枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

時雨降りて・・・

2013年12月12日 | Weblog

 天気に布団を干し、油断した。時雨があった。のんびりと朝食を食べていた。外に出たら、アスファルトが濡れているのに、あれれ・・・と布団に触り気づく。仕方ないか、雲は多いが晴れているのに、何とか湿りを取る。寒気団がいるため、空気が冷えている。

 今晩から15日までは、ふたご座流星群が観える。金星も月も煌く。孫の迎えがないので、ごそごそしつつ買い物に出る。リング球を買い、プリンターのインクを求める。鹿沼土や鉢、油性ペンも要るので寄る。鯛の刺身に盛り合わせを買い、握りを思いつく。

 ご飯を炊くのが遅れ、上手く握れない。息子の所まで届け、雑煮を馳走になって帰宅。あれっ、何しに行ったのか?自分の分は残していたので、帰宅してから夕餉の心算であった。まあ、折角の嫁の好意だ。戴かないのも申し訳ない。と、つい欲張り食べる。

 鉢には、鹿沼土を入れ、クリスマスローズを植え替えた。シンプルなのから、緑や濃い桃や薄いのも、八重の白もある。本来は、地植がいいのだが、枇杷の根元で踏んでしまいそう。夏に、木陰を作ってくれるので、この場所がいい。置き場所が少ないのだ。

 種が落ちて芽が出るのに驚いた。移植の時期が早過ぎると、つかずに枯れる。小さな苗が育って、花が咲くのは数年かかる。息子にも娘にも、その趣味はないので、誰が引き取ってくれるか。それを想うと淋しい。買わないようにしているが眼が遇うと挫ける。

 夕方に図書館に行き、三国志10巻を借りる。あまりの面白さに、眠るのも忘れる。寒いからか気分がしゃきっとしているのもいい。風呂上りを布団に潜って読むが手が冷たい。指先の冷たさに堪えて読む。足元は湯たんぽがあり、温かい。腰には温圧をする。

 既に、12月も中盤に入る。気忙しい季節だ。結露の水滴を拭いた雑巾で、外の窓も済ませる。これを繰り返して、掃除を省いている。まあ、屋敷の広さも程ほどなのがいい。庭の外は済ませている。風が吹けば掃くことにして、麦の発芽を楽しみに待とう。

 あれ程、暑かった夏も往き、寒さも本格化するのか、雪虫が飛ぶ。井上靖のしろばんば。程なく雪に変わる気温に、一瞬の夢を視たようだった。この美しい地球を、原発で汚染しし続けることに、何の意味があるのだろう。愚かな選択をして、破滅は近い。

 昨年は、遅い訪園であったので、咲いているのも少なかった。今年の笹百合は、たくさん見えた。笹の形に似ており、そう呼ばれる。

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