOを撮影? ワームホールを通って来たのか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7539
2013年10月号記事 そもそモグラの宇宙人入門 - 世界の常識に日本は遅れるな!
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6536

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今こそ「未来創造」のためのイノベーション促進を!

2014-08-05 18:22:45 | 政治・国防・外交・経済

今こそ「未来創造」のためのイノベーション促進を!

[HRPニュースファイル1084]

http://hrp-newsfile.jp/2014/1621/

文/HS政経塾四期生 西邑拓真

◆なぜ、経済に「イノベーション」が求められるのか

安倍首相は5月、科学技術・イノベーション政策の推進を行う「総合科学技術会議」の名称を「総合科学技術・イノベーション会議」に改めました。

それにより、研究の振興と共に、新産業を生み出す政策づくりにまで守備範囲を広げ、同会議が予算配分権を持つ新たな研究事業も開始しました。このことより、安倍政権の「イノベーション立国の実現」に対する強い意気込みを感じることができます。

では、そもそもなぜ、経済に「イノベーション」が必要なのでしょうか。

日本は、バブル崩壊以降、「失われた20年」によってGDPの水準がほぼ横ばいで推移しており、中国にGDP第2位の立場を明け渡しています。日本には、国家として今一度立ち上がり、高度経済成長を実現していくための「起爆剤」が必要となっています。

経済学では、長期の経済成長の重要な決定要因は、技術進歩と労働生産性であるとされています。ドラッカーは『断絶の時代』の中で、「生産性の向上をもたらした新産業や新技術は、知識に基盤を置いていた」と述べています。

すなわち、新結合により生まれる、「未来創造の種」とも言える「知識」や「智慧」が、技術進歩そのものや、生産性の拡大を促し、長期の経済成長に、大きな影響を与えるわけです。

長期にわたる停滞の打破、経済大国としての立場の回復、さらにはGDP世界一の実現を可能にさせる要素こそ、イノベーションです。日本は、イノベーションを通じ、長期の経済成長を実現することができるわけです。

◆イノベーションを行うプレイヤーは誰か

それでは、イノベーションを行うプレイヤーとは誰でしょうか。

シュンペーターは、『経済発展の理論』において、「企業者と呼ぶものは、新結合の遂行をみずからの機能とし、その遂行に当って能動的要素となるような経済主体のことである」と述べています。

つまり、「企業家」が、新結合によるイノベーションを通じ、世の中に新しい価値を創造する主体なのです。日本がイノベーション立国化していく際には、この「企業家」が多数輩出される必要があるわけです。

◆イノベーション促進のための国の役割とは何か

イノベーション促進のための、国の役割について、二点取り上げることができます。

一つは、「国民に企業家精神を醸成させるための企業家教育を、国として積極的に推進すること」、もう一つは、「企業家がイノベーションしやすい環境を整備すること」です。ここでは、紙幅の関係により、後者のみ取り上げます。

イノベーションの一つである研究開発は、基礎研究、応用研究、開発研究の三段階に分けることができます。企業は、研究開発コストを回収しやすい応用・開発研究を重点的に行う傾向にあります。

一方、公益性が高く、応用・開発の土台となる基礎研究への投資は、民間企業のみに委ねた場合、社会的にみて過小なレベルに留まります。

したがって、国が重点的に基礎研究への投資を行う必要があるわけです。そして、国による基礎研究の充実が、民間レベルでの研究開発を促進させると考えることができます。

このように、国の積極的な基礎研究への関与を通じ、国・民間部門間の研究開発に関する「社会的分業体制」が構築されることは、イノベーション立国の推進のためには、必要不可欠と言えます。

◆ナショナル・イノベーション・システム

現在、経済の国際化が進む中、イノベーションに関する競争が激しさを増しています。それに従い、競争を勝ち抜くために企業が負担するイノベーション費用も、増加の一途を辿っています。

そこで、近年、「企業の研究開発資源を企業内部のみに求める」とする「クローズド・イノベーション(closed innovation)」から「企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ、価値を創造するための体系」である「オープン・イノベーション(open innovation)」への移行の重要性が指摘されています(Chesbrough, 2004, “Open Innovation”参照)。

つまり民間企業同士、あるいは民間と政府・大学部門とのイノベーションに関する連携が望ましいというわけです。

国におけるイノベーションの産・官・学により形成される体系は、「ナショナル・イノベーション・システム(NSI; national systems of innovation)」と言われています。2月の「総合科学技術会議」の場でも、その重要性が指摘されたように、NSIの最適な構築は、日本の喫緊の課題の一つとなっています。

◆新産業の創出と国の役割

NSIの方向性、つまり、「国がどのような方向でイノベーション立国を推進していくのか」ということについては、市場の中で自生的に選択されていく「自生的選択」と、公的部門による「制度的選択」があります(Dosi, 1982, “Technological paradigms and technological trajectories” 参照)。

後者については、公的研究機関が担う基礎研究が、NSIのベースとなることから、国が主導的に行う基礎研究が、NSIの方向性を決定づけると述べることができます(OECD, 1997, “National Innovation System”参照)。

それを踏まえ、国は、どのような方向性を持ったNSIを構築すべきなのでしょうか。

「国家経営」の観点からも、それは「日本の国益に適うもの」であり、未来における日本の経済繁栄を「創造」するものであることを前提条件とする必要があります。それを考慮すれば、日本は、宇宙産業・防衛産業・ロボット産業を推進することが望ましいと考えます。

今こそ、日本は、超経済大国の実現を可能とする、「未来創造」のためのイノベーション政策の推進を考えるときです。


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8月4日(月)のつぶやき

2014-08-05 01:30:58 | ツィートまとめ

Believe That “Effort Multiplies People’s Strength Many Times Over” eng.the-liberty.com/2014/5287/ @thelibertyweb


What America and Japan ought to do for the sake of the Prosperity of the Korean Peninsula eng.the-liberty.com/2014/5283/ @thelibertyweb


The “New Global Strategy” of the Emperor of the Mongolian Empire Who Aspired for a Global Empire eng.the-liberty.com/2014/5280/ @thelibertyweb


モスクワの電線がオシャレすぎる  pic.twitter.com/F7NQo8GpsE

みくさんがリツイート | RT

戦後の自虐史観を創った米国の情報操作 | HRPニュースファイル hrp-newsfile.jp/2014/1619/

WGIP・・いよいよ出ました


@8823Wings こちらこそ、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。


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