一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

オールド・ボーイ

2005-10-29 | キネマ
『オールド・ボーイ』
もともとこの映画は日本のコミックが原作です。
これを『JSA』のパク・チャヌク監督が手がけ、2004年度カンヌ国際映画祭で審査委員長のクエンティン・タランティーノをはじめ、圧倒的な大絶賛でグランプリを受賞した作品。

原作は、作:土屋ガロン(狩撫麻礼のペンネームの方が有名か)作画:嶺岸信明

この原作は僕も昔読んだ記憶があるのですが、調べてみると「漫画アクション」で1996年11月12日号から98年7月21日号まで連載され、その後単行本になってます。

当時「アクション」は良かった頃かもしれないので(「アクション」は浮沈の激しい座雑誌で、廃刊してみたり、いきなり路線をかえてみたりするのですが、たまにすごくいい作品を載せます)連載中に読んだのか、単行本をどこかでたちよみしたのかもしれません。

※ 以下ネタバレ注意


理由を知らされずいきなり15年間も監禁されていた男が、解放されてから自分を監禁した男とその動機を探る、という話です。

映画は原作のプロットを生かしながら、監禁を命じた男の動機や2人の結末は独自に変えています。

原作での犯人の動機が、団塊(または戦後教育を受けた)世代の屈折のようなひねりすぎの感もあったのですが、映画のほうは韓国映画ならではの情念の直球勝負になってます。

映画の最後のほうは、かなり濃い展開になっているので、元気のあるときに見たほうが言いと思います。


また、この監督は映画自体も好きなんだな、と思わせるようなカメラワーク屋演出のお遊びもけっこうあります。

そういう意味ではタランティーノの好みにはぴったりはまったんでしょうね。



原作と読み比べるのがお勧めです。















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メチルはいかんだろう・・・

2005-10-29 | よしなしごと

メチルアルコール飲みロシア人船員2人死亡 青森沖
(2005年10月29日 (土) 11:50 朝日新聞)

戦後の焼跡闇市時代の密造酒の話で「エチルアルコールはいいがメチルアルコールは目が潰れる」などというのは僕もどこかで聞いた覚えがあります。

「カストリ焼酎」なんてのもありましたね

※ 戦後の「カストリ焼酎」「ばくだん」についての研究(カストリ焼酎=エチルアルコールというのは間違った解釈だという指摘)はこちらをご参照ください

戦勝国だっただけに貧乏のノウハウの蓄積が足りなかったのでしょうか・・・

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けっこう汚い・・・

2005-10-29 | よしなしごと
浄水器のフィルターを交換しました。

取扱説明書には1年毎と書いてあったのですが、流し台の奥にビルトインのタイプのため交換が面倒くさいので、「水の味もおかしくないし、まあいいか」と1年3,4ヶ月ぶりの交換になります。


古いフィルターを取り出してみると





想像以上に汚れてました・・・

新品と比べるとこのとおり



色は、配水管の赤錆ですかね?
ちょっとビビりました

これを見ると、やはり1年に1回というのは守った方がよさそうですね。


交換後の水は、(気分的なものも大きいのでしょうが)やはり美味しく感じました。
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