「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

大和市の障害者福祉

2013年08月16日 22時16分34秒 | 福祉

7月18日の退院日に申請していた身体障害者手帳が届いたので受け取りに来てくださいとの手紙が昨日大和市役所の福祉課から届いていました。そして今日の午前中に役所へ行って受け取ってきました。

Img_3158a 種別、等級は第1種1級でした。そして受け取りの際、私が大和市から受けられる障害福祉の内容の説明も受けてきました。内容は概ね次のような事柄でした。

1.医療費助成制度 
神奈川県内の医療機関の窓口では健康保険証と医療証を提示することで医療費の自己負担分を支払わないで診療等が受けられます。即ち無料で診療を受けられるのです。
本日手続きを行い医療証入手済み。

2.大和市障害者福祉手当
支給額 月額3,000円 毎年3月と9月に半年分ずつ銀行振込。
手続き済み。

3.所得税の所得控除40万円、住民税の所得控除30万円。
会社へ連絡し年末調整で行う。

4.鉄道運賃の割引
本人一人の場合は片道100kmを超える区間を乗車する時に普通乗車券が5割引き。
本人が介護者とともに乗車する時は距離の制限なしに本人、介護者ともに5割引き。
身体障害者手帳を提示することで割り引き可能。

5.バス運賃の割引
単独、介護者とともにの両方とも5割引き。
障害者一般乗合自動車運賃割引き証入手済み。

6.国内航空運賃の割引き
本人のみ。割引き率は航空会社、路線で異なるそうで確認が必要。

7.有料道路通行料の割引き
割引き率5割。
身体障害者手帳の備考欄に大和市福祉事務所長名の押印入手済み。

8.NHK放送受信料の半額免除。

9.水道料金(上水道のみ)の減免
1戸2ヶ月当たり1,491円。

10.タクシー料金の割引き
運賃1割引き。
乗車の都度運転手へ身体障害者手帳の提示。

11.自動車燃料費の助成
1ヶ月2,000円を限度として請求が出来る。請求月は10月と3月。
手続き済み。請求月にGSでの領収書を持参し請求する。

12.駐車禁止除外指定車の標章の発行
道路標識等で駐車が禁止されている場所に駐車が出来る。
大和警察署で手続き済み。標章ができるまで3週間前後必要だそうです。

13.青い鳥郵便葉書の無償配布
毎年4月1日から5月31日の間、通常郵便葉書を一人あたり20枚無料で貰える。
郵便局で身体障害者手帳を提示することで貰える。

14.携帯電話料金の割り引き
携帯電話会社の各社で基本料金の割引きサービスがあるそうです。

15.引地台温水プールの無料利用
身体障害者手帳の提示で利用料400円が無料。

取り敢えず今すぐ利用可能な事柄だけでもこれだけのサービスを受ける事ができます。
本当に良いのかなぁ~と思うところも有るのですが、折角ですので利用させていただこうと思っています。

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ペースメーカー初回の外来

2013年08月16日 19時30分30秒 | 心臓ペースメーカーその後

昨日はブログにアップ出来ませんでしたが、大和成和病院でペースメーカー植え込み手術後の1ヶ月検診を受けてきました。その検診結果の報告です。

9時10分に病院到着。受付けを済ませ待合の廊下へ行くと待合はほぼ満席状態でした。脇に折りたたみの椅子が畳んで置いてあったのでそれを広げて座ったほどでした。最近はいつ行っても空いていたのにこんな混雑を見るのは久し振りです。しかし予約をしているので15分ほどして採血と血圧測定で処置室へ呼ばれました。
昨日の血圧は126-74でした。

その後また10分ほど待たされ今度はペースメーカーの機能チェックです。5番の部屋へ案内されました。待合の廊下の一番奥の部屋なのですが、ここに入ったのは初めてのことです。部屋へ入ると左側にベッドが置かれています。ここに横になってPMのチェックを受けるのですがこの部屋はPM患者の機能チェックの専用部屋だったようです。

ベッドに横になるといつものように右胸上のPMの上にパソコンのマウス状のものを置きチェック開始です。電池電圧やリードの抵抗値などの確認、途中では強制的に心拍数を上げたり(自分の感覚では100bmp程度だったと思います)もしていました。

