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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

月に雪が降り頻る・・・

2013年01月28日 | Weblog

 作夜半の宇宙は、雪が頻りと降っていて、それは美しい眺めであった。積もるであろう、湿った牡丹雪である。深となった気配が、やはり雪を降らせていた。試験当日でなくよかった。とほっと胸を撫で下ろした。昨日は、雪花の舞う天気ではあったが、積もる程ではなかった。

 感謝の気持ちで、宇宙に祈る。ありがたいことである。自分の仕事に、その内容に自信が持てれば、動揺することも少なくなるのだろう。だが、人間であるが故に、悩み迷うこともある。自分のこれからの生き様を、問い続けてはいきたいものだとも思う。

 試験問題が格別に難しい、とは思えなかった。当たり前の人間の姿があり、人間としてはどうすればいいかを、問われていたのも共感できた。短いにせよ、長い文にしろ、書かれていることを読み取るには、本をたくさん読んでいてよかったとも。

 今、平岩弓枝の『西遊記』を読み返している。孫悟空のいじらしさ、その心に泣いたり笑ったりしている。物語故、天竺に行くことは叶わぬが、苦難の道を進んでいく三蔵法師とその主従に声援を送っている。同時に、物語とはいえ、空想の世界が広がっていく。

 聖徳太子の密使も、面白かった。試験中なのに、読まずにはいられない。却って、気になって眠れないくなる。本の世界は楽しくてならない。挿絵を含んでの、読み応えには心が躍る。新潮文庫での『ああ・無情』も注文した。名作だから読むのではない。

 映画や、テレビとは違う、活字の世界だから好きなのだ。そして、あのフランス革命の歴史にも興味が湧く。植民地を増やし、栄耀栄華を堪能していた貴族社会に、国民は立ち上がった。いつも世にも貧しい労働者がいたのだ。自由・平等・平和。

 南天。難を転じる。野鳥が来て、南天の赤い実を啄ばみ、現在は葉だけです。青い葉の物と、赤い葉のとあります。

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