くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

制服。

2012-10-08 | 日記

  

90年の歴史がある県立佐川高校が    伝統ある制服をやめて

もっとかわいい制服にと    来年の入学式から制服を変えるとの事です。

文教の町・佐川にふさわしいものを何点か選び ファッションショーを開催して
 
観客に投票してもらい 選考委員がその中から選ぶ というシステムだそうです。

おばばが高校生の頃には 考えられなかった事です。

その昔おばばの時代は 制服は今と同じでも 時代々々のハヤリがあり 当時の流行は

白いソックスを靴ぎりぎりまで折り 少しでも足を長く見せようとしたものです。

時代は移り 少し前まではルーズソックスが主流でした。

今はスカートを短くするのが流行なのか 女学生はウエストで幾重にも折って

ミニスカートにしています。

この佐川高校は 夏服はポロシャツ 冬服はブレザーになるそうで 学区内の

中学生にもアンケートを取ったとの事です。

制服と言えば今は会社の制服 デパートの制服 航空会社の制服等が

まず頭に浮かびますが 高知ではほとんどの銀行も制服をやめ 窓口のお姉さんも

私服で応対しています。

昔は高知のデパートにもエレベーターガールが居り スーツ姿と制帽と白手袋で

お客さんを案内していました。

やはり別格は航空会社の制服で きちんとしたスーツと黒のパンプス 小粋に巻いたスカーフ

きりっとまとめた髪型で とても好感が持てます。

もちろん美人で知的 スタイル抜群の客室乗務員 (※なぜスチュワーデスと呼ばなくなったのか) が

キビキビ仕事をこなす様は 主人でなくてもうっとりします。

朝 海外ホテルのロビーで出発を待っている時など パイロットとスチュワーデスの

数人がカートを引き 背筋をピンと伸ばし 2列になって出て行く姿は

映画の1シーンを見ているようで絵になり その時はロビーでくつろいでいる客も

皆 目が彼らを追っています。

これも制服でなく私服であれば これ程皆が見ないでしょうし

また絵にもなりません。

病院の看護師(※看護婦という呼び方が好きだけど) さんに入院中憧れ

退院後 やっと食事にまでこぎつけた若者は レストランに現れた

私服の彼女を見てがっかりした と言います。

入院中あんなに憧れた白衣の天使は 普通の女の子ではないか‥‥とね。  


社会人になって着る制服は 一目で会社が分かる為 仕事中はもちろんの事

昼休みなど外へ出た時 滅多な言動は慎まねばならず 会社の威信を背負っている

という責任がありました。

それは学校でも同じで 悪いことをすれば あの学校は と言われます。

このように制服は 学生時代も社会人になってからも ピンと背筋を伸ばす効果があります。

どうぞ佐川高校も 文教の町・佐川 にふさわしい制服に決まりますように。

 

                         

なかなかスチュワーデスさんにも会えませんが 広い成田空港ロビーの

警備員は こんな乗り物で見回りをしていましたよ。             



                         

コメント (6)
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