深い深い海の底で眠っていた海龍が、毎晩鳴り響く霧笛の音に呼び覚まされ、地上に上がってくるが、哀しいことに、相手は灯台。物言わぬ道標。霧笛は、仲間の呼び声ではなかったのか。哀しみに気も狂わぬばかりの海龍。灯台は破壊されて、再び深海に還る。
原発の、微細な音波が図らずも地震や津波を呼ぶ。波動の呼び声に、再びも三度も災害は起きる。地球上で、あらゆる場所で、原発が再稼動すると、その予波は止まらない。放射線は宇宙に海に、地上にも音もなく注がれる。人類の破滅は既に始まっている。
政治が悪いのも、国会議員の人格の問題も、上に立つ人間等が間違っていた。然し尚、誰一人としてやり直そうとした者はいない。地球人類の最大の汚点。原発を造ったことにある。平和に利用しようとも、核兵器は造らないと云ったところで、最早後の祭りです。
この数日間、寒さに体がめげますが、年末の大掃除をしなくてはなりません。基本的には、掃除をしないのなら汚さない。汚したら直ぐに掃除です。溜めると、後が遣り難くなり、時間も膨大にかかる。3ヶ月サイクルで遣っていると、時間も短縮されて手早く片付く。
掃除は、環境に配慮したもので、そこから得る影響力は大きい。そりゃそうでしょう。台所やトイレが汚れていたら、げんなりしますよ。食欲も減退です。落ち着いて用が足せませんよ。きれいに掃除がされていれば、気持ちいいのは無論、ほっとして安心します。
トイレは特に、皆が使うものです。何時も清潔を心がけ、見た目も落ち着く空間が大切です。ゴミ箱に至っても同じで、きれいにしておきたいもの。洗濯機を掃除しながら、いつもありがとう、お礼を言いました。年がら年中、動いてくれているのだ。せめて綺麗に。
物言わず居ても、洗濯機や乾燥機、窓ガラスがなくては、寒さや暑さから、風や雨から守ってくれない。だからこそ感謝の想いも籠めて、掃除をするのだろう。トイレに神さまは居るよ。磨き上げたら私も気持ちが真新しくなった。清々しい気分になれたのがうれしい。
今夏の、枇杷葉の実と種。甘酸っぱさが口中に広がった。種は、枇杷酒と、お茶にしたよ。香りが仄かに匂っている。