一連の米国系金融機関の破綻・救済劇の中で、野村証券はリーマン・ブラザーズの何を買ったんだろう、というのが未だによくわからない今日この頃です。
古い記事ですが
「リーマン」ブランド消える 野村、買収事業「ノムラ」で展開
(2008年09月25日 09:33 日経新聞)
野村がアジア・太平洋事業で提示した買収価格は200億円強。最先端のトレーディングシステムなど事業インフラに加え、人材を獲得するための上乗せ評価分も入っている。
新聞記事では、不動産などの資産・負債は引き継がず民事再生を申し立てた日本法人に残る、ということです。
となると六本木ヒルズ
のリーマンブラザーズは資産の売却が終わればいずれいなくなるのでしょう。
現在リーマンは29~33Fの5フロアに入居していますが、そこがダルマ落しのようにぽっかり空くわけです。
ダルマ落しといえば、グッドウィル・グループも六本木ヒルズに入ってます。
また、グッドウィルはもう一つの六本木の高層ビルである東京ミッドタウン
にもいます。
グッドウィルは新しいスポンサーの下で復活を目指していますが、さすがにリストラは避けられないでしょうから、どちらかのビルではダルマ落しが起きそうです。
ほかでもいろんなところで起きているのかもしれませんけど。