検査中は検査技師の方と手術後の生活状態について色々おしゃべりをしていたのですが、彼女から「8月3日、5日、8日に何かしましたか?」と質問されました。この日にちに私は直ぐにピンときました。実は私もこの後の菅原先生の診察時に聞こうと思っていたのですが、ジョギング中に自分の心拍計に記録されている心拍数が190台や200以上と言う時があったのです。(この時の様子はそれぞれ当日のブログ記事でアップしてあります。)そのジョギングを行った日が検査技師の方が言った日にちなのでした。心拍計の誤作動かとも思っていたのですが誤作動ではなかったようです。と同時にPMがデータを記録していたことが分かりとてもビックリしたのでした。で、検査技師の方に「その日はジョギングをしていて自身が使用している心拍計の記録で最大心拍数が200以上になっていたのでこの後に菅原先生にこの事を話してみようと思っていたんです。」と言いました。技師の方の話しではPMに記録されているデータではfast A/Vとして22回(max MR214)、AT/AF 6回(9分40秒max)という記録が残っていたそうです。また時間も夕方5時頃ですよね、としっかりと時間も記録されていました。

私の「PMは何日間のデータを保存しているのですか?」という質問に対しては、異常データのみをトピックスとして保存しているそうで、異常値が何もなければ何も保存されないと言うことでした。また容量もあるのでいっぱいになれば古いデータから消されていくそうです。

私がジョギング中に身体に着けている心拍計はほぼ正確にデータを取りこんでいたことになります。と言う事はキロ6分半で走っている時に心拍数が200を超えていたのです。これは正常ではありません。心房細動が起こっていると言うことです。技師の方からはカルテにデータを添付しておくので菅原先生と今後の対応を話し合ってください、とのことでした。

4年半前に心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症の手術を終え、今回PMを植え込むまでのこの4年半の間にもランニング中に心拍計の誤作動かと思える200前後の心拍数は何回も記録されていました。毎回ベルトが緩かったからだとか勝手に誤作動だと決め付けていましたが、どうやら以前から心房細動は起こっていたと考えるのが妥当のようです。

PMの検査後は10時からレントゲンと心電図の検査を受けました。その後また待合で待つ事になったのですが、この時には更に多くの患者さん達がいて待合では座る事ができずに受付け前のロビーの椅子に腰掛けていました。40分程は待ちましたでしょうか、やっと菅原先生がマイクで私の名前を呼んでいるのが聞こえてきました。

菅原先生からはまず、7月9日にPMのメーカーであるメディトロニクス社が行ってくれた私が働いている工場での漏洩電磁界の全9ページからなる調査報告書を手渡されました。結果は事前に連絡を受けていましたが、更なる詳細調査が必要と考えられるような、影響を避け得ないほどの基準値を超える記録はなかったと記されていました。これはコピーを取って会社へ提出することになります。

その後は傷口の様子を見たりレントゲンの写真を確認したりしましたが、特に問題はなかったようです。そして肝心の心房細動の話しになりました。心房細動を改善するには薬で抑える方法とメイズ手術があります。私は先天性の心房中隔欠損があってまた開胸手術を受けているためにメイズ手術を行っても果たして心房細動が改善されるという保障はできないそうです。心臓の壁に穴があいていたり心臓にメスをいれていると信号経路の遮断が起こっている可能性があるためです。また薬を服用するとなると走る時だけ飲むということは出来ず、1年365日毎日飲むことになるそうで、まだそこまで薬に頼る状況ではないとのこと。何も運動をしていない普段の生活の中で突発的に心房細動が起こっているならそれは薬で抑えないといけないのですが、あくまでも運動中のことだけなのでそこまでの心配はいらないようです。取りあえず暫らく様子を見る、走る時は必ず心拍計を装着して心拍数をチェックしながら走ることは必要だそうです。またこの心房細動があるので、次回の定期検診は6ヶ月後ではなく、3ヵ月後の11月に予約を入れることになりました。

心房細動が起こっていることが現実のこととなり、本人としては少なからずショックを受けました。しかし、先生から走ってはいけないとは言われませんでしたし、運動はして良いそうなのであまり神経質にならない方が良いのかもしれませんね。とは言え、心房中隔欠損症と三尖弁閉鎖不全症の手術、ペースメーカーの植え込みそして今回心房細動と出てくるとちょっとナーバスになってしまいます。まあ、「なるようになる」と思っていて毎回何とかなっているので今回も何とかなって欲しいものです。

コメント (8)
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