Nikkei BPnetのSafety Japanに「安全生活アドバイザー」の佐伯幸子という人が書いてるコラムなのですが、言いたい放題。
電車内痴漢 ~ えん罪を防ぐ男の自己防衛策 ~
たとえ位置的に痴漢行為が難しいと思われても、「この人ならやりかねない」と思われてしまうことがありえる。残念なことだが、人はまず見た目で判断されるのだ。中身はともかく、見知らぬ他人同士、相手を判断するのはまずその外見であるから、自分が女性にとって好ましいタイプかどうかを考える必要がある。
極端な話、男性アイドルのような、さわやかな容貌であれば疑われないものを、女性が「この人ならやりかねない」と思ってしまうようなタイプの人もいる。また、見るからに男性すら恐れるような威圧感を持ったタイプの男性であれば、女性もなかなか声をあげにくいだろう。要するに、ごく一般的で無防備で、女性が何か言いやすいタイプであれば、いつでも的にされる危険性はあると思われる。
この点は、実は誰よりも自分が一番知っているはずである。日頃から、周囲の女性たちとどのように接しているか、どのように思われているだろうか考えておくといい。数人の男性がいた場合、中でも特に痴漢と疑われやすいタイプかどうかを、自分の風貌や性格や物言いからも検証してみよう。
まあ、ご託宣のとおりかもしれませんし、そうだとしてもそれに対して自己防衛しなければいけない世の中というのがどうよ、という部分もありますが、さらに、「この点は、実は誰よりも自分が一番知っているはずである」というところは疑問。
なかなか自分が「この人ならやりかねない」と見られていると自己評価できる人は少ないと思います(自分も回りも含めて。)。
逆に本人はそうは思っていないからこそ「この人ならやりかねない」という雰囲気をかもし出してしまうのではないかと。
そうでなければ、勘違い系のセクハラは起きないでしょうし。