風船かずらが 風に揺れております。
この袋の中は確か おサルの顔に似た種が入っていたと思います。
私たち2人と 上の階に住む ひろし君(小1仮名)が エレベーター前で
いっしょになり 話しながら待っておりました。
ひろし君は人なつっこく トンボを見かけると
「 おんちゃん 野球しょう! 」
と誘ってくれる 孫と爺やみたいなものです。
エレベーターから 〇〇君のお父さんが降りてきました。
トンボとひろし君の会話です。
ト 〇〇君は 野球しゆうろぉ?
ひ もう野球やめたよ 塾へ行かないかんと
ト ふ~ん ひろし君はやめんと続けるろぉ?
ひ う~~ん 考えゆぅ 野球やめるかもしれん
ト 野球やめてなにをする? サッカーか?
ひ サッカーはしんどいき‥‥
ぼく ダンスしたいがよ!
ト なにっ! ダンス!!
そんな‥ 男がダンスじゃゆうて軟弱なもんせんと サッカーやれ サッカー!
ひ なんじゃく てなに?
ト いかん 降りないかん 今度教えちゃるきね
ダンスらあせんと サッカーやれ サッカーやれよ!
帰り着き まさかと思い聞いてみると やはり まさかでありました。
トンボが思い描くダンスとは なんと 社交ダンスでございまして‥‥
ああ 勘ちがい。。。
小1の子が 社交ダンスをしたいはずがなく
お父さん ひろし君がしたいのは ブレイクダンスなんですよ!