株や為替や冷凍インゲンの話題の陰に隠れていましたが、解散が現実的になるにつれて政治の話題もクローズアップされてきそうです。
とはいっても相変わらず足の引っ張り合いというか自滅しあいという低レベルなところが残念。
民主、「生活第一」の看板に傷=小沢氏主導で幕引き図る-マルチ商法
(2008年10月16日(木)22:30 時事通信)
民主党は16日、マルチ商法業者から講演料や献金を受けていた前田雄吉衆院議員の離党届を受理した。小沢一郎代表ら執行部は、これで幕引きを図る考えだが、被害が絶えないマルチ商法と民主党議員との関係がクローズアップされたことで「国民生活第一」を前面に掲げる党のイメージが傷ついたのは間違いない。衆院選を控えて痛手となった。
「一定のけじめにはなった」。菅直人代表代行は16日の記者会見でこう強調した。党内には、ほかにも山岡賢次国対委員長などマルチ商法業界から献金を受けた議員がいるが、執行部は、国会で業界擁護の質問を繰り返した前田氏との「違いは歴然」(小沢氏)として、不問に付す考えだ。
政治家に主義主張があって、それに賛同する個人や企業がパーティー券を買ったり献金(企業が直接はできませんが)するというのが本来の形なのでしょうが、政治家も金が必要で背に腹は変えられないのかそもそも主義主張がない人が多いのか、実際は政策は金で買えるという構造になっているようです。
もっともこれは洋の東西を問わず、アメリカでは「ロビイスト」などとしゃれた言い方になっていたりと昔と違って上品にはなっているようですが。
ただ、有権者の投票だけが政治家に対する唯一の影響力行使の手段だとすると、一票の格差問題などがよりクローズアップされることになりますが・・・
これは民主党議員が自民党ほど資金が潤沢でないところにつけ込まれたという話かなと思っていたら、さっそくこんな話も
野田大臣もマルチ業者にパーティー券 国会で擁護質問も
(2008年10月17日(金)03:03 朝日新聞)
野田氏はまた、16日の参院予算委員会で、12年前に業界を擁護する国会質問をしていたことを自ら明らかにしたうえで、「自分の勉強不足で、消費者の視点に立った質問ができなかった」と釈明した。
野田氏は96年4月の衆院商工委員会で「マルチ商法は非常にうさん臭い、ネガティブな業界であるというようなものが蔓延(まん・えん)すると、一生懸命頑張っている人のやる気をなくし、かえって新たな産業をつぶしてしまう」などと発言していた。
これについて野田氏は「私も商品を買ったことがあり、(マルチ商法を)全面的に禁止することは不可能だと思った」と説明。「12年前の思いとは裏腹にマルチの実態が深刻であることを担当大臣として受け止めたい」と語った。
マルチ商品を「買ったことがある」ということは、会員になって潜在的には売る側にもなったことがあるというこなので、この発言はかえってまずいんじゃないかな、とも思うのですが、「あなたも他人に商品を紹介したのか」などというつっこみはなかったようです。
それに12年前にはマルチ商法は盛んでなかったかといえば全然そんなことはないんじゃないでしょうか。
マルチ「まがい」などといわれていた日本アムウエイが(親会社が米国で非上場にもかかわらず)株式公開したのが1991年で(その後2000年に上場廃止)すし、当時の方があれやこれやと新しいものが出てきていたようにも思います。
また、視点を変えれば、今は消費者担当大臣だからといって12年前に消費者の立場に立った質問をしなければならない理由はないですよね。
このへんはマスコミの言葉狩り、魔女狩りに配慮したのでしょう。
付き合う相手を選ぶのも政治家の能力、という意味ではこちらも低レベル。
比女性ビザ、倉田副大臣口利き 慈善名目、実はパブ勤務
(2008年10月17日3時1分 朝日新聞)
・・・「チャリティーコンサートへの出演」を名目に短期滞在ビザでフィリピン人女性が来日するケースが相次いだ。この手法について脱法行為の可能性があると判断した警察・入管当局が全国的に内偵を始める中で、今年9月、静岡県警が五つのパブにフィリピン人女性を派遣していた団体「未来チャリティー実行委員会」とNPO法人「MIRAI」(いずれも静岡市)の強制捜査に着手。
(中略)
一方、関係者の証言によると、倉田氏はこの案件について「チャリティーの件をよろしく」などと外務当局や入管当局に複数回にわたって働きかけをしていたという。
きょうび「NPO法人だからまともだと思った」などという言い訳は通じないと思います。
ついでに相変わらず話題になる中山前国交相
中山・前国交相が一転出馬に意欲、自民党は困惑
(2008年10月17日(金)03:01 読売新聞)
知事の衆院選出馬騒動といい、このへんは県民性なんでしょうか、それとも皆で協力して話題づくりに精を出しているのでしょうか。