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Mikuのブログ

イランのミサイル発射 北朝鮮とその奥にある「影」の存在

2016-03-15 22:33:13 | 政治・国防・外交・経済

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11055

最近行われたイランの弾道ミサイル発射実験を受け、アメリカは14日、国連安全保障理事会に制裁を課すよう申し入れた。

イランは、3月8日と9日に北部の山岳地帯から1,400キロ先のオマーン湾を目がけて弾道ミサイルを発射。イラン南西部に落下した。

このミサイル実験は、イランの保守強硬派である革命防衛隊が行った。イランでは2月、国会議員選挙で、ロウハニ大統領ら穏健派が躍進したため、保守強硬派が存在をアピールしたもの、という見方もできる。

ミサイルの胴体には、ペルシャ語とヘブライ語で「イスラエルは地上から抹殺しなければならない」という言葉が記されていた。また、ミサイルが発射された日は、アメリカのバイデン副大統領がイスラエルを訪問中だった。

イラン外務省は、核開発ではないため、「欧米など6カ国との核合意や国連安保理に違反していない。弾道ミサイルを含む短中距離ミサイルは、正当防衛のための通常兵器だ」としている。

 

北朝鮮とイランの「不都合な関係」

東アジアでは、北朝鮮の「水爆実験」やミサイル発射が脅威になっているが、中東では、イランということになってきた。この両国は、ミサイルなどの武器の開発をめぐって協力関係にある。

アメリカの財務省は1月、北朝鮮にミサイル技術を供与したとして、イランの関係者に制裁を課した。

米政府で対北朝鮮政策を担当してきたマーク・フィッツパトリック英国際戦略研究所・米国所長は、「北朝鮮とイランの協力継続は憂慮すべき事態だ」と述べている(2月17日付毎日新聞)。

北朝鮮とイランが、「アメリカも東アジアと中東の2つの地域で同時に対応できない」と踏んで、共謀してミサイルを発射している可能性も否定できない。

 

北朝鮮とイランの暴挙を支える中国

大川隆法・幸福の科学総裁は13日、福岡で行われた大講演会「時代を変える奇跡の力」の中で、北朝鮮とイランが裏で通じていることを指摘。弾道ミサイルの技術は中国から来ているとし、次のように述べた。

 

中国が北朝鮮を制裁するようなふりをしてみせても、本気でないことぐらいは、分かっているんです。(中略)中国の代わりに暴れさせて る部分があるからです。その中国に頼らなければ、北を抑えられないと思っているアメリカやヨーロッパや日本は、残念だけども、彼らの考えていることが見え ていないと言わざるを得ません

 

その中国では、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で、最高人民法院(最高裁)の周強院長が13日、「我が国の釣魚島(尖閣諸島)の海 域での司法管轄権を明確にした」と主張。その根拠は、2014年に尖閣諸島の近海で起きた衝突事故を、中国の海事裁判所が処理したことだという。

「尖閣諸島は中国の領土」という主張を、既成事実化しようとしているのは明らかだ。

南シナ海を埋め立て、滑走路をつくり、レーダーや戦闘機を配備していることからも分かるように、中国は長年にわたって、「アジアを支配するシナリオ」を描き続け、その実現に向けて突き進んでいる。

北朝鮮やイランは、自国の生き残りのために、水面下で中国の支援を頼りにしているが、「力や恐怖によって世界を支配する」という中国の野望に対しては、日米が主導して阻止しなければならない。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1612

【関連記事】

2016年3月13日付本欄 「愛することによって世界を変えることができる」 大川隆法総裁が福岡で講演http://the-liberty.com/article.php?item_id=11052

2016年3月号 サウジアラビアとイランが国交断絶 - イスラム教宗派の違いは乗り越えられる - The Liberty Opinion 1http://the-liberty.com/article.php?item_id=10829

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撮影現場の熱気 映画「天使に"アイム・ファイン"」園田監督インタビュー(2)

2016-03-15 22:28:53 | 映画・ドラマ・芸能・スポーツ

3月19日(土)から全国で公開となる映画「天使に"アイム・ファイン"」の監督・脚本を手がけた園田映人さんに、映画に込めた思いや制作の裏側を聞きました。全3回でお届けします。2回目の今回は、撮影スタッフの心意気と、「天使」へのこだわりについて。

 

撮影現場の雰囲気がよかったワケ

――芦川さんも、主演の雲母さんも、撮影現場の雰囲気がすごくよかったと話していました。何か心がけたことはありますか?

園田映人監督(以下、園田): 怒らない。これにつきます(笑)。いろいろな反対意見を言う人もいましたが、一旦は受け入れた上でキャッチボールしていく姿勢を貫きました。そういう姿勢を評価いただいたのかもしれません。

でも、それ以前に、スタッフがよかったんだと思います。今回のスタッフの集め方は、脚本ありきだったんです。脚本を読んで、いいと思った人が手を上げてく れた。今、日本映画はすごく本数が多くて、仕事ができる人は引く手あまたですから、それこそ大作を蹴ってこの作品に集まってくれた人もいる。

ガンの経験があったり、お子さんが難病を抱えていたりする方もいましたし、何かしら内容に共感した人たちが参加しています。スタッフ全員の作品に向き合う気持ちが、いい雰囲気をつくっていたのだと思います。

 

新しい天使像を描きたかった

――主演の雲母さんは、園田監督はとても個性的な方だということと、撮影中に自信がなくなってしまったとき、時間を取ってゆっくり話ができたので持ち直せたということを話していました。

園田: 雲母さんの役というのが、お姉さんを亡くしたばかりで喪服姿の美里の役と、天使の役の1人2役だったので、難しい役なんですよ。雲母さんは、ソフトな印象 に見えて、実は非常にロジカルな取り組みをする人なので、心のバイオリズムがあまりぶれなかったんです。だから難しい1人2役もできたんですね。

とはいえ、1日の撮影の間に、喪服、天使、喪服とか、天使、喪服、天使ということがあるわけです。気持ちの部分が全く違う。これは役者さんにとって大変な ことなんです。しばらくは耐えていたんですが、あるきっかけがあって、ちょうど美里役のラストシーンの撮影の時にコントロールが難しくなってしまった。で すから、その時に話をしたのは想定内のことですし、監督として当然のことです。

――雲母さんが、心が楽になった監督の言葉として、「雲母さんの天使でいい」と言われたことだったそうです。これはどういう意図だったのでしょうか?

園田: 他のいろいろな映画の天使を見ていくと、真面目に描いている天使は、キリスト教的な、どこか憂いがある天使だったり、あるいは逆に、地上に降りて暴れる堕 天使が多いんですよ。この作品では、新しい天使像を描きたかったんです。明るくてポジティブで、人を救うことが大好きで、そうすることが幸せ。そんな天使 です。

雲母さんが天使っぽくしようと思ってしまうと、今までの作品に出て来るような、ただ無邪気なだけの天使になってしまうかもしれないと危惧したわけです。雲 母さんも賢い人なので、頭で考えてしまうと現在の雲母さんが知っている天使になってくる。でも、もっと本質的な、本来持っているけれども、まだ本人さえも 気づいていないような輝きを出したかったんです。

芝居のうまさという意味では未熟さもあるかもしれないですが、メンタルな部分でこの作品に正面から向き合っていれば、それを超えるところまでいくと考えていました。

作品の中では、天使自身が成長していくところも描いています。でも実は、この作品を作っていちばん成長したのは僕かもしれません。ずっと天使のことを考えてこれまで生きてきて、この作品を通して、「天使として生きたい」という覚悟が定まってきたような気がします。

この作品で描いた天使は、この世の中で、人の幸せを願って日々活動している人たちそのものでもあるんです。天使みたいに生きている人って、いるじゃないですか。この作品を観た人が、天使として生きていきたいと思っていただけたら最高ですね。

(続く)

 

【関連サイト】

映画「天使に"アイム・ファイン"」 劇場予告編https://www.youtube.com/watch?v=SYmxkrOAA8k

映画「天使に"アイム・ファイン"」公式ページhttp://www.newstar-pro.com/tenshi/

劇場情報はこちら↓

http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=464

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「アイム・ファイン!」になるための7つのヒント』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1616

幸福の科学出版 『アイム・ファイン』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=125

幸福の科学出版 『「天使に"アイム・ファイン"」公式フォトブック』(主題歌DVD付)

 「天使に”アイム・ファイン”」製作委員会 編https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1636

 

【関連記事】

2016年3月13日付本欄 脚本へのこだわり 映画「天使に"アイムファイン"」園田監督インタビュー(1)http://the-liberty.com/article.php?item_id=11050

2016年4月号 震災から5年 園田監督がロケ地を再訪 「福島から幸せを運びたい」 - 映画「天使に"アイム・ファイン"」特別企画http://the-liberty.com/article.php?item_id=10964

2016年3月号 「新しい天使像を描きたかった」- 天使にアイム・ファイン 映画公開直前レポートhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10822

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