一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「インフル」と略称が広まる程度に日常化してきたようで

2009-05-19 | よしなしごと

昨日は立食パーティーに出席したのですが、飛沫感染には最悪だなあ、と出席者は口々に言いながら、それでもせっせと飲み食いをしながら会話がもりあがってました。

関西から来た人は、向こうは皆マスクをしているのに東京の方ではしている人が少ないのに驚いたそうです。

おそらく関東にも感染者はいるでしょうが、正式に認定されて公表されるか否かだけで相当違ってくるものですね。


インフル対策、社会活動への影響考慮し緩和へ 厚労省
(2009年5月19日(火)02:31 朝日新聞)

舛添厚生労働相は18日、強毒性の鳥インフルエンザを想定した現在の政府の対策について、今回の新型インフルエンザ向けに緩める方向で検討する考えを明らかにした。新型の豚インフルエンザに国内で感染した人は同日午後11時半の時点で、大阪府と兵庫県で163人に達し、感染は急速に広がっているが、重症化する恐れは季節性のインフルエンザとほぼ同じ程度とみられている。  

軽症患者を入院させずに自宅療養させるようにするなど、週内に見直し案について結論を出すという。長期的には、政府の対策行動計画を新たに策定することも視野に検討する。

これにより、全国どこで発生しても、医療機関の対応能力に応じて、軽症者と重症者の振り分けを可能にする狙いがある。

対策行動計画というのがどういうものか知りませんが、「新型でも感染力が季節性と同じもの」というカテゴリを作るということでしょうか。
それだけでも、今回得たノウハウとしては大きいと思いますし、さらに強毒性だった場合(今回もまだ変異する可能性はありますが)の社会生活への影響もより現実的に検証したほうがいいと思います。


企業では感染拡大予防のため「不要不急の会議・会合には出席するな」などの指示を出している会社もあるようですが、これを機会に社内の会議でも不要不急のものはインフルエンザがなくてもメーリングリストとか掲示板機能とかで置き換えればずいぶん効率化できるようにも思いますが、それは別の話。

3月決算の会社は6月に株主総会を迎えますが、感染が広がったらどうしよう、という話もありました。
出席者にマスクを配るか。議長や壇上の取締役はマスクをするのか、いやいやそれは失礼だろう、いや、感染防止が大事だろう。はたまた議長が感染したら軽症でも自宅療養で代役を立てるべきなのかなど、瑣末といえば瑣末なのですが総務部の方はいろいろ悩みがつきないようです。

まさか「不要不急の会議」とも言えませんしね。




コメント
